東京大学

概要
調査番号 0616
調査名 連合生活アンケート調査,2008
寄託者 日本労働組合総連合会
利用申込先・承認手続き 利用方法の詳細はこちら

寄託者が利用申請を承認したときに利用できる
教育目的(授業など)の利用 教育(授業・卒論等)も可

利用期限

一年間
データ提供方法 ダウンロード
オンライン集計システムSSJDA Data Analysis 利用不可
調査の概要  日本労働組合総連合会(連合)の「生活アンケート調査」は民間連合時代の1988年から隔年で実施しているもので,春季生活闘争の方針や要求づくりに欠かせない基礎データとなっている。近年,組合員の関心やニーズが多様化している中で,組合員の生活や職場の実態・実感についてのナマの声を正確にキャッチするために行っているものである。今回の調査は,連合の2009年春季生活闘争を進めるうえで,組合員の生活と職場の実態,実感を把握することを目的として実施されたものである。

 調査項目の構成は,前回までの調査との継続性についても配慮しながら,組合員の収入や家計の状況,労働時間の実態,職場生活,及び仕事と生活との調査などについての実態と意識とし,今後の生活改善闘争の課題の掘り下げに役立つ資料作成に努めている。

 なお,今回の調査報告では,「パート・派遣等非典型労働者」(こちらは通算3回目)を対象としたアンケート調査を別建ての報告書でまとめている。
データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計) 量的調査
量的調査: ミクロデータ
調査対象 連合加盟の構成組織の組合員
調査対象の単位 個人
サンプルサイズ 配布数 40,100人,有効回収数 24,194人(有効回収率 60.3%)
調査時点 2008-06 ~ 2008-09
2008年6~9月
対象時期 2008 ~ 2008
調査地域 日本
全国
標本抽出 非確率: クオータ抽出
前回同様,構成組織を通じて単組の組合員へ配布。構成組織に対しては,その組合員数を考慮し,調査対象者数をわりふった。単組での配布にあたっては,組合の規模,組合員の性別,年齢などを考慮するよう依頼。
調査方法
調査実施者 日本労働組合総連合会(連合)
DOI 10.34500/SSJDA.0616
委託者(経費)
寄託時の関連報告書・関連論文 「2008年連合生活アンケート調査報告」,『れんごう』政策資料No.186,2009年2月27日,日本労働組合総連合会(連合)
“The Effects of Working Hours Schemes on Overtime Working Hours in Japan”:『The Japan Association for Evolutionary Economics Rev.9(1)』2012年,福田順,京都大学大学院 
SSJDAデータ貸出による二次成果物 二次成果物一覧はこちら
調査票・コードブック・集計表など [調査票]
主要調査事項 フェース事項:
<勤務先概要>
 勤務先企業・事業所の業種,従業員数,事業所の正社員数・非正社員数の増減。
<本人属性>
 性別,年齢,勤続年数,学歴,採用形態,職種,勤務形態,世帯構成,世帯人数,子どもの人数,長子・末子の成長段階,世帯の収入源,居住地(地域区分及び都道府県),住居の種類,組合役員経験の有無。


アンケート事項:
(1)収入の状況
 本人の年間賃金総額,現在の年間賃金総額への満足度,2008年6月の所定内賃金と公課負担(税金・社会保険料)・前年比,世帯の年間収入総額・前年比。

(2)家計の状況
 この1年間の世帯消費支出の増減・増えた費目,世帯の家計収支状況,今後の生活見通し,最近の物価に対する実感,最近の物価上昇への対応,2007年の世帯の年間住宅関係費。

(3)労働時間の実態
<労働時間管理の状況>
 職場での労働時間管理の有無,該当する労働時間制。
<時間外労働時間と残業手当>
 2008年6月に所定労働時間を超えて働いた時間,1年前と比べた時間外労働の増減,2008年6月に残業手当が支払われた時間数,残業手当額,時間外労働で実際に支払われる対象時間の決定方法。
<不払い残業>
 不払い残業の有無,2~3年前と比べた不払い残業の変化。
<持ち帰り残業>
 仕事を家庭に持ち帰ることの有無。
<年次有給休暇等>
 2007年度の年次有給休暇の新規付与日数・取得日数,有給休暇取得理由,取得日数が最も多かった理由,年次有給休暇を取得できなかった理由,自分自身の現在の総実労働時間について。

(4)職場生活とストレス
<健康>
 仕事上で精神的なストレスを感じることの有無,仕事上のストレスを感じる理由,ストレス解消の有無。
<職場生活>
 職場の不安(10項目),同じ仕事をしているパート社員等の働き方,パート社員の賃金水準評価。

(5)仕事と生活のバランス
<生活時間>
 平均的な出勤日の状況(起床時刻,自宅を出る時刻,出社時刻,退社時刻,帰宅時刻,就寝時刻),平均的な出勤日の家事・育児時間,仕事と自分の生活時間。
<子育て>
 いまの社会は子どもを生み育てやすい環境か,子育てしやすい社会をつくるのに必要なこと,育児と仕事の両立。

(6)生活意識
<暮らし方・働き方>
 ライフスタイルについての考え方(仕事と家庭生活や余暇についての充実感について,賃金と自由時間とでは,男女の協力関係では,給付と負担との関係では),60歳以降の生活への不安(自分にあった仕事の確保,生活費の確保,公的年金制度,介護や医療制度)。
<生活満足度>
 現在の生活への満足度。
公開年月日 2009/08/25
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バージョン 1 : 2009-08-25
特記事項