概要 |
調査番号
|
0612
|
調査名
|
個人事業主(サービス業)の独立開業に関する実態調査,2004
|
寄託者
|
リクルートワークス研究所
|
利用申込先・承認手続き
|
利用方法の詳細はこちら
寄託者が利用申請を承認したときに利用できる |
教育目的(授業など)の利用
|
教育(授業・卒論等)も可 |
利用期限
|
一年間 |
データ提供方法
|
ダウンロード |
オンライン集計システムSSJDA Data Analysis
|
利用不可 |
調査の概要
|
昨今,「雇われない働き方」や「週末起業」「仲間と企業組合を作っての起業」「副業から起業へ」など,独立の多様な形態が出てきている。雇用との境目も曖昧になってきた。本調査は,多様に見える独立自営者・個人事業主の働き方の特徴を知るとともに,独立後の営業活動および取引実態の把握を行おうとするものである。
従来の労働研究においては,非雇用である個人事業主の働き方の調査は多くはない。また,独立開業という働き方は,「労働」の側面と同時に,独立後,事業や仕事を続けていくための顧客獲得・取引の重要性という「経営」の側面ももちあわせているが,とりわけその取引の状況・営業の課題に焦点を当てた調査は少なく,実態が十分把握されていないのが実情である。
そこで,個人事業主(雇われないで働く人々)の働き方,キャリア,取引実態,外部サービスの利用状況を明らかにすることを目的として本調査が実施された。
調査の結果,法人化も拡大も志向しない個人事業主の存在や,限定された主たる取引先との関係,営業におけるジレンマ等が事実として浮かび上がってきた。
なお,本調査の名称は「個人事業主(サービス業)の独立開業に関する実態調査,2004」ですが、調査の実施年は2003年です。
|
データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計)
|
量的調査: ミクロデータ
|
調査対象
|
・個人事業主を本業とする者。 ・業種は,サービス業中心(建設,卸・小売等,飲食店・宿泊等除く)。 ・独立初期者(過去5年以内,1998~2003年独立)と,ベテラン独立者(開業10~15年,1989~1993年独立)の2層。
|
調査対象の単位
|
個人
|
サンプルサイズ
|
サンプル数: 800人(男性 575人,女性 225人) (独立初期者601人,ベテラン独立者199人)
|
調査時点
|
2003年11月28日~12月8日
|
対象時期
|
|
調査地域
|
全国
|
標本抽出
|
・インターネット調査(株式会社インテージ・インタラクティブのリサーチモニターの,自営業・SOHO・士業データ 約5800サンプルを対象に,下記スクリーニングを経てサンプリング)
■スクリーニング調査(調査期間2003年11月21~27日) ・調査対象数:自営業・SOHO・士業(弁護士,弁理士,行政書士,会計士,税理士)の5804人 ・スクリーニング項目:①独立年,②本業か副業か ・回答状況:回答者2974人(回答率51.2%) うち調査対象年 独立者 2128人 (初期1770人 ベテラン358人) うち調査対象である本業者 2673人(89.9%) *副業者は301人(副業率10.1%)
■本調査 ・調査対象数:1325人 スクリーニング調査の結果,調査対象年であり,かつ本業者である者1869人を対象に,調査目標800サンプルとなるように1325人に依頼(内訳は,ベテランは全数,初期者は無作為抽出で989人)。 ・回答状況:回答者973人(初期727人 ベテラン246人,回答率73.4%) ・集計回答数:800人(初期601人 ベテラン199人) 回答者数973件のうち,業種や経営形態で対象外となる約13%を除き,約840件のなかから調査目標計800件となるよう,初期者は無作為抽出。ベテランは全数抽出。
|
調査方法
|
スクリーニング調査・本調査のいずれもインターネット調査
|
調査実施者
|
リクルート ワークス研究所
|
DOI
|
|
委託者(経費)
|
|
寄託時の関連報告書・関連論文
|
「個人事業主(サービス業)の独立開業に関する実態調査 2004」,2004年4月,(株)リクルート ワークス研究所
|
SSJDAデータ貸出による二次成果物
|
二次成果物一覧はこちら
|
調査票・コードブック・集計表など
|
[調査票]
|
主要調査事項
|
(1)現在の事業・仕事等 独立開業した年,独立開業年齢,業種,本業か副業か,従業員数内訳,経営形態,個人事業主の今後の法人化意向,個人事業主が法人化を考える理由,事業内容や商品・サービスの独自性,独自性の創造者,事業・仕事を行うなかでの重視項目(19項目)。
(2)働き方 1日の平均労働時間,職業人生で一番重視すること,雇われることへの抵抗感,独立開業の決断(前向きか否か),働き方の満足度。
(3)独立の経緯 独立にいたる経緯,独立前の職業,独立前の最長勤続職業と勤務年数,最長勤続会社の従業員規模,独立前の事業経営の経験,独立前の営業・マーケティングの経験,現在の事業に関連した仕事の経験と年数,情報収集から独立までの準備期間。
(4)取引の状態 主な発注元,直請けの割合,合い見積もりの割合,競争相手の状態,契約期間・納期,主要な発注元の数,発注元となった経緯,発注元の数,1位~3位の発注元の売上に占める割合,1位~3位の発注元となった経緯,新規開拓への取り組み姿勢,仕事の外注度合い,外注先の選択基準,外注している仕事内容,外注先の特徴(10項目),営業活動の状況(21項目),契約書作成の有無,発注元の変化,2001年度・2002年度の売上高,現在の採算状況,現在の業績への満足度,生計の充足感。
(5)外部の組織やサービスの活用 外部の組織や集まり・ネットワークへの参加有無,参加している外部の組織や集まり・ネットワークの内訳,外部サービスの利用意向(25項目)。
(6)属性等 性別,年齢,未既婚,扶養家族,最終学歴,等。
|
公開年月日
|
2009/03/02
|
CESSDAトピック
|
詳細はこちら
|
SSJDAオリジナルトピック
|
経済・産業・経営
|
バージョン
|
登録:2009年3月2日 :
|
特記事項
|
|