東京大学

概要
調査番号 0594
調査名 第3回社会生活における不安感に関するアンケート,2007
寄託者 日工組社会安全研究財団
(寄託時:社会安全研究財団)
利用申込先・承認手続き 利用方法の詳細はこちら

SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる
教育目的(授業など)の利用 教育(授業・卒論等)も可

利用期限

一年間
データ提供方法 ダウンロード
オンライン集計システムSSJDA Data Analysis オンライン集計システム「SSJDA Data Analysis」を用いた分析が可能。
調査の概要  この調査は,犯罪の被害にあった経験,犯罪の被害にあう不安,地域の治安および防犯対策等に関する住民の意識について調査し,住民の治安に関する意識を知る基礎資料とすることを目的として実施したものである。調査に際しては,その時々に緊急の課題になっている犯罪関連問題も取り上げることとし,今回の調査では,少年の非行・犯罪および調査対象者の地域の状況と地域への関わりを取り上げている。

 また,この調査を定期的に実施することにより,その間における国民の意識の変化を把握することも目的の一部としているが,その第1回調査を2002年,第2回調査を2004年に実施したので,今回の調査が第3回になる。
データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計) 量的調査: ミクロデータ
調査対象 2007年9月30日現在,全国の市町村に居住する20歳以上の男女。
調査対象の単位 個人
サンプルサイズ 抽出数 6,000人,回収標本数 1,779人 (回答率 29.7%)
調査時点 2007-10-05 ~ 2007-10-29
2007年10月5日~29日
対象時期 2007 ~ 2007
調査地域 日本
全国
標本抽出 確率: 多段抽出
混合確率と非確率
 個人情報保護法の制定に伴って,国関連の調査以外については自治体の住民基本台帳の閲覧ができなくなったため,次のような抽出方法で調査対象者の選定を行った。

a) 一次抽出として対象地区の人口を積み上げ,調査地域から150地点の町丁目を抽出した。
b) 二次抽出として対象となった町丁目の住宅地図から,対象の世帯を抽出した。
c) 指定された町丁目の一番若い番地を起点とし,5軒おき(郡部は3軒おき)に対象世帯を抽出した。マンション・アパートは1フロア1軒とし,明らかに商店,企業と判別できるところは除いた。
d) c)に基づいて訪問先をリスト化し,1地点の標本数を40標本と決め,調査員が訪問する対象先を決定した。
e) 上記の手順で,対象先150地点のリストを作成した。
f) 上記で抽出したリストを用いて,事前に,調査対象者に調査依頼状を郵送した。
g) 各地点での回収属性の大きな偏りを少なくするため,調査員に性・年代を割当てた指定表を持たせ,調査を実施した。
h) 調査員は住宅地図と対象者宅リスト,属性指定表をもとに,指定世帯を訪問し,該当者がいたら調査の依頼を行った。
i) 1世帯に複数の対象者がいた場合,1世帯1名とし,回収数1800標本を目標に調査を実施した。
調査方法 自記式調査票:紙
 調査は,抽出された調査対象者に事前に調査依頼状を郵送し,その後に調査員が訪問して調査対象者自身が記入するように依頼し,後日回収するという形で実施した。
調査実施者 社会安全研究財団,実地調査は(社)輿論科学協会
DOI 10.34500/SSJDA.0594
委託者(経費)
寄託時の関連報告書・関連論文 「犯罪に対する不安感等に関する調査研究 ―第3回調査報告書―」,2008年3月,(財)社会安全研究財団
SSJDAデータ貸出による二次成果物 二次成果物一覧はこちら
調査票・コードブック・集計表など [調査票]
主要調査事項 (1)犯罪被害の経験と警察への届出の有無
 本人または同居家族の各種犯罪被害経験(16項目)・回数・届出回数,届け出ない理由。

(2)犯罪被害に対する不安感とリスク知覚
 犯罪被害にあう不安を感じる頻度,同居家族が犯罪被害にあう不安,各種犯罪被害にあう不安の程度(21項目),自身と家族が各種犯罪被害にあう可能性の認識(リスク知覚)(21項目),犯罪被害にあう不安を感じる場所,夜11時以降の1人歩きの不安(本人,家族)。

(3)地域の治安と防犯対策
 1年前と比較した地域の治安,1年前と比較した日本の治安,地域の防犯活動(住民のパトロール,自治体のパトロール車,警察の巡回),自分がしている防犯対策,警察への要望,行政への要望,地域住民による自主的な防犯活動,防犯活動への参加意思,防犯活動への不参加の理由,犯罪抑止に重要な事柄評価(個人の防犯対策,地域住民の活動,自治体の取組み,警察の活動の充実,企業等による取組み),公共の場所への防犯カメラ設置の賛否,性犯罪前歴者の情報公開の賛否。

(4)少年の非行・犯罪
 少年非行に関する量的動向・質的動向に関する認識,少年の非行・犯罪のより厳しい取締り,見知らぬ少年の喫煙を注意するか,知っている少年の喫煙を注意するか。

(5)地域の状況と地域への関わり
 現在の地域の居住年数,地域への継続居住の希望,近所で相談や助け合いがあるか,自身近所での相談や助け合いの有無,近所の小・中学生の認知,町内会長の認知,町内会・自治会等への参加程度,地域の自主的な団体活動への参加,地域住民の入れ替わり,警察の地域の防犯活動への積極的取組み,警察官の活動状況(制服警察官のパトロール,各家庭への訪問活動,交番への常時配置),地域の状況(15項目)。

(6)属性
 性別,年齢,未既婚,同居家族数,居住地域,住宅の形態,住宅の建て方,集合住宅の建物階数・住居階数,同居家族の状況,職業,世帯年収。
公開年月日 2008/12/16
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犯罪と法の執行
地域社会、都市生活、農村生活
社会行動と社会的態度
社会状況と社会指標
SSJDAオリジナルトピック 安全・犯罪・災害
バージョン 1 : 2008-12-16
特記事項