調査番号 0414
調査名 企業の女性活用と経営業績との関係に関する調査,2003
( 単位 : パーセント。 NA = 無回答。 N = 455。 )
Ⅰ. 貴社について
問1 貴社の5年前の従業員数 ( 正社員 + 非正社員 ) を100とした場合、現在はどの程度ですか。
指数でお答えください。
5年前 100 → 現在 ( 104.1 )
80未満 20.9
80以上90未満 21.3
90以上100未満 24.8
100以上120未満 17.8
120以上 13.8
不明 1.3
問2 貴社が属する業界の最近の市場は、5年前と比べてどのような状況ですか。
( ○は1つ )
1 拡大している 8.8
2 やや拡大している 14.1
3 現状維持 18.9
4 やや縮小している 25.9
5 縮小している 30.8
不明 1.5
問3 貴社が競争相手とする企業と比べた場合、最近の貴社の業績はよいと思われますか。(
○は1つ )
1 良い 7.7
2 やや良い 17.8
3 ほぼ同じレベル 34.3
4 やや悪い 23.1
5 悪い 13.4
不明 3.7
問4 貴社の5年前の「売上」を100とした場合、現在はどの程度ですか。指数でお答えください。
5年前 100 → 現在 ( 108.4 )
80未満 17.8
80以上100未満 34.7
100以上110未満 17.4
110以上120未満 8.4
120以上 15.2
不明 6.6
問5 貴社の5年前の「営業利益」を100とした場合、現在はどの程度ですか。指数でお答えください。
5年前 100 → 現在 ( 154.5 )
60未満 26.2
60以上100未満 25.7
100以上150未満 18.5
150以上200未満 5.7
200以上 11.9
不明 12.1
問6 現状と比べて、貴社は今後、経営戦略として以下の点をどの程度重視したいと考えていますか。
( それぞれについて○は1つ )
( 注 : Ⅰ 重視する Ⅱ やや重視する Ⅲ 現状維持 Ⅳ あまり重視しない Ⅴ 重視しない
の%を表示 )
Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ
Ⅴ NA
特定の事業分野への経営資源の集中 36.9 35.4 19.6 1.3 1.3 5.5
新規事業分野への積極的展開 26.2 39.1 17.4 7.0 5.5 4.8
海外生産・調達の推進 22.6 24.8 18.9 8.1
18.2 7.3
銀行借入れから社債・株式への切替 2.4 9.7 54.9 10.8 12.3 9.9
問7 現状と比べて、貴社は今後、人事戦略として以下の点をどの程度重視したいと考えていますか。
( それぞれについて○は1つ )
( 注 : Ⅰ 重視する Ⅱ やや重視する Ⅲ 現状維持 Ⅳ あまり重視しない Ⅴ 重視しない
の%を表示 )
Ⅰ Ⅱ Ⅲ
Ⅳ Ⅴ NA
長期安定雇用の維持 8.6 11.9 56.3 19.1 2.6 1.5
長期勤続を奨励する処遇制度 1.8 2.9 47.0 32.5
13.6 2.2
職種 ・ 部門ごとに処遇の違いを
認める人事管理の多元化 17.6 46.8 27.5 5.9 0.7 1.5
社内公募制等の社員の希望を重視した
配置政策 11.6 34.1 38.2
10.3 3.3 2.4
評価 ・ 処遇の成果主義 ・ 業績主義化 61.3 31.4 5.5 0.2 0.0 1.5
女性社員の能力発揮を促進する取り組み
( ポジティブ ・ アクション ) 13.6 43.5 37.8 2.4 0.7 2.0
従業員の能力開発の自己責任化 23.5 48.6 25.5 0.7 0.0 1.8
幹部候補者の早期選抜 ・ 育成 26.4 49.5 21.1 1.1 0.4 1.5
Ⅱ. 女性社員の現状
問1 正社員全体のなかで女性社員が占める比率は。
( 20.1 ) %
10%未満 22.2
10%以上15%未満 19.3
15%以上20%未満 17.8
20%以上30%未満 20.9
30%以上 18.7
不明 1.1
問2 貴社の5年前の女性正社員数を100とした場合、現在はどの程度ですか。指数でお答えください。
5年前 100 → 現在 ( 95.7 )
60未満 11.2
60以上80未満 26.8
80以上100未満 31.4
100以上120未満 16.9
120以上 10.5
不明 3.1
問3 正社員の平均勤続年数を男女別に記入してください。
① 男性 ( 17.4 ) 年
② 女性 ( 12.4 ) 年 ─ 5年未満 7.9
5年以上10年未満 35.6
10年以上15年未満 30.5
15年以上 20.2
不明 5.7
( N=424 )
問4 最近3年間の採用についてお聞きします。
① ( N=424 )
新卒 ( ) 名 ( うち女性 名 )
(注:新卒者に占める女性比率の集計結果)
0% 7.1
0%超20%未満 30.7
20%以上50%未満 39.4
50%以上 22.9
不明 -
平均 31.9%
② ( N=361 )
中途採用 ( ) 名 ( うち女性 )
(注:中途採用者に占める女性比率の集計結果)
0% 23.3
0%超20%未満 29.4
20%以上50%未満 29.9
50%以上 17.5
不明 -
平均 25.2%
問5 「係長・主任相当」全体のなかで女性社員が占める比率は。( N=424 )
( 7.9 ) %
0% 18.5
0%超3%未満 27.0
3%以上5%未満 8.6
5%以上10%未満 14.9
10%以上 24.8
不明 6.2
問6 「課長相当」全体のなかで女性社員が占める比率は。 ( N=424 )
( 2.3 ) %
0% 47.9
0%超1%未満 16.5
1%以上3%未満 14.3
3%以上5%未満 5.9
5%以上 11.2
不明 4.2
問7 「部・次長相当以上」全体のなかで女性社員が占める比率は。 ( N=424 )
( 1.1 ) %
0% 76.3
0%超1%未満 6.2
1%以上2%未満 5.1
2%以上 8.4
不明 4.2
問8 女性管理職 ( 課長相当以上 ) の比率は、5年前と比較してどの程度増減しましたか。(
○は1つ )
大幅に増えた 6.2
やや増えた 29.2
現状維持 52.7
やや減った 4.8
大幅に減った 1.3
不明 5.7
Ⅲ. 女性社員の能力発揮促進のための取組の現状
問1 貴社では、女性社員の能力発揮促進に取り組むために、プロジェクトチームを設けていますか。
┌1 はい 4.6
│2 いいえ 95.2
│ 不明 0.2
│
└→ ①そのプロジェクトチームのリーダーにはどのような者が就いていますか。(
○は1つ )
( N=21 )
1 社長 19.0
2 副社長 4.8
3 専務取締役 -
4 常務取締役 4.8
5 取締役部長 4.8
6 部長 9.5
7 その他
( 具体的に ) 52.4
不明 4.8
問2 貴社では、女性社員の能力発揮促進に取り組むために、推進担当者を決めていますか。
( ○はいくつでも )
1 全社的に決めている 15.6
2 部門ごとに決めている 3.3
3 職場ごとに決めている 4.0
4 決めていない 77.6
不明 1.1
問3 貴社では、女性社員の採用拡大について以下のようなことをどの程度取り組んでいますか。
( それぞれについて○は1つ )
( 注 : Ⅰ 積極的に取り組んでいる Ⅱ ある程度積極的に取り組んでいる
Ⅲ あまり取り組んでいない Ⅳ 取り組んでいない の%を表示 )
Ⅰ Ⅱ Ⅲ
Ⅳ NA
役員や面接担当者への男女均等な採用に関する研修 9.9 36.9 27.7
20.9 4.6
男女に公正な選考を解説したマニュアル等の作成 10.1 29.9 27.9
27.0 5.1
採用権限のある者に女性を含める等の選考の
中立性の確保 15.4 31.2 25.3
23.3 4.8
事実上女性が満たしにくい採用条件の見直し 12.5 31.2 29.5
18.5 8.4
女性の少ない職種への女性求職者を対象とした
職場見学会 3.1 5.5 30.8
54.7 5.9
女性在籍者の多い学校や学科等を含める等の
求人先の見直し 5.5 20.2 35.4
32.5 6.4
会社案内等で社内で活躍している女性社員の紹介 24.6 33.4 21.3
16.0 4.6
「広域転勤」等女性が事実上満たしにくい募集・
採用条件の見直し 6.2 22.9 36.0
27.3 7.7
その他 ( 具体的に )
問4 貴社では、女性社員の職域拡大について以下のようなことをどの程度取り組んでいますか。
( それぞれについて○は1つ )
( 注 : Ⅰ 積極的に取り組んでいる Ⅱ ある程度積極的に取り組んでいる
Ⅲ あまり取り組んでいない Ⅳ 取り組んでいない の%を表示 )
Ⅰ Ⅱ Ⅲ
Ⅳ NA
男女ともに使いやすい器具・設備等の導入 11.2 37.4 30.1
16.3 5.1
新たな仕事にチャレンジできる工夫 17.6 45.7 23.3 9.7 3.7
新しい業務に就く場合の教育訓練機会の確保 13.0 46.2 26.4
10.5 4.0
新しい業務に就いた女性社員への人事部のフォロー 4.8 34.1 38.9
15.8 6.4
対外的な業務に新たに女性を配置する際の取引先
への事前説明等の配慮 1.8 20.2 49.0
23.3 5.7
女性社員の受け入れ経験の乏しい管理職に対する
研修 1.3 16.3 45.5
31.2 5.7
異なる職場で働く女性社員同士が交流できる機会
への支援 3.1 26.8 39.3
24.8 5.9
幅広く様々な仕事を女性社員に経験させること 11.9 42.4 29.7
11.6 4.4
女性社員がいなかった職場へ新たに配置する場合、
複数の女性を配置すること 4.6 16.9 45.1
28.1 5.3
その他 ( 具体的に )
問5 貴社では、女性管理職を増やすことについて以下のようなことをどの程度取り組んでいますか。
( それぞれについて○は1つ )
( 注 : Ⅰ 積極的に取り組んでいる Ⅱ ある程度積極的に取り組んでいる
Ⅲ あまり取り組んでいない Ⅳ 取り組んでいない の%を表示 )
Ⅰ Ⅱ Ⅲ
Ⅳ NA
昇進・昇格基準の明確化 32.5 46.6 12.5 5.1 3.3
評価・査定基準の明確化 34.9 44.6 12.5 4.8 3.1
男女に公正な人事考課を行うための評価者研修 25.5 40.9 22.9 8.1 2.6
転勤等の要件を満たさなくても管理職に登用する
こと 11.9 31.6 28.6
20.4 7.5
将来のキャリアなどについての相談の実施 6.6 27.3 44.0
17.8 4.4
管理職候補の女性社員をリストアップし、個別に
育成すること 3.3 12.1 48.1
31.2 5.3
各種研修など教育機会への女性社員の参加の奨励 15.2 47.9 21.1
11.2 4.6
昇進・昇格試験への受験の女性社員への奨励 11.6 30.3 26.6
22.9 8.6
モデル ( 模範 ) となる女性社員の育成および
提示 3.7 22.2 42.2
25.9 5.9
女性の管理職候補を対象とした研修 3.3 9.5 40.2
40.9 6.2
女性社員の会議や勉強会でのリーダーへの登用 5.7 31.4 35.4
19.8 7.7
その他 ( 具体的に )
問6 貴社では、女性社員の勤続年数を伸ばすことについて以下のようなことをどの程度取り組んで
いますか。( それぞれについて○は1つ )
( 注 : Ⅰ 積極的に取り組んでいる Ⅱ ある程度積極的に取り組んでいる
Ⅲ あまり取り組んでいない Ⅳ 取り組んでいない の%を表示 )
Ⅰ Ⅱ Ⅲ
Ⅳ NA
育児・介護休業後の円滑な職場復帰のための
情報提供 21.3 44.0 24.8 8.1 1.8
育児・介護休業後の円滑な職場復帰のための研修 7.7 20.2 44.6
25.5 2.0
育児・介護休業制度を取りやすい雰囲気作り 18.5 54.9 20.2 4.6 1.8
長期勤続のための生活設計についての相談 2.6 15.2 47.5
31.2 3.5
女性社員が出産後も働き続けることが当たり前と
なるよう従業員への意識啓発 12.1 39.3 36.9 9.9 1.8
未消化の年次有給休暇日数を看護等に当てること 9.7 24.6 35.8
26.8 3.1
その他 ( 具体的に )
問7 貴社では、男女の役割分担意識を解消するために、以下のようなことをどの程度取り組んでいますか。
( それぞれについて○は1つ )
( 注 : Ⅰ 積極的に取り組んでいる Ⅱ ある程度積極的に取り組んでいる
Ⅲ あまり取り組んでいない Ⅳ 取り組んでいない の%を表示 )
Ⅰ Ⅱ Ⅲ
Ⅳ Ⅴ
電話対応・会議の準備・社内郵便の仕分け等を
男女で分担 21.1 46.2 23.5 7.0 2.2
会議等で女性社員に発言や提案を求めること 17.4 52.1 22.2 6.2 2.2
会議や打ち合わせで女性社員が発言しにくい
雰囲気をなくす工夫 11.0 49.7 27.5 9.2 2.6
全社レベルでの女性社員の意識や要望の把握 11.0 38.7 35.4
11.4 3.5
男女の役割分担意識の解消のため管理職や
従業員に対する研修 8.4 27.7 40.2
20.9 2.9
セクシュアルハラスメントの防止のための研修 24.6 40.0 27.3 7.0 1.1
日常の仕事の与え方の男女差をなくすための
管理職への指導 10.3 41.3 36.0
10.1 2.2
その他 ( 具体的に )
問8 貴社では、以下のような諸制度を導入していますか。( ○はいくつでも )
1 社内公募制 30.8
2 自己申告制 64.6
3 育児・介護休業法を上回る育児・
介護休業制度 39.3
4 企業内託児施設の配置 2.9
5 在宅勤務 2.0
6 フレックスタイム 42.9
7 育児や介護の理由で退職した
従業員の再雇用制度 16.3
不明 15.6
問9 貴社は、同業種の企業の中では、貴社の女性社員の能力発揮促進のための取り組みについて
どのように自己評価していますか。 ( ○は1つ )
1 進んでいる 5.7
2 ある程度進んでいる 40.7
3 あまり進んでいない 43.5
4 進んでいない 7.5
不明 2.6
Ⅳ. 女性社員の能力発揮促進を図るための目標
問1 貴社では、女性の採用比率をあげるために数値目標を設定していますか。
┌1 はい 3.5
│2 いいえ 95.8
│ 不明 0.7
│
├→ ①目標は何%アップすることですか。( 小数点以下は四捨五入してください。
) ( 有効数 11 )
│
│ ( 21.6 ) %
│
└→ ②目標は現在どの程度達成しましたか。( ○は1つ ) ( 有効数 16 )
1 進んでいる 43.8
2 ある程度進んでいる 37.5
3 あまり進んでいない 12.5
4 進んでいない -
不明 6.3
問2 貴社では、女性の管理職比率をあげるために数値目標を設定していますか。
┌1 はい 4.2
│2 いいえ 95.4
│ 不明 0.4
│
├→ ①目標は何%アップすることですか。( 小数点以下は四捨五入してください。
) ( 有効数 13 )
│
│ ( 24.5 ) %
│
└→ ②目標は現在どの程度達成しましたか。( ○は1つ ) ( 有効数 19 )
1 達成した -
2 おおむね達成した 31.6
3 あまり達成していない 42.1
4 達成していない 15.8
不明 10.5
問3 貴社では、女性社員の勤続年数を伸ばすために数値目標を設定していますか。
┌1 はい 0.7
│2 いいえ 98.7
│ 不明 0.6
│
├→ ①目標は何%アップすることですか。( 小数点以下は四捨五入してください。
) ( 有効数 3 )
│
│ ( 6.0 ) %
│
└→ ②目標は現在どの程度達成しましたか。( ○は1つ ) ( 有効数 3 )
1 達成した 33.3
2 おおむね達成した 33.3
3 あまり達成していない 33.3
4 達成していない -
不明 -
問4 貴社では、女性社員の能力発揮促進を図った結果、何らかの効果がありましたか。(
○は1つ )
┌1 効果があった 5.3
├2 ある程度効果があった 47.0
├3 効果があまりなかった 16.7
│4 効果は全くなかった 3.3
│ 不明 27.7
│
└→ ①どのような効果がありましたか。( ○はいくつでも ) ( N=314 )
1 経営の効率化が図られた 6.7
2 顧客ニーズに的確に対応できるようになった 15.3
3 企業イメージが向上した 12.4
4 男女ともに働きやすい職場になった 28.7
5 男女ともに職務遂行能力によって
評価されるという意識が高まった 60.5
6 職場に活気が出た 19.7
7 年功序列的な体質にあった男性社員にも
活気が出た 6.4
8 女性社員の責任感が向上した 70.7
9 その他 ( 具体的に : ) 1.6
10 とくになし 3.2
不明 6.1
ご協力ありがとうございました。