概要 |
調査番号
|
0389
|
調査名
|
若年者の採用方法の多様化と人材育成に関するアンケート,2003
|
寄託者
|
連合総合生活開発研究所
|
利用申込先・承認手続き
|
利用方法の詳細はこちら
SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる |
教育目的(授業など)の利用
|
研究のみ |
利用期限
|
一年間 |
データ提供方法
|
ダウンロード |
オンライン集計システムSSJDA Data Analysis
|
利用不可 |
調査の概要
|
長期化する不況の中,若年労働者の労働市場は急速に厳しさを増し,就職状況の更なる悪化,フリーター,新卒無業者の増大等,新たな対策が求められている。学校を卒業した後の数年間は,非典型労働に従事したとしても,一定の職業能力機会が得られるだけでなく,典型労働を含めつぎの段階のキャリアへの移行が可能となる仕組みが求められている。新卒・正社員一括採用を基本とするこれまでの見方に加え,多様な働き方を前提とする柔軟かつ多様なキャリア形成を可能とするルールづくりの検討が必要である。
そこで,近年の急速に変化している若年労働市場において,若年労働者の能力開発,技能形成および配置・評価・処遇等について,企業の採用に関する考え方や若年労働者の現状等の観点から,実態を把握し,その問題点を究明することを目的として本調査研究が実施されたものである。
本調査では,企業における若年正社員の採用および人材育成,とりわけ「未経験者歓迎」の中途採用募集,非正社員から正社員への登用,および若年者の技能育成とキャリア形成の実態を明らかにするために,企業の人事担当者を対象とするアンケート調査及びヒアリング調査を実施した。
|
データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計)
|
量的調査: ミクロデータ
|
調査対象
|
求人誌およびホームページにおける求人広告掲載企業
|
調査対象の単位
|
組織
|
サンプルサイズ
|
配布数 3,000社,有効回収数 204社(有効回答率 6.8%)
|
調査時点
|
2003年7月~8月
|
対象時期
|
|
調査地域
|
|
標本抽出
|
(1)ソースとした求人誌の求人広告は,以下の4つである;
1. (株)リクルート発行「From A」誌の「A to Next」欄の求人広告。
2003年4月7日号から7月10日号まで,647社。
2. (株)リクルート発行「From A関西」誌の「A to Next」欄の求人広告。
2003年6月2日号から7月7日号まで,397社。
3. (株)リクルート発行「とらばーゆ」誌の「未経験者歓迎」マーク付き求人広告。
2003年5月7日号から7月9日号まで,996社。
4. (株)リクルート発行「とらばーゆ関西」誌の「未経験者歓迎」マーク付き求人広告。
2003年6月4日号から6月18日号まで,172社。
(2)調査対象を抽出したホームページ掲載の求人広告;
(株)リクルート転職情報サイト「リクナビNEXT」に2003年6月に掲載された未経験者歓迎広告,1,711社。
上記(1)の4つの求人誌から抽出された2,212社と「リクナビNEXT」から抽出された1,711社,計3,923社から「会社名」の重複を除く3,000社にアンケート調査を郵送。
|
調査方法
|
郵送配布,記入者からの直接郵送方式で回収
|
調査実施者
|
連合総合生活開発研究所
|
DOI
|
|
委託者(経費)
|
雇用・能力開発機構
|
寄託時の関連報告書・関連論文
|
「若年者の職業選択とキャリア形成に関する調査研究報告書」,2004年2月,雇用・能力開発機構,(財)連合総合生活開発研究所
|
SSJDAデータ貸出による二次成果物
|
二次成果物一覧はこちら
|
調査票・コードブック・集計表など
|
[調査票]
|
主要調査事項
|
アンケート事項:
(1)「未経験者歓迎」のおおむね30歳までの中途採用募集
「未経験者歓迎」の募集と採用状況,「未経験者歓迎」求人の職種,「未経験者歓迎」として募集する理由,「未経験者歓迎」求人における選考基準と評価ポイント,「未経験者歓迎」求人における実際の採用者の属性。
(2)非正社員の正社員登用
30歳以下の非正社員の雇用の有無,正社員登用の制度や慣行の有無,正社員登用の制度や慣行の公開性,正社員登用に期待する役割,正社員登用の候補者の条件・候補者数,正社員登用者の選抜にあたり重視する点,正社員登用の実績(登用実施の有無,候補者数と登用者数),正社員登用者のプロファイル。
(3)若年者の技能育成とキャリア形成
非正社員のポジションの上限,非正社員の収入の上限,若年層への仕事の割り振り方,正社員と非正社員の技能水準(ひととおりの仕事の習得期間,最も高度な仕事の習得期間),正社員と非正社員に期待する勤続期間,正社員と非正社員への教育訓練の制度や仕組み。
フェース事項:
会社組織上の位置付け。
<全社の状況>総正社員数,創業年,労働組合・従業員組織の有無,正社員の入社3年後の定着率(新卒者・中途採用者),3年前・3年後の売上高指数,経営戦略,競争力,従業員の能力開発への取組み方。
<事業所の状況>業種,雇用形態別従業員数,過去3年間の正社員・非正社員数の増減。
|
公開年月日
|
2005/05/18
|
CESSDAトピック
|
詳細はこちら
|
SSJDAオリジナルトピック
|
雇用・労働
教育・学習
|
バージョン
|
登録:2005年5月18日 :
|
特記事項
|
上記の主要調査事項のうち、「未経験者歓迎」求人における実際の採用者の属性(問9)及び正社員登用者のプロファイル(問17)については、寄託された個別データには含まれていません。
|