概要 |
調査番号
|
0288
|
調査名
|
デザイナーの働き方に関する調査,1994
|
寄託者
|
佐藤博樹
(寄託時:旧東京都立労働研究所)
|
利用申込先・承認手続き
|
利用方法の詳細はこちら
SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる |
教育目的(授業など)の利用
|
研究のみ |
利用期限
|
一年間 |
データ提供方法
|
ダウンロード |
オンライン集計システムSSJDA Data Analysis
|
利用不可 |
調査の概要
|
女性は男性に比べて,勤続年数が短く,企業内での長期の教育訓練によって養成されにくく,高度な能力を必要とし,高い処遇を得ることができる良好な雇用機会(仕事)を得にくい状況に置かれている。
したがって,企業内での長期の教育訓練を要しない,つまり企業内特殊熟練を要求されず,能力や経験が企業を超えて社会的に通用する職業,それも高度な能力を要する職業は,女性にとって働きやすい良好な雇用機会となるはずである。そうなると,女性の雇用開発を考えるうえで,このような雇用分野を探索し,その特質を明らかにすることが重要な研究課題となり,専門職はその有望な職業分野と考えられる。
また,産業の高度化にともない,専門職従事者の労働市場は拡大かつ多様化してきており,特に女性の専門的・技術的職業従事者の就業者数の増加率は高い。このような高い伸びにある女性の専門職について,その類型別の就労実態を明らかにしていくことが必要である。
そこで今回は,専門職を組織(生産手段)の制約度の大小,業務形態の単独・集団の違いで分類したときに,全タイプをカバーし,なおかつ女性が多く就業している専門職として,デザイナーを研究対象として選択したものである。
SSJDAが提供するデータは,報告書に収録されているもののうち、都下のデザイン事務所を対象とする事業所調査である。なお、この報告書には他にも、デザイナーを対象とする個人調査の二つのアンケート調査,及び事例調査がある。
|
データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計)
|
量的調査: ミクロデータ
|
調査対象
|
都下のデザイン事務所
|
調査対象の単位
|
組織
|
サンプルサイズ
|
有効回収数679件,有効回収率22.8%
|
調査時点
|
1994/12/01
|
対象時期
|
|
調査地域
|
東京都
|
標本抽出
|
都下のデザイン事務所で,事業所統計調査から,常用雇用者1人以上の2,979事業所を抽出
|
調査方法
|
郵送による質問紙調査
|
調査実施者
|
東京都立労働研究所
|
DOI
|
|
委託者(経費)
|
|
寄託時の関連報告書・関連論文
|
「デザイナーの働き方とキャリア -女性と専門職-」,女性労働研究 No.10,1996年3月,東京都立労働研究所
|
SSJDAデータ貸出による二次成果物
|
二次成果物一覧はこちら
|
調査票・コードブック・集計表など
|
[調査票]
|
主要調査事項
|
(1)事業所概要
主要なデザイン分野,デザイン業務の主要な領域,事業所の地位,親会社の業種,社長の前職,経営状況,仕事の繁閑,取引関係(固定的大口顧客の有無・業種・売上比率),デザイン業務の外注(有無,外注比率,外注業務,外注先)。
(2)採用と離職
過去2年間の新規学卒者及び中途採用者の採用状況(採用者数の詳細),採用活動,中途採用者の前職,過去2年間の退職者状況。
(3)能力開発とキャリア管理
一人前・優秀なデザイナーとして必要な能力,役立つキャリア,役立つ業務・職務経験,一人前のデザイナーになるまでの必要経験年数,プロジェクト・リーダーになるまでの必要経験年数,デザイナーの能力の向上の仕方,能力に差が出てくる時期,優秀なデザイナーの処遇。
(4)評価と給与
アシスタント/一人前のデザイナー/プロジェクト・リーダーの有無・給与決定要素・給与格差,給与決定の参考にする情報,同業他社の給与水準の考慮,デザイナーの仕事の特徴。
(5)女性デザイナーの働きやすさ
結婚や出産による中断の影響(影響のでる中断期間,プラスの影響,マイナスの影響),女性にとっての働きやすさ。
(6)従業員構成
従業員数の内訳,デザイン業務担当の正規従業員(中途採用者比率,平均年齢,平均勤続年数),導入している労務管理・福利厚生施策。
|
公開年月日
|
2003/05/19
|
CESSDAトピック
|
詳細はこちら
|
SSJDAオリジナルトピック
|
雇用・労働
|
バージョン
|
登録:2003年5月19日 :
|
特記事項
|
|