東京大学

概要
調査番号 0324
調査名 今後の生活に関するアンケート,2001
寄託者 第一生命経済研究所
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寄託者が利用申請を承認したときに利用できる
教育目的(授業など)の利用 教育(授業・卒論等)も可

利用期限

一年間
データ提供方法 ダウンロード
オンライン集計システムSSJDA Data Analysis 利用不可
調査の概要  いま日本社会は,出口の見えない不安感に覆い包まれている。これまでの右肩上がりの経済成長,安定した雇用環境や充実した福祉環境といった,日本社会を支えてきた社会システムは,90年代を境として崩壊しつつある。旧来型のシステムを維持することが将来の繁栄を約束しなくなっている。これまでの人々のライフデザインは,旧来の安定した社会システムを見越して形成された,画一的なモデルを基に構築されてきた。しかし,社会システムの変動を前にして,旧来のライフデザインも再構築する必要に迫られている。これからの社会は,自ら道を切り開く意欲を持った人が成功できるという「フロンティア型社会」となっていくことが予想される。このような社会を予測しつつ,人々の生活の実態や意識がどのように変わっていくかが本調査の大きなテーマである。

 本調査は生活定点調査であり,人々の生活実態と意識を一部ではあるが時系列で把握できるように設計されている。調査はこれまでに1995年,97年,99年において実施しており,今回は第4回目と位置づけられる。調査方法は過去の調査と同様である。

 今回の調査では,家族,コミュニティ,ネットワーク,消費生活,就労,介護,リスクマネジメントという7つの領域を設定して,各々におけるライフデザインの現状と変化方向を探っている。
データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計) 量的調査: ミクロデータ
調査対象 満18~69歳の男女個人
調査対象の単位 個人
サンプルサイズ 標本数 3,000人,有効回収数 2,254人
調査時点 2001年1月19日~2月5日
対象時期
調査地域 全国
標本抽出 層化2段無作為抽出法
調査方法 留置記入依頼法
調査実施者 ライフデザイン研究所,実地調査は(社)中央調査社
DOI
委託者(経費)
寄託時の関連報告書・関連論文 「ライフデザイン白書 2002‐03」,2001年12月,(株)ライフデザイン研究所
「日本人のライフスタイル及び生活観等に関する調査研究」平成16年2月、(財)産業研究所【委託先:(株)第一生命経済研究所】
SSJDAデータ貸出による二次成果物 二次成果物一覧はこちら
調査票・コードブック・集計表など [調査票]
主要調査事項 アンケート事項:
(1)家庭生活
 さまざまな家族形態を許容する意識(事実婚や子どもを持たないことに対する許容意識等),仕事や家庭に関する意識(性別役割分業や夫の家事分担に関する意識等),未既婚,夫の家事参加の現状(夫が手伝う家事の内容・仕方),夫婦関係(余暇や休日の交流等),子どもの数・年代,親子関係(余暇や休日の交流,自分及び配偶者の親との会話の実態等)。

(2)社会関係とコミュニティ
 近隣関係,地域への愛着度,友人・知人関係の実態,深めたい人間関係,公共的意識,社会活動への参加状況,社会活動への参加意向,社会活動参加の条件,社会活動参加希望の理由。

(3)ネットワーク
 親族ネットワークの保有数,非親族ネットワークの保有数,ネットワークからのサポートの全体像,頼るネットワークと楽しむネットワークの状況。

(4)消費生活
 経済的・時間的ゆとりの有無,暮らし向きの水準,自分暮らし向きの水準を比較する相手,こづかい額,経済的ゆとりができたときにお金を使う目的,余暇として積極的にお金をかけたいこと,モノの購入に際しての考え方,買い方のポイント(安さ/材質・品質/ブランド),通信メディアの利用状況。

(5)就業意識・行動
 就業状況,働いている理由,職業,勤め先従業員規模等,1日の勤務時間,勤務先の評価,スペシャリスト・ゼネラリスト指向,職業能力(現在身につけている能力,社外で通用する能力,今後身につけたい能力),仕事面での不満,会社に対する満足度,定年までの勤続意向・勤務できない理由,過去の転職経験,今後の転職意向・独立意向。

(6)老後の介護問題
 介護の経験,直近の介護対象者,直近の対象者の介護方法,外部サービスの利用状況,介護で困ったこと,親や配偶者の今後の介護方法,自分自身の介護方法,各種リスクに対する不安,介護保険の重視度,介護保険の理解度,ホームヘルパーが家庭内に入ることに対する抵抗感。

(7)生活リスク・マネジメント
 生活リスクに対する不安感,高齢期の生活に向けて準備していること,高齢期に備え自助努力で準備したい金額,社会保障・企業保障の重視度,リスク性金融資産の選好,リスク性金融資産を選好しない理由,自己責任意識度,金融機関等の選択に際して考えていること,投資教育の経験・希望,投資教育を学んだ・学びたい場所,投資教育を学校教育で行うことへの是非・賛成の理由・反対の理由,人生設計の状況,人生設計を行わない理由,現在の健康状態,この1ヵ月に悩んだこと,この1週間の心身状態,生活満足度,プラス思考・能動的か。


フェース事項:
 性別,年齢(本人・配偶者),最終学歴,配偶者職業,同居家族構成,居住形態,本人年収,世帯年収,金融資産残高。
公開年月日 2003/11/27
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バージョン 登録:2003年11月27日 :
特記事項