概要 |
調査番号
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0353
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調査名
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高年齢者の再就職に係る職域拡大に関する調査,1998
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寄託者
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独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構
(寄託時:高齢・障がい者雇用支援機構)
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利用申込先・承認手続き
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利用方法の詳細はこちら
寄託者が利用申請を承認したときに利用できる |
教育目的(授業など)の利用
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研究のみ |
利用期限
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一年間 |
データ提供方法
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ダウンロード |
オンライン集計システムSSJDA Data Analysis
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利用不可 |
調査の概要
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産業構造の急速度,急角度での転換に伴う企業寿命の短縮化や,企業の労働サービス需要と雇用している従業員が提供可能な労働サービスのミスマッチの拡大などを背景に,勤務先の企業において雇用の継続だけでなく,職業能力の十分な発揮が難しい労働者が増加する可能性が大きい。そうした労働者が,職業能力を発揮できる他の雇用機会へ円滑に移動することが可能であれば,人的資源の不活用を回避できる。
しかしながら日本の労働市場の現況を見ると,若年者の転職市場に比べ,40歳台,50歳台の転職市場は規模が小さいだけでなく,その整備が遅れている。
こうしたことから,(財)高年齢者雇用開発協会(現,高齢・障害者雇用支援機構)では,労働省の委託により,転職の必要性が今後一層高まると考えられる中高年ホワイトカラーを対象とし,その転職の実態を把握するとともに,円滑な転職を実現するための条件を明らかにすることを課題とし,調査研究会を設けた。その調査研究の一環として,中高年ホワイトカラーの受け入れが予想される企業,およびそこに転職または出向・転籍した個人を対象として,本アンケート調査を実施したものである。
本調査は,来る超高齢社会における高年齢者の雇用の場の拡大の可能性や雇用の場の拡大にあたっての克服すべき障害などを明らかにするための基礎資料とすることを目的としている。
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データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計)
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量的調査: ミクロデータ
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調査対象
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[企業調査]企業(45歳以上のホワイトカラーを求人している企業を中心とする)
[個人調査]調査対象企業の従業員で,45歳以上で企業間移動を経験したホワイトカラー個人
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調査対象の単位
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個人,組織
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サンプルサイズ
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配布数 回収数 回収率
[企業調査]5,167社 1,242社 25.0%(宛先不明を除く)
[個人調査]1,595人 1,175人 73.7%
*ただし,個人調査の分析対象は,44歳以下・年齢不明・女性・性別不明を除いた1,078人である。
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調査時点
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1998/06/01
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対象時期
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調査地域
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標本抽出
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[企業調査]45歳以上のホワイトカラーを就職情報誌,職業安定所などで求人している企業,企業名鑑等を参考に抽出。
[個人調査]調査対象となった企業に対して,受入れ時に45歳以上であった中途採用及び出向・転籍を過去3年間に実施したことがある場合,その従業員へ個人調査票を配布するように依頼。
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調査方法
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[企業調査]郵送による
[個人調査]配布は対象企業経由(上記参照),回収は直接郵送にて返送
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調査実施者
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(財)高年齢者雇用開発協会(現,高齢・障害者雇用支援機構)
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DOI
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委託者(経費)
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労働省(現,厚生労働省)
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寄託時の関連報告書・関連論文
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「高年齢者の再就職に係る職域拡大に関する調査研究報告書」,1999年3月,(財)高年齢者雇用開発協会
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SSJDAデータ貸出による二次成果物
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二次成果物一覧はこちら
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調査票・コードブック・集計表など
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[企業調査票][個人調査票]
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主要調査事項
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[企業調査]
(1)45歳以上ホワイトカラーの社外からの受け入れ
過去3年間の45歳以上ホワイトカラーの社外からの受け入れ有無,受け入れていない理由,人数(受け入れ時の年齢別・受け入れタイプ別),受け入れ時の役職,配置した仕事の分野,キャリアタイプ,受け入れた主な理由,受け入れ時の最高年齢。
(2)45歳以上ホワイトカラー受け入れのプロセス
採用時の利用媒体,媒体の利用基準,求職者への情報提供内容,期待する職業能力。
(3)採用後の雇用管理
戦力となるまでの期間,給与の格付基準,処遇。
(4)受け入れ評価と今後の展望
受け入れへの全体評価,利点,問題点,受け入れの際に影響を与える要因,直面している経営課題。
(5)企業属性
主な業種,売上高の増減状況,正規従業員数,新卒者の割合,正社員に占める45歳以上の比率,定年制の有無/定年年齢,継続雇用制度の有無/標準最長雇用年齢。
[個人調査]
(1)転職の経緯
現在の会社で働き始めた経緯,就職する際の利用媒体,転職につながった最も有力な媒体,転職・求職の時期,前の会社を退職した理由,転職を決意させた最大の理由,応募できそうな企業数,履歴書を送付した企業数,転職を決めるまでの他社との面接,面接した企業数,面接した会社に転職しなかった理由,転職する際の決め手となった条件,出向や転職の経験,転職・転籍の時期。
(2)仕事内容等
仕事の分野(経験したもの,現在),最も経験年数が長かった仕事の分野/経験年数,最も自信を持っていた仕事の分野/経験年数,最後の5年間に最長経験した仕事の分野,最後に従事していた仕事の分野,現在の会社で最初に経験した仕事の分野,経験や習得した知識・技術,能力を発揮できるまでの期間,業種・正社員規模(以前の会社・現在の会社),役職(以前の会社・入社直後・現在),年収水準,職業能力等,仕事等の変化・満足度,全体的な仕事の満足度,望ましいと考える働き方。
(3)属性
性別,年齢,結婚歴,最終学歴,家計を共にしている方の働き方,世帯年収,年金等の受給。
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公開年月日
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2004/11/25
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CESSDAトピック
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詳細はこちら
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SSJDAオリジナルトピック
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雇用・労働
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バージョン
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登録:2004年11月25日 :
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特記事項
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