調査番号 0353
調査名 高年齢者の再就職に係る職域拡大に関する調査,1998
(注)・数字は%。Nは総数。
[45歳以上ホワイトカラーの社外からの受け入れについて]
問1 貴社では、過去3年間(1995年4月以降、以下同じ)に45歳以上のホワイトカラー(事務、営業、技術など)を社外から受け入れましたか。「社外からの受け入れ」には、出向、転籍、中途採用の3つを含めてください。(N=1242)
1 受け入れた 73.3 →問3へ進んで下さい。
2 受け入れていない 26.7 →問2へ進んで下さい。
不明 0.0
問2 貴社が過去3年間に45歳以上のホワイトカラーを社外から受け入れていない理由は何ですか(いくつでも○)。(N=331)
1 45歳未満も含めて、中途採用する必要がないから 41.1
2 人件費が高いから 31.1
3 定年など退職まで雇用できる期間が短いから 10.3
4 他社の職業経験は自社にあまり役立たないから 13.9
5 必要な人材は社内で育成できるから 17.5
6 社外の人材を受け入れると人間関係上の問題が生じ易いから 6.6
7 その他(具体的に: ) 23.0
不明 3.3
(問3~問18は、過去3年間に45歳以上のホワイトカラーを社外から受け入れた企業にお尋ねします。それ以外の方は、問19へ進んで下さい。)
問3 貴社で過去3年間に受け入れた45歳以上のホワイトカラーの人数を受け入れ時の年齢別・受け入れタイプ別にご記入下さい。a~dの計が、合計と一致するように記入して下さい。
(注:集計結果 Ⅰ 0人 Ⅱ 1~2人 Ⅲ 3~4人 Ⅳ 5~9人 Ⅴ 10~19人 Ⅵ
20~29人 Ⅶ 30人以上 の%を表示)
A 出向・転籍
Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅶ
a 45~49歳( 人) 62.3 31.1 3.7 2.3 0.6 0.0 0.0(N=350)
b 50~54歳( 人) 46.3 39.4 6.9 4.9 2.0 0.6 0.0(N=350)
c 55~59歳( 人) 46.6 38.9 6.6 6.3 0.3 0.3 1.1(N=350)
d 60歳以上( 人) 81.7 14.9 2.6 0.0 0.6 0.3 0.0(N=350)
合計 ( 人) - 61.1 17.7 10.3 7.1 1.1 2.6(N=350(件数))
B 中途採用者
Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅶ
a 45~49歳( 人) 43.5 38.0 11.7 4.1 1.6 0.7 0.5(N=761)
b 50~54歳( 人) 48.9 40.3 6.2 3.2 1.3 0.0 0.1(N=761)
c 55~59歳( 人) 53.4 33.9 6.4 4.7 0.9 0.4 0.3(N=761)
d 60歳以上( 人) 57.7 31.7 5.4 2.8 0.9 0.5 1.1(N=761)
合計 ( 人) - 48.5 24.0 15.4 7.8 1.8 2.5(N=350(件数))
問4 貴社が過去3年間に社外から受け入れた45歳以上のホワイトカラーは、どのような役職に就いていますか(A、Bそれぞれ該当するものすべてに○)。
(注:A 出向・転籍(N=350) B 中途採用(N=761) の%を表示)
A B
1 役員相当 30.3 15.1
2 部長相当 59.1 45.3
3 課長相当 44.9 46.0
4 係長相当 10.0 15.1
5 一般 15.7 41.9
不明 1.1 1.4
問5 過去3年間に貴社が受け入れた45歳以上のホワイトカラーは、どのような仕事の分野に配置されていますか(該当するものすべてに○)。
(注:A 出向・転籍(N=350) B 中途採用(N=761) の%を表示)
仕事の分野 A B
1 全般管理(支店長・工場長等) 26.6 14.7
2 経営管理 24.9 15.8
3 法務 6.3 3.9
4 経理・財務・予算 24.9 24.3
5 人事・労務・教育 24.3 21.9
6 総務・秘書 17.1 17.0
7 広報・宣伝 2.6 2.8
8 情報システム 7.7 7.0
9 営業・販売 42.6 48.5
10 貿易・海外業務 4.0 5.5
11 資材・購買・物流・工程管理 10.6 12.1
12 生産技術・生産管理 17.1 15.6
13 製品開発・設計 9.1 12.5
14 研究・開発 7.1 7.1
15 調査・企画 8.0 6.6
16 その他(具体的に: ) 8.3 11.8
不明 0.9 0.8
問6 過去3年間に貴社が受け入れた45歳以上のホワイトカラーのキャリアタイプを1~4に分けると、どのタイプが最も多くなっていますか(A、Bそれぞれ1つだけ○)。なお、ここでいう「職能」とは、問5の仕事の分野(1~16)のことを指します。
(注:A 出向・転籍(N=350) B 中途採用(N=761) の%を表示)
A B
1 単一職能の中でキャリアを培ってきた者 25.7 34.3
2 一つの職能を長期間経験し、副次的に他の
職能も経験した者 47.4 47.7
3 複数の職能を幅広く経験してきた者 24.3 16.6
4 その他(具体的に: ) 1.1 0.3
不明 1.4 1.2
問7 過去3年間に貴社が、社外から45歳以上のホワイトカラーを受け入れた主な理由は、どのようなものですか。(該当するものすべてに○)。
(注:A 出向・転籍(N=350) B 中途採用(N=761) の%を表示)
A B
1 退職者を補充するため 15.7 36.0
2 社内にない知識・経験をもった人材を確保
するため 54.0 58.0
3 親企業や取引先からの人材の受け入れ要請
に応えるため 45.7 7.0
4 即戦力となる人材を確保するため 43.1 68.7
5 人手不足に対応するため 5.7 11.7
6 45歳未満の雇入れが難しいため 1.7 6.3
7 管理職の社内育成が間に合わないため 18.3 17.5
8 人材育成のコストを節約するため 5.4 7.8
9 高齢者雇用の助成金があるため 1.4 6.7
10 その他(具体的に: ) 1.1 0.7
不明 1.1 0.5
問8 過去3年間に貴社が実際に受け入れた45歳以上のホワイトカラーの中で、受け入れ時、最も高年齢の人は何歳でしたか。なお、出向後転籍した人は、転籍時の年齢を記入して下さい。
A 出向・転籍( )歳 B 中途採用( )歳
(注:集計結果 A 出向・転籍(N=350) B 中途採用(N=761) の%を表示)
A B
45~49歳 8.9 12.4
50~54歳 26.0 18.7
55~59歳 44.0 24.2
60~64歳 15.7 33.5
65歳以上 2.0 9.5
不明 3.4 1.8
[45歳以上ホワイトカラー受け入れのプロセスについて]
問9-1 過去3年間に45歳以上のホワイトカラーを社外から受け入れる(採用する)際に、貴社はどのような媒体を利用しましたか(いくつでも○)。(N=911)
1 公共職業安定所(ハローワーク) 38.5
2 人材銀行 37.4
3 産業雇用安定センター 10.0
4 民間の職業紹介機関 13.8
5 新聞の求人広告 20.9
6 求人雑誌 14.2
7 縁故 30.0
8 出向・転籍 20.6
9 親会社、関係会社 27.2
10 その他(具体的に: ) 7.8
不明 0.5
問9-2 問9-1で利用したもののうち、貴社で最も効果のあった媒体を1つだけ選び、その番号を記入して下さい。(N=911)
1 公共職業安定所(ハローワーク) 11.9
2 人材銀行 20.5
3 産業雇用安定センター 2.6
4 民間の職業紹介機関 5.5
5 新聞の求人広告 10.3
6 求人雑誌 4.6
7 縁故 13.6
8 出向・転籍 7.0
9 親会社、関係会社 14.1
10 その他(具体的に: ) 3.5
不明 6.4
問10 過去3年間に社外から45歳以上のホワイトカラーを受け入れた際に、貴社の最もよく利用した媒体は、どのような基準で選択したのですか(1つだけ○)。(N=911)
1 募集の費用 14.3
2 求職者に関して提供される情報量 34.0
3 求人から採用までの期間 6.4
4 過去に活用した時の成果 31.3
5 その他(具体的に: ) 6.8
不明 7.2
問11 過去3年間に45歳以上のホワイトカラーを社外から受け入れる際に、貴社はどのような情報を出向・転籍者や求職者に提供しましたか(それぞれいくつでも○)。
(注:A 出向・転籍(N=350) B 中途採用(N=761) の%を表示)
A B
1 初任賃金 60.3 83.2
2 仕事の内容 85.4 94.1
3 労働時間・休日 63.4 75.3
4 福利厚生 36.3 45.1
5 将来のキャリア・採用後の処遇 45.7 45.9
6 人事制度の内容 27.7 28.9
7 事業概要・経営方針 58.9 70.4
8 定年年齢など貴社で勤務できる期間 48.6 53.0
9 その他(具体的に: ) 4.3 3.3
不明 7.1 2.1
問12 過去3年間に45歳以上のホワイトカラーを社外から受け入れた際に、貴社はどのような職業能力を期待していましたか(該当するものすべてに○)。
(注:A 出向・転籍(N=350) B 中途採用(N=761) の%を表示)
A B
1 該当職能の専門知識 71.4 83.8
2 該当職能の公的・社会的資格及び社
会的実務 22.0 33.5
3 管理・折衝能力 64.3 63.3
4 幅広い人的ネットワーク 37.7 31.8
5 出向元企業との調整能力 38.9 3.2
6 その他(具体的に: ) 0.9 2.4
不明 3.4 1.2
[採用後の雇用管理について]
問13 過去3年間に社外から受け入れた45歳以上のホワイトカラーが、貴社の完全な戦力となるまでには、どの位かかりましたか。複数人おられる場合には平均的な期間をお答え下さい(それぞれ1つだけ○)。
(注:A 出向・転籍(N=350) B 中途採用(N=761) の%を表示)
A B
1 入社後直ぐに 22.9 19.2
2 3ヶ月程度 20.9 29.7
3 半年程度 20.0 20.8
4 1年程度 14.9 12.5
5 1年半程度 0.9 1.2
6 2年程度 1.1 1.6
7 2年以上 0.3 1.2
8 一概には言えない 13.1 9.5
9 入社して期間が短いのでわからない 2.0 2.5
不明 4.0 2.0
問14 過去3年間に社外から45歳以上のホワイトカラーを受け入れた際に、貴社はどのような基準に基づいて給与の格付けを行いましたか(それぞれいくつでも○)。
(注:A 出向・転籍(N=350) B 中途採用(N=761) の%を表示)
A B
1 同一年齢・学歴の在籍社員とのバランス 34.3 48.9
2 これまでのキャリア 27.1 50.7
3 前の企業の役職・賃金との関係 60.0 34.0
4 世間相場 16.9 33.0
5 その他(具体的に: ) 8.6 5.5
不明 4.0 2.5
問15 過去3年間に受け入れた45歳以上のホワイトカラーの中で、受け入れ時点の処遇が、貴社の同じ年齢の最上位層と同等か、それ以上であった人は、出向・転籍者と中途採用者とで各々何人になりますか。
A 出向・転籍者 ( )人(N=350)
0人 22.6
1~2人 40.3
3~4人 11.4
5~9人 3.7
10人以上 4.6
不明 17.4
B 中途採用者 ( )人(N=761)
0人 31.4
1~2人 35.5
3~4人 9.2
5~9人 4.9
10人以上 1.3
不明 17.7
[受け入れ評価と今後の展望について]
問16 過去3年間に社外から受け入れた45歳以上のホワイトカラーについて、貴社は全体としてどのような評価をしていますか(それぞれ1つだけ○)。
(注:A 出向・転籍(N=350) B 中途採用(N=761) の%を表示)
A B
1 成功だった 22.3 22.5
2 まあ成功だった 52.6 52.4
3 あまり成功とは言えない 8.6 9.3
4 成功とは言えない 4.3 5.3
5 どちらとも言えない 9.1 8.3
不明 3.1 2.2
問17 過去3年間に社外から45歳以上のホワイトカラーを受け入れたことに関して、貴社が利点として感じた点はどのようなものですか(それぞれいくつでも○)。
(注:A 出向・転籍(N=350) B 中途採用(N=761) の%を表示)
A B
1 専門的な知識・経験を活用できること 59.7 75.8
2 幅広い人的ネットワークを活用できること 39.7 27.6
3 管理能力・折衝能力を活用できること 48.9 45.2
4 在職者の刺激になったこと 18.0 24.8
5 出向・転籍元との良好な関係を維持できる
こと 46.3 2.8
6 人手不足に対応できること 14.3 27.6
7 人件費を節約できること 10.3 14.1
8 多くの人の中から選考できること 5.1 17.1
9 その他(具体的に: ) 0.3 1.3
10 特に利点はない 6.3 4.6
不明 4.0 2.8
問18 過去3年間に社外から45歳以上のホワイトカラーを受け入れたことに関し、貴社が問題点として感じていることはどのようなものですか(それぞれいくつでも○)。
(注:A 出向・転籍(N=350) B 中途採用(N=761) の%を表示)
A B
1 人件費に見合った貢献をしていない 22.9 23.5
2 雇用期間が短いために、すぐに後任を見つ
けなければならない 8.9 7.6
3 一人前の戦力になるまでに時間がかかる 11.4 14.6
4 他社の職業経験を活用するのが難しい 20.3 19.2
5 人間関係上の問題が発生し易い 16.0 20.1
6 生え抜き社員とのバランスが難しい 30.6 24.0
7 専門能力を持った人が少い 10.9 11.2
8 その他(具体的に: ) 1.4 2.4
9 特に問題は感じない 31.7 33.1
不明 6.3 3.9
(問19からは、全ての企業がお答え下さい。)
問19 今後、貴社が、45歳以上のホワイトカラーを受け入れる際に特に影響を与える要因は、どれですか(1つだけ○)。(N=1242)
1 45歳以上層の人件費の水準 26.7
2 生え抜き社員の育成の度合 12.0
3 企業の成長のテンポ 10.6
4 仕事内容の標準化の程度 4.5
5 親企業との力関係のあり方 3.4
6 生え抜き社員の年齢構成 6.0
7 社員の専門能力 21.2
8 新規分野への進出 9.1
9 その他(具体的に: ) 1.5
不明 4.9
問20 貴社が現在直面している経営課題はどのようなものですか(3つまで○)。(N=1242)
1 株式上場・店頭公開 9.2
2 新製品の開発 24.6
3 新規事業の展開 28.0
4 営業力強化・販路拡大 67.9
5 海外への事業展開 5.6
6 トップマネジメントの円滑な交代 6.4
7 部長層の育成確保 13.5
8 課長層の育成確保 20.2
9 社内の管理体制の整備 51.4
10 リストラ 11.4
11 その他(具体的に: ) 3.5
不明 0.5
[企業の属性]
問21 貴社の主な業種(1つだけ○)(N=1242)
1 建設業 9.5
2 加工組立型製造業(機械・電気機器
・精密機械・輸送用機器) 15.8
3 素材型製造業(鉄鋼・非鉄金属・化
学・石油・紙・パルプ) 3.5
4 その他製造業(上記以外の製造業) 16.2
5 卸売業 9.7
6 小売業・飲食店 3.8
7 金融・保険業 1.3
8 不動産業 2.3
9 運輸・通信業 2.7
10 サービス業 28.8
11 その他 5.6
不明 0.9
問22 3年前と比較した売上高の増減状況(1つだけ○)(N=1242)
1 30%以上の増加 17.9
2 20~30%未満の増加 8.9
3 10~20%未満の増加 13.2
4 0~10%未満の増加 18.5
5 0~10%未満の減少 17.8
6 10~20%未満の減少 11.8
7 20~30%未満の減少 4.8
8 30%以上の減少 4.3
不明 2.8
問23 正規従業員数
( )名 (N=1242)
1~29人 22.9
30~99人 36.8
100~299人 25.1
300~999人 10.5
1000人以上 3.5
不明 1.0
問24 貴社の過去3年間の正社員の採用者総数に占める新卒者の割合(1つだけ○)(N=1242)
1 50%未満 70.9
2 50~60%未満 5.5
3 60~70%未満 3.5
4 70~80%未満 4.2
5 80~90%未満 4.6
6 90~100%未満 6.0
7 100% 2.3
不明 2.9
問25 正社員に占める45歳以上の比率
約( )% (N=1242)
0% 3.7
1~9% 11.7
10~19% 15.0
20~29% 14.7
30~49% 25.4
50~69% 13.5
70%以上 11.4
不明 4.6
問26 定年制の有無とその年齢(どちらかに○、「ある」場合には年齢を記入)(N=1242)
1 ある 93.3
──→ ( )歳 (N=1159)
~60歳 89.3
61~63歳 2.4
64~65歳 7.5
66~69歳 0.3
70歳以上 0.3
不明 0.3
2 ない 6.2 →問27の回答はいりません。
不明 0.5
問27 定年到達者に対する継続雇用制度(再雇用・勤務延長など)の有無とその標準的な最長雇用年齢A Bで、上限の年齢が決まっていない場合は「100」と記入して下さい。(N=1159)
1 ある 73.9
─┬──→ A 希望者全員 ─┐
│ ( )歳まで(N=188) │
│ ~60歳 3.2 │
│ 61~63歳 6.9 │
│ 64~65歳 51.1 │ (N=857)
│ 66~69歳 1.1 │→標準的な最長雇用年齢( )歳
│ 70~79歳 5.9 │ ~60歳 1.4
│ 80~99歳 0.0 │ 61~63歳
12.3
│ 決まっていない 29.8 │ 64~65歳
42.4
│ 不明 2.1 │ 66~69歳 6.2
└──→ B 会社が選択 ─┘ 70~79歳
10.3
( )歳まで(N=706) 80~99歳 0.2
~60歳 0.4 決まっていない 0.8
61~63歳 6.4 不明
26.5
64~65歳 40.5
66~69歳 2.3
70~79歳 7.4
80~99歳 0.3
決まっていない 39.7
不明 3.1
2 ない 24.3
不明 1.7
なお、お手数ですが、同封した個人調査の配布も宜しくお願い致します。それに関して、配布状況を下記に御記入下さい。
出向・転籍者 ( )名 (N=1242)
0人 65.6
1人 11.1
2人 4.9
3人以上 2.9
不明 15.5
中途採用者 ( )名 (N=1242)
0人 35.0
1人 22.3
2人 11.7
3人以上 17.7
不明 13.3