東京大学

概要
調査番号 0371
調査名 勤務経験のない業種での開業者に関する調査,2003
寄託者 日本政策金融公庫総合研究所
(寄託時:国民生活金融公庫総合研究所)
利用申込先・承認手続き 利用方法の詳細はこちら

寄託者が利用申請を承認したときに利用できる
教育目的(授業など)の利用 研究のみ

利用期限

一年間
データ提供方法 ダウンロード
オンライン集計システムSSJDA Data Analysis 利用不可
調査の概要  開業者の多くは,開業した業種での勤務の経験を積んでから開業している。一方,開業した業種以外での勤務経験や勤務以外での経験(趣味など)を生かして開業している企業もある。開業者のさらなる増加やすそ野拡大のためには,そうした勤務経験のない業種での開業者にも注目する必要があろう。
 そこで,開業者の勤務キャリア別の特徴を把握し,勤務経験のない業種での開業者の経営状況,開業に当たっての課題等を明らかにすることを目的として本調査を実施した。
 報告書では主に,斯業経験のない開業者(勤務経験が全くない者を含む)と斯業経験のある開業者別に集計,勤務キャリア別の分析を施している。
 なお,不動産賃貸業は除いて再集計している。
データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計) 量的調査: ミクロデータ
調査対象 新規開業企業
調査対象の単位 個人
サンプルサイズ 発送数 25,292社,回収数 6,674社 (回収率 26.4%)
調査時点 2003/08/01
対象時期
調査地域 全国
標本抽出 国民生活金融公庫の全国の支店が,2001年12月から2002年9月にかけて融資した企業のうち,融資時点で開業後5年以内の企業(開業前の企業を含む)25,292社
調査方法 経営者本人による自記入式,郵送回収
調査実施者 国民生活金融公庫総合研究所
DOI
委託者(経費)
寄託時の関連報告書・関連論文 「勤務経験のない業種での開業者に関する調査結果 ~アンケート結果の概要~」,『国民生活金融公庫レポート』,2003年12月1日,国民生活金融公庫総合研究所
「新規開業白書 2004年版 ―勤務経験のない分野に挑戦する開業者―」,2004年7月,国民生活金融公庫総合研究所編,(株)中小企業リサーチセンター
SSJDAデータ貸出による二次成果物 二次成果物一覧はこちら
調査票・コードブック・集計表など [調査票]
主要調査事項 (1)事業の概要
 業種,事業内容の変更・追加,営業場所,組織形態(開業時・現在),開業時組織形態の選択理由,フランチャイズ・チェーンの加盟(有無,加盟理由,加盟して良かったか)。

(2)経営者
 性別,現在の年齢,最終学歴,職歴(勤務者経験・正社員経験とその勤務先数・勤務年数,斯業経験とその年数,管理職経験とその年数),勤務者として経験した主な仕事の業種・職種,開業直前の職業,開業直前の勤務先(従業者数・上場企業か・離職形態・現在の収入との比較)。

(3)開業の経緯
 現在の事業を始めた経緯,親の事業経営経験,親の事業を承継せずに開業した理由,開業動機,創業年月・年齢,経営者になった年月・年齢,経営者を意識した年齢,開業準備開始年月・年齢,開業に対する意識と仕事や勉強の経験,経営者になった経緯,事業内容選定理由,事業シーズの獲得方法,経営者として不足していた点とその補足方法,起業セミナーや講習会(参加の有無,参加の効果,役立たなかった理由),開業費用の内訳,開業費用調達先の内訳。

(4)家族・従業員
 開業時と現在の従業者数の内訳,本人が直接担当する仕事,経営上のパートナー(有無,関係,役割),家族の状況・収入(本人の事業からの年収・事業以外の年収,同居家族,配偶者の職業・年収,配偶者以外の同居家族の年収)。

(5)経営状況等
 事業を経営する上での最重視点,新規性の有無・内容,事業を継続していくうえでの強み,受注・販売先の売上高に占める割合,取引先の獲得方法,インターネットや電子メールの利用状況(IT利用の有無,目的,業務上の効果),現在の業績(同業他社と比較した業況,売上動向,月商,採算状況),資金繰り方法,苦労している点,経営者になって良かったか・良くない理由,将来の経営ビジョン,起業に有効な支援施策。
公開年月日 2004/09/24
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SSJDAオリジナルトピック 経済・産業・経営
バージョン 登録:2004年9月24日 :
特記事項