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調査票



調査番号 H005
調査名  生産現場における外部人材の活用に関する調査,2003

(注)・数字は特に表示のない限り%を示す。NAは無回答。Nは総数。


Ⅰ 貴事業所の主要製品や生産活動についてうかがいます。


問1 貴事業所の主要製品をご記入下さい
(例: 携帯電話、半導体組立、パソコン、小型モーター、コンデンサ、スイッチなど)

(               )

問2 主要製品は受注生産ですか、見込み生産ですか(1つだけ○)。(N=92)

1 受注生産のみ     30.4
2 受注生産が多い    33.7
3 見込み生産が多い   28.3
4 見込み生産のみ     7.6

問3 主要製品の、過去1年間における生産量の変動幅はどの程度でしょうか。ボトムを100としたときのピーク時の値をご記入下さい。

  最も少ない時の生産量 : 100
  最も多い時の生産量  : 221.3(平均値)(N=91)

問4 主要製品の生産量や受注量は、どの程度先まで予測できますか(1つだけ○)。(N=92)

1 ほとんど見通しがつかない     3.3
2 1週間先まで            4.3
3 数週間先まで           9.8
4 1か月先まで           10.9
5 数か月先まで           37.0
6 半年先まで            18.5
7 1年先まで            10.9
8 数年以上先まで          4.3
NA                  1.1  

問5 主要製品の海外での生産規模はどの程度ですか(1つだけ○)。(N=92)

1 海外では生産していない          38.0
2 国内より小さな規模で生産している     42.4
3 国内とほぼ同じ程度の規模で生産している  9.8
4 国内より大きな規模で生産している     9.8

問6 主要製品におけるコスト競争の厳しさはどの程度ですか。「コスト競争はほとんどない」を1、「コスト競争が非常に激しい」を5として、以下の5段階評価で判断して下さい。(N=92)

1 コスト競争が非常に激しい    40.2
2                 38.0
3 中間              15.2
4                  5.4
5 コスト競争はほとんどない     1.1

問7 貴事業所では、過去3年間、次のような生産技術・管理面におけるコストダウン策が行われてきましたか(あてはまるものすべてに○)。(N=90)

1 CAD/CAM化の推進                    35.6
2 CIM又はMES(Manufacturing Engineering System)の導入  18.9
3 サプライチェーンマネージメントの導入(ネットワークで
  取引企業間を結び生産、販売、在庫などの企業情報を共有
  し、短納期、在庫削減などを実現)           38.9
4 外注化(アウトソーシング)の徹底            64.4
5 部材の海外からの調達                  46.7
6 他社の生産性、リードタイム、品質などを数値化し、目標
  を設定して改善                     33.3
7 その他                         15.6
8 特にしていない                     2.2


Ⅱ 製造業務における労働者派遣についてうかがいます。


問8 貴事業所では、労働者派遣法が改正され、2004年3月から、製造業務での派遣の活用が認められることをご存じですか(1つだけ○)。(N=92)

1 法律の内容まで良く知っている        34.8
2 詳しくはわからないが、だいたい知っている  65.2
3 知らなかった                 0.0

問9 製造業務での労働者派遣活用について、貴事業所の意向をうかがいます。

(1)製造業務への労働者派遣が可能になった場合、貴事業所では製造現場において、どのように派遣労働者を活用したいとお考えですか。「A.派遣期間が1年に制限されている場合」と、「B.派遣期間が3年に制限されている場合」(注)に分けてお答えください。(AとBそれぞれ1つだけに○)。
 (注・同一就業場所の同一の業務について、1年あるいは3年を超える期間継続して派遣を受け入れることができないことをいいます)
(注:A 1年に制限されている場合 B 3年に制限されている場合 の%を表示)(N=92)

                           A   B
1 製造現場の外部人材はすべて派遣労働者にしたい   2.2  4.3
2 派遣を中心に活用し、一部で請負も活用したい   12.0 17.4
3 派遣は一部で活用し、請負を中心に活用したい   27.2 33.7
4 製造現場の外部人材はすべて請負労働者にしたい  22.8 10.9
5 製造現場で外部人材を活用するつもりはない    17.4 18.5
NA                         18.5 15.2 

(2)(1)で「A.派遣期間が1年に制限されている場合」に「1~3 派遣労働者を活用したい」と答えた方にうかがいます。派遣労働者を活用したい作業は次のうちどれですか(あてはまるものすべてに○)(N=36)

1 加工・組立・充てんの作業
  (機械設備の監視・操作を含む)        69.4
2 熱処理・表面処理                2.8
3 機械設備の保守・点検              8.3
4 データ入力・データ処理            27.8
5 製品の検査・点検               47.2
6 包装・梱包作業                61.1
7 運搬作業                   52.8
8 その他                     8.3 

(3)(1)で「A.派遣期間が1年に制限されている場合」に「1~3 派遣労働者を活用したい」と答えた方にうかがいます。請負と比べた場合の、労働者派遣のメリットは何ですか(あてはまるものすべてに○)。(N=34)

1 少人数の増員が必要なときに迅速に対応できる  67.6
2 労働者に直接指揮命令ができる         85.3
3 機械や設備を貸し出す必要がない        26.5
4 労働者の労務管理の手間が省ける        23.5
5 コストが安くなる               17.6
6 その他                     2.9


Ⅲ 貴事業所における就業者についてうかがいます。


問10 貴事業所の人員構成についてうかがいます。

A.現在の人数をご記入下さい(概数でも結構です)。いない場合には0(ゼロ)とご記入下さい。

                   (平均値;人 ( )はN)
 正社員(直接生産部門)          289.3  (87)
 正社員(上記以外)            246.6  (83)
 非正社員(パート・臨時など有期契約社員)  57.3  (83)
 派遣労働者(事務・設計等)         41.2  (83) 
 請負労働者(生産業務)          141.7  (82)

B.3年前からの変化について、増加、横ばい、減少、のいずれかに○をつけて下さい。(N=92)

 正社員(直接生産部門)
  増加      5.4
  横ばい    25.0
  減少     58.7
  NA      10.9

 正社員(上記以外)
  増加     14.1 
  横ばい    23.9
  減少     44.6
  NA      17.4 

 非正社員(パート・臨時など有期契約社員)
  増加     23.9
  横ばい    34.8 
  減少     21.7 
  NA      19.6

 派遣労働者(事務・設計等)
  増加     37.0 
  横ばい    30.4
  減少     10.9 
  NA      21.7

 請負労働者(生産業務)
  増加     29.3
  横ばい    29.3
  減少     15.2
  NA      26.1

C.3年後の予想について、増加、横ばい、減少、のいずれかに○をつけて下さい。(N=92)

 正社員(直接生産部門)
  増加      6.5 
  横ばい    39.1
  減少     40.2
  NA      14.1

 正社員(上記以外)
  増加      7.6
  横ばい    34.8 
  減少     37.0
  NA      20.7

 非正社員(パート・臨時など有期契約社員)
  増加     17.4 
  横ばい    35.9
  減少     21.7
  NA      25.0

 派遣労働者(事務・設計等)
  増加     25.0
  横ばい    38.0
  減少     12.0  
  NA      25.0  

 請負労働者(生産業務)
  増加     31.5
  横ばい    29.3
  減少     12.0
  NA      27.2 

問11 貴事業所が、生産業務のために、もし地元で正社員やパートを採用したり、請負労働者を活用しようとした場合、必要とする質の人材を必要とする量だけ確保することができますか。それぞれについて、あてはまるもの1つだけに○をつけてください。
(注:Ⅰ ほとんど確保できない Ⅱ あまり確保できない Ⅲ ある程度確保できる Ⅳ 十分確保できる の%を表示)(N=92)

           Ⅰ  Ⅱ  Ⅲ  Ⅳ  NA
a.正社員      4.3 21.7 40.2 30.4  3.3
b.パートタイマー  1.1  7.6 59.8 25.0  6.5
c.請負労働者    1.1  7.6 64.1 22.8  4.3


Ⅳ 製造業務における請負労働者の活用状況について伺います。


問12 貴事業所では、現在、製造業務に請負労働者を活用していますか(1つだけ○)。(N=92)

1 年間を通じて活用している           63.0
2 繁忙期など特定の期間にかぎり活用している   10.9
3 活用してない                 25.0 →F1へ
NA                        1.1

問13 貴事業所が初めて請負労働者を活用したのはいつですか(○は1つだけ)。(N=68)

1 1979年以前         11.8
2 1980年代前半         2.9
3 1980年代後半        10.3
4 1990年代前半        33.8
5 1990年代後半        19.1
6 2000年以降         17.6
7 わからない          4.4

問14 請負会社との取引についてうかがいます

(1)2003年12月1日現在、貴事業所が取引している請負会社の数はいくつですか。

  取引している請負会社の数 : 6.3社(平均値;N=67)
       ↓
  そのうち、1年以上継続して取引をしている請負会社の数 : 5.4社(平均値;N=65)
   (事業所設立後1年を経過していない場合は、設立当初から)

(2)現在、請負労働者の採用や活用の決定権限は、実質的にはどの部署に任されていますか(1つだけ○)。(N=68)

1 人事部(本社や事業部)           22.1
2 事業所長や工場長等             26.5
3 ラインの部門長や部門責任者         35.3
4 ライン以外の部門長(管理部長や総務部長)   8.8
5 その他                    7.4

(3)契約する(更新も含む)請負会社の決定する際の選別基準として、現在重視している点は次のうちどれですか(あてはまるものすべてに○)。(N=68)

1 特にない                   1.5
2 企業規模                  16.2
3 教育訓練体系                27.9
4 安全衛生の教育や管理            47.1
5 請負料金の額                79.4
6 欠員・欠勤対応の迅速さ           52.9
7 急な発注への対応の速さ           55.9
8 クレームへの対応の良さ           27.9
9 営業マンの熱心さ              14.7
10 人材活用に関する提案力           11.8
11 現場管理者や現場リーダーを配属すること   22.1
12 請負労働者の技能水準            66.2
13 請負労働者のやる気             47.1
14 請負労働者のマナー             61.8
15 現場リーダーの生産管理や労務管理の能力   27.9
16 請負労働者の定着率             55.9
17 派遣・紹介等の総合的人材サービスの提供   1.5
18 請負労働者の社会保険の加入状況       10.3
19 法律を遵守したサービス提供力        33.8 
20 工場近辺や請負労働者の間での評判      8.8
21 過去の取引実績               33.8
22 その他                   0.0

問15 貴事業所で働く請負労働者についてうかがいます

(1)貴事業所で働く請負労働者が主に担当している仕事は次のうちどれですか(あてはまるものすべてに○)。(N=68)

1 加工・組立・充てんの作業
  (機械設備の監視・操作を含む)       79.4
2 熱処理・表面処理              11.8 
3 機械設備の保守・点検            14.7 
4 データ入力・データ処理           14.7 
5 製品の検査・点検              52.9 
6 包装・梱包作業               58.8 
7 運搬作業                  55.9 
8 その他                    5.9 

(2)貴事業所の生産現場で働く請負労働者は、深夜労働に従事していますか。(N=68)

1 正社員・請負労働者ともに従事していない   29.4
2 請負労働者のみが従事している         0.0
3 正社員のみが従事しており、請負労働者は
 従事していない                7.4
4 正社員・請負労働者ともに従事している    61.8
NA                       1.1

問16 貴事業所には、請負労働者の安全衛生管理や労務管理などを専門に行う請負会社の管理者が常駐していますか。(N=68)

1 常駐している     61.8
2 常駐していない    36.8
NA            1.5

問17 貴事業所で請負労働者が活用されている主な理由・目的はなんですか(あてはまるもの全てに○)。(N=68)

1 業務量の一時的ないし季節的な増減に対処するため    67.6
2 正社員の欠員を一時的に補うため            22.1
3 正社員を増やさずに要員を確保するため         72.1
4 正社員を募集しても集まらないため            0.0
5 新規事業に必要な即戦力を補うため            0.0
6 縮小や廃止を予定している業務の要員を確保するため    2.9
7 部門の人件費を抑制するため              58.8
8 期間工やパート・アルバイトを募集しても集まらないため  0.0
9 教育訓練の費用を削減するため              2.9
10 勤怠管理や社会保険手続きの手間を省くため       7.4
11 正社員をより高度な仕事に集中させるため        25.0
12 自社に不足する知識や技能をもつ人材を活用するため   4.4
13 連続操業に対応するため                8.8
14 その他                        2.9

問18 請負労働者の活用により、以下のようなマイナスの影響は生じていますか(当てはまるもの全てに○)。(N=68)

1 マイナスの影響は特にない               23.5
2 ノウハウの蓄積・伝承が難しくなった          50.0
3 仕事の連携やチームワークが困難になった        10.3
4 正社員のやる気が低下した                0.0
5 正社員の労働時間が長くなった              1.5
6 正社員の技能・経験の幅が狭まった            5.9
7 正社員の育成のために配置する仕事がなくなった      1.5
8 請負労働者の業務管理の負担が増した          20.6
9 請負労働者の教育訓練の負担が増した          13.2
10 請負労働者の出退勤管理など、労務管理の負担が増した  13.2
11 製品の品質が低下した                 5.9
12 請負労働者のあいだで仕事の引継ぎがうまくいかない   20.6
13 機密事項漏洩への懸念が増えた             14.7
14 欠勤や離職への対応が増えた              13.2
15 現場の改善活動が活発に行われなくなった        14.7
16 労働災害が増えた                   7.4
17 新人を増やすことができない              5.9
18 その他                        1.5


Ⅴ 最後に貴事業所についてうかがいます。


F1 貴事業所の所在地はどこですか。(N=92)

1 北海道・東北地方      12.0
2 関東地方          37.0
3 北陸地方           5.4
4 甲信越地方          1.1
5 東海地方          15.2
6 近畿地方          13.0
7 中国地方          10.9
8 四国地方           2.2
9 九州地方・沖縄        1.1
NA               2.2

F2 貴事業所が設立されたのはいつですか。(N=92)

1 1979年以前         66.3
2 1980年代前半         3.3
3 1980年代後半        13.0
4 1990年代前半         6.5
5 1990年代後半         6.5
6 2000年以降          3.3
NA               1.1

F3 貴事業所の2000年度の売上高を100とした場合、2002年度(昨年度)の売上高はどの程度ですか。(N=92)

1 50未満            1.1
2 50~80未満         10.9
3 80~90未満          6.5
4 90~100未満         30.4
5 100~110未満        21.7
6 110~120未満        15.2
7 120~150未満         9.8
8 150以上           4.3

F4 貴事業所の業種は何ですか(あてはまるものすべてに○)。(N=92)

1 自動車(最終製品)      0.0
2 自動車(部品)        6.5
3 電機・電子(最終製品)   12.0
4 電機・電子(部品)     14.1
5 一般機械・精密機械     14.1
6 食料品            7.6
7 化学(最終製品、中間製品) 13.0
8 医療・医薬          6.5
9 その他           21.7
NA               4.3  

F5 (貴事業所ではなく)貴社全体の正社員の人数を記入して下さい。

 3197.8名 (平均値 N=89)


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