[概要][調査票][検索]

調査票

調査番号 0254

調査名  人材開発戦略アンケート,2000

(注)数値は%。NAは無回答。nは総数。特に表示していない場合はn=234である。


[経営戦略と人材開発の連動について]

問1 貴社では、経営戦略と人材開発は連動していますか。(ひとつに○)

  1 経営戦略を十分に反映して人材開発を行っている            12.8
  2 経営戦略を反映させようとしているが、十分ではない          56.8
  3 経営戦略と人材開発の連動の必要性は感じているが、連動はできていない 30.3
  4 経営戦略と人材開発は連動させる必要はないと考えている         0.0
  5 その他(           )                   0.0

問2 貴社では、社内外の知識を獲得・創造・活用するためのナレッジマネジネント*を実践されていますか。(ひとつに○)

  1 全社的に実践している     15.8
  2 特定の部署で実践している   38.0
  3 検討・準備中である      30.8
  4 検討していない        15.4
 * ナレッジマネジメントとは、IT(情報技術)を用い、知識の可視化、共有化、創造、活用を図るものである

問3 貴社では、ビジネスリーダー(事業部長層・新規事業責任者)に焦点を当てた特別の獲得・育成・活用施策を行っていますか。また、今後の予定はいかがですか。(それぞれに○)

(1) ビジネスリーダーに焦点を当てた特別の獲得(採用)方法の実施(社外からのヘッドハンティング等)
 <実施している>
  1 はい             17.5
  2 いいえ↓           80.3
  NA                2.1
  ↓(注:「2 いいえ」と答えた方へ)
 <今後、実施予定がある>(n=188)
  1 はい             28.7
  2 いいえ            65.4
  NA                5.9

(2) ビジネスリーダーに焦点を当てた特別の育成メニューの用意(選抜教育、社外留学等)
 <実施している>
  1 はい             47.9
  2 いいえ↓           51.3
  NA                0.9
  ↓(注:「2 いいえ」と答えた方へ)
 <今後、実施予定がある>(n=120)
  1 はい             58.3
  2 いいえ            38.3
  NA                3.3

(3) ビジネスリーダーに焦点を当てた特別の活用方法の実施(早期選抜・登用、国内外のグループ企業の幹部任命等)
 <実施している>
  1 はい             40.2
  2 いいえ↓           58.5
  NA                1.3
  ↓(注:「2 いいえ」と答えた方へ)
  <今後、実施予定がある>(n=137)
  1 はい             52.6
  2 いいえ            41.6
  NA                5.8

問4 貴社では、次世代のトップマネジメントを選抜・育成する特別の教育システム(社長塾、留学、コーポレートユニバーシティ等)を構築していますか。(ひとつに○)

  1 構築している         21.8
  2 検討・準備中である      19.7
  3 研究中である         27.4
  4 検討はしていない       30.8
  NA                 0.4

問5 コア人材(会社に残って欲しい人材)を対象とした「コーポレートユニバーシティ」は、企業内教育を外部機関などと積極的にタイアップし、社外に開かれている点が特徴の研修システムとされていますが、このようなシステムで検討に値する(あるいは注目している)外部機関(大学・研究機関・教育団体・コンサルティング団体など)がありますか。

  1 ある↓            23.9
  2 ない             71.8
  NA                4.3
  ↓「ある」とお答えの場合の具体的な機関名
  (                 )
  (                 )
  (                 )
  (                 )

問6 最近、キャリア開発の責任は個人にありという考え方が提唱されています。反面、キャリア開発の中心は、企業が中心となってという考え方もあります。貴社では、自己責任型キャリア開発の積極的な導入が可能とお考えですか。(ひとつに○)

  1 大変興味があり、導入を積極的に考えている      29.1
  2 個人主体ということになら、人事ローテーション    50.9
   などに支障が生じる可能性があるが、時代の流れ
   でもあり、導入を検討すべき(している)
  3 日本の人事制度になじまないので、導入は難しい    10.3
  4 その他(      )                9.8


[人材開発のIT化(情報技術)について]

問7 貴社では現在と比べて今後3年間くらいで人材開発投資(予算総額)はどのようにしたいとお考えですか。(ひとつに○)

  1 増加させる          23.9
  2 若干増加させる        35.0
  3 現状並み           35.5
  4 若干減少させる         4.7
  5 減少させる           0.9

問8 貴社では教育・研修分野においてIT(情報技術)を活用していますか。(ひとつに○)

  1 既に活用している       22.2
  2 活用しようと取り組んでいる  38.9
  3 非常に関心を持っている    32.1
  4 あまり関心はない        6.8

問9 貴社では教育コースの内、どの程度がWBT(web based training)*となっていますか。5年後はどの程度、拡大すると思いますか。(それぞれの番号を回答欄に記入)

 現在
  1 ほぼ0%            56.0
  2 1~10%程度          29.1
  3 10~20%程度          4.3
  4 20~50%程度          1.3
  5 50%以上            0.9
  NA                8.5

 5年後
  1 ほぼ0%            2.1
  2 1~10%程度          20.5
  3 10~20%程度          34.2
  4 20~50%程度         26.5
  5 50%以上            6.8
  NA                9.8

 * WBTとは、電子メールやインターネット、情報ネットワークを使い、教育・研修を行うこと

問10 貴社では能力開発に関して、ベンチマーキングあるいは参考にしている企業はありますか。ありましたら、その企業名をご記入ください。

  1 ある↓            24.4
  2 ない             72.6
  NA                3.0
  ↓ベンチマーキングの対象(あるいは参考)となる企業名
  (                 )
  (                 )
  (                 )
  (                 )
  (                 )


[人材の流動化について]

問11 人材の流動化に関して以下の質問にご回答ください。
(1) 貴社において、3年前にくらべると離職率はどうでしょうか。なお、離職率は定年退職者を除く退職者比率を指します。(ひとつに○)

  1 上がっている         23.5
  2 あまり変わらない       59.8
  3 下がっている         15.0
  NA                1.7

(2) 貴社において、離職率は今後、どうなっていくと思われますか。(ひとつに○)

  1 大幅に上がる          1.3
  2 少しずつ上がる        51.3
  3 変わらない          41.9
  4 減る              3.8
  NA                1.7

(3) キャリアのある中途採用者数を増やす予定はありますか。(ひとつに○)

  1 ある             64.1
  2 ない             12.0
  3 変わらない          23.5
  NA                0.4

(4) 従来に比べ、コア人材(会社に残って欲しい人)の評価を受けていた社員の流出が増えてきたという話を聞きますが、貴社ではそのような実態がありますか。

  1 ある(増えている)      21.8 →(5)へ
  2 ない(特に増えてはいない)  77.8 → 次ページ(問12)へ
  NA                0.4

↓(注:(4)で「1」と答えた方へ)
(5) あるとすれば、何かリテンション*のための手を打っていますか。手を打っている場合、その具体的な施策を簡単にご記入ください。(ひとつに○)

  1 打っている↓         15.7
  2 対策を検討中である      62.7
  3 打っていない         21.6
  ↓(注:「1」と答えた方へ)
 (                  )
 * リテンションは、人材に対し自社に定着してもらうことを目的とした諸施策

問12 雇用延長に関して以下の質問にご回答ください。

(1) 貴社では60歳以降を対象とした「雇用延長制度」あるいは「再雇用制度」を実施していますか。管理職、非管理職別にそれぞれ○をおつけください。
(注:1 導入している 2 導入していない 3 NA  を表示)

              1    2    3
 <雇用延長制度>
   非管理職      10.7  85.0   4.3
   管理職       13.7  80.8   5.6
 <再雇用制度>
   非管理職      47.4  50.4   2.1
   管理職       45.3  52.1   2.6

(2) 上記で非管理職を対象として「制度を導入している」に○をおつけいただいた方にお聞きします。

 <雇用延長制度の導入について>(n=25)
  1) 雇用延長制度が適用される上限は何歳ですか。  (   )歳  平均 64.29歳
  2) 雇用延長制度は希望する方のうち、どのくらいの方に適用されているのでしょうか。(ひとつに○)
   1 20%未満          32.0
   2 20~40%未満        12.0
   3 40~60%未満        12.0
   4 60~80%未満         8.0
   5 80~100%未満        4.0
   6 ほぼ100%          28.0
   NA               4.0

 <再雇用制度の導入について>(n=111)
  1) 再雇用制度が適用される上限は何歳ですか。  (   )歳  平均 64.04歳
  2) 再雇用制度は希望する方のうち、どのくらいの方に適用されているのでしょうか。(ひとつに○)
   1 20%未満          41.4
   2 20~40%未満         5.4
   3 40~60%未満         8.1
   4 60~80%未満        12.6
   5 80~100%未満        6.3
   6 ほぼ100%          15.3
   NA               10.8


[組織風土について]

問13 以下の組織風土*に関するそれぞれの項目について、貴社は他社(競合など)に比べてどのような水準にあると思われますか。(5段階からひとつずつ番号を選んで○をおつけください。お感じでけっこうです。)
 また、一般的に「優良企業」といわれている企業はどのような風土が優れている(特長)と思われますか。(A~Tから3つまで選んで番号に○をおつけ下さい。)

(注:<貴社は(競合)他社に比べて、>1 優れていると思う 2 やや優れていると思う 3 同程度である 4 やや劣っていると思う 5 劣っていると思う  を表示)
〔組織風土項目〕               1   2   3   4   5
  A 顧客指向              
  B 技術・品質(サービス含む)重視志向 
  C "人"の成長・育成重視        
  D 公正で機会平等な実力主義      
  E グローバル意識           
  F 会社としての"個性"重視       
  G ベンチャー的発想(失敗を恐れない) 
  H トップダウン重視          
  I 風通しのよさ            
  J 家族的な雰囲気(チームワーク)   
  K 従業員の自主性・主体性重視     
  L スピード志向            
  M 仕事の正確性            
  N 現場主義              
  O 数値重視(科学的なマネジメント)  
  P コスト意識・効率性重視       
  Q 実行・実施を重視(評論家ではない) 
  R まじめさ(堅実さ)         
  S 異質な考えの受け入れ重視      
  T 社会との関係重視、オープン性    

 <「優良企業」の優れている点(3つまで○)>
  A 顧客指向                
  B 技術・品質(サービス含む)重視志向   
  C "人"の成長・育成重視          
  D 公正で機会平等な実力主義        
  E グローバル意識             
  F 会社としての"個性"重視         
  G ベンチャー的発想(失敗を恐れない)   
  H トップダウン重視            
  I 風通しのよさ              
  J 家族的な雰囲気(チームワーク)     
  K 従業員の自主性・主体性重視       
  L スピード志向              
  M 仕事の正確性              
  N 現場主義                
  O 数値重視(科学的なマネジメント)    
  P コスト意識・効率性重視         
  Q 実行・実施を重視(評論家ではない)   
  R まじめさ(堅実さ)           
  S 異質な考えの受け入れ重視        
  T 社会との関係重視、オープン性      

 * 組織風土とは、(様々な定義がありますが、本調査では広い概念を用い)従業員によって共有・伝承されている価値観、行動規範、信念などが集合した特徴を指します。

問14 ここ3年間、貴社の組織風土は変化していますか(ひとつに○)。風土が変化している場合、変化へ大きな影響を与えた要素は何ですか(3つまで○)。

  1 あまり変化していない     24.8
  2 変化している↓        73.9
  NA                1.3
  ↓(注:「2」と答えた方へ)
 <変化への影響要素の選択肢(3つまで○)>(n=173)
   1 人事制度の改革・改訂         59.0
   2 経営トップの交代           36.4
   3 経営理念・ビジョン策定        31.2
   4 事業構造の転換            37.0
   5 合併・提携               9.8
   6 海外進出                6.9
   7 新製品・サービスのヒット        2.3
   8 業績の向上               6.4
   9 異色人材の採用             2.9
   10 職場改善運動の活性化          8.1
   11 組織上の問題点の顕在化・共有化    16.8
   12 人員の削減              24.3
   13 不祥事                 2.3
   14 その他(   )            5.8

問15 貴社は組織風土の改革へどのように取り組んでいますか。(ひとつに○)

  1 風土改革へ積極的に取り組み、施策を実施している           49.6
  2 風土改革の必要性は感じているが、具体的施策はあまり実施していない  49.6
  3 風土改革の必要性は感じない                      0.9
  4 その他(   )                           0.0

問16 貴社では組織風土に関する社員調査(社員意識調査)を実施したことがありますか。(ひとつに○)

  1 定期的に実施している          15.4
  2 実施したことがあるが不定期である    32.5
  3 1回実施したことがある          8.5
  4 実施したことがあるが止めている     11.5
  5 実施したことはない           31.6
  NA                     0.4


[製造業など社内に技術者がいる企業の方にお聞きします。その他の企業の方は次ページ(F1)にお進みください。]

問17 貴社は、おおよそ5年先くらいまで考えて将来の技術開発力についてどう評価されていますか。(ひとつに○)(n=136)

  1 まったく悲観的         0.7
  2 どちらかといえば悲観的    45.6
  3 やや楽観的          31.6
  4 非常に楽観的          2.2
  5 わからない          14.7
  NA                5.1

問18 貴社では、5年先を考えると優秀な技術者確保のために外国から技術者を雇用することを考えていますか。(ひとつに○)(n=136)

  1 まったく考えていない      8.8
  2 おそらくない         27.2
  3 分野によって必要と考えている 49.3
  4 依存せざるを得ない       2.2
  5 わからない           8.1
  NA                4.4

問19 理工系学生の質が低下し、近年の技術者の卵は頼りないということがよく指摘されますが、貴社ではそのような傾向をどう評価されていますか。(ひとつに○)(n=136)

  1 能力低下が著しく、問題である  0.7
  2 低下は否定できない      47.8
  3 何とかなる程度        35.3
  4 まったく問題なし       11.8
  NA                4.4


[以降の質問は全員の方にお聞きします。]
[貴社の経営全般のことについておうかがいいたします。]

F1 貴社単独で最も売上高の多い分野の業種は何ですか。(ひとつに○)

  1 消費財製造業         24.4
  2 素材・生産財製造業      20.5
  3 建設・不動産業         7.3
  4 小売業             6.4
  5 卸売業・商社          8.1
  6 金融・証券・保険業       7.7
  7 運輸・物流業          5.6
  8 情報・通信業          6.0
  9 その他サービス         5.6
  10 その他(   )        6.8
  NA                1.7

F2 貴社単独の従業員規模はどれくらいですか。(ひとつに○)

  1 500人未満           9.8
  2 500~1,000人未満       15.4
  3 1,000~3,000人未満      32.9
  4 3,000~5,000人未満       9.4
  5 5,000人以上          32.5

F3 貴社の管理者比率(概算)はどれくらいですか。(ひとつに○)

  1 10%未満           
  2 10~15%未満         
  3 15~20%未満         
  4 20%以上           

F4 貴社は創業してから何年、経っていますか。(ひとつに○)

  1 30年以上           
  2 20~30年未満         
  3 10~20年未満         
  4 5~10年未満         
  5 5年未満           

F5 貴社の最近3年間(98年度、99年度、2000年度)の決算状況(予測含む)から判断して、以下の各項目ごとに当てはまるものを1つずつ選び、○をつけてください。

 〔売上高〕
  1 増加傾向           
  2 横ばい            
  3 減少傾向           
  4 増減の繰り返し        

 〔従業員数〕
  1 増加傾向           
  2 横ばい            
  3 減少傾向           
  4 増減の繰り返し        

 〔営業利益〕
  1 増加傾向           
  2 横ばい            
  3 減少傾向           
  4 増減の繰り返し        


お忙しいところご協力いただき誠にありがとうございました。


All Rights Reserved, Copyright (c)2002 Center for Social Research and Data Archives, Institute of Social Science, The University of Tokyo