東京大学

概要
調査番号 0680
調査名 ワーク・ライフ・バランスに関するアンケート,2008
寄託者 連合総合生活開発研究所
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SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる
教育目的(授業など)の利用 教育(授業・卒論等)も可

利用期限

一年間
データ提供方法 ダウンロード
オンライン集計システムSSJDA Data Analysis 利用不可
調査の概要  連合総合生活開発研究所(連合総研)では,2007年1月に「ワーク・ライフ・バランス研究委員会」(主査:大沢真知子 日本女子大学)を設置した。研究委員会では,ワーク・ライフ・バランス(WLB)の目的は仕事と生活の双方の充実を図ることにあると考え,そのために職場で何をなすべきかを明らかにすることを狙いとして現在の労働市場の変化を踏まえつつ検討を重ねてきた。

 そして,労使の現場に根ざした研究・提言となるようにするため,現場の実態や勤労者の意識について企業・職場からのヒアリングを実施するとともに,連合総研が2001年から毎年2回実施している「勤労者の仕事と暮らしについてのアンケート」のデータを再分析した。加えて,本研究委員会独自の調査として行ったのがここに収録の「仕事に関するアンケート」である。

 本研究では,ワーク・ライフ・バランスを図る範囲は育児や介護に止まらず,地域活動や自己啓発さらには趣味など幅広い領域に及ぶと捉える。また,ワーク・ライフ・バランスを図るに当たっての労働組合の役割とは何かについて考察する。

 「仕事に関するアンケート」は,勤労者に対するアンケート調査(正社員を対象)により,ワーク・ライフ・バランスについての勤労者の認識を把握するとともに,働き方・働かせ方を改革するための基礎的な資料を得ることを目的としている。

 ワーク・ライフ・バランスは全ての勤労者に関わる課題であるが,とりわけ正社員においては就労時間が長いこと等からこの課題に直面する場合が多いと考えられるため,本調査において調査対象は正社員に絞っている。

 主な調査項目は, ワーク・ライフ・バランスに対する寛容度,仕事と生活の調和が図れずに困難を感じた状況,1日の時間配分,仕事時間等の増減意向,自己啓発,生活と仕事のバランスに対する満足度,キャリアの現状・希望,などである。
データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計) 量的調査: ミクロデータ
調査対象 20代から50代までの民間企業に勤める正社員
調査対象の単位 個人
サンプルサイズ 2,230人
調査時点 2008-08-01 ~ 2008-08-01
2008/08/01
対象時期 2008 ~ 2008
調査地域
標本抽出 非確率: クオータ抽出
「平成14年就業構造基本調査」の20代から50代までの雇用者(正社員)の性・年齢階級・従業者規模別の分布を反映したサンプル割付基準を作成し,これに基づき,(株)マクロミルのモニターの中から2,230名を抽出。

※ 回答時間が13分以上の者(2,230名)をサンプルとして確保した。13分未満の者については正確な回答といえないおそれが強いことから,サンプルから除外した。
調査方法 自記式調査票:Webベース(CAWI)
WEB調査
調査実施者 連合総合生活開発研究所,実地調査は(株)マクロミル
DOI 10.34500/SSJDA.0680
委託者(経費)
寄託時の関連報告書・関連論文 「広がるワーク・ライフ・バランス ―働きがいのある職場を実現するために―」,2009年4月,(財)連合総合生活開発研究所
SSJDAデータ貸出による二次成果物 二次成果物一覧はこちら
調査票・コードブック・集計表など [調査票]
主要調査事項 ・配偶者の有無,配偶者の就労有無,配偶者の就業形態,最終学歴,居住地の都市規模,子ども有無,子どもの人数,末子年齢,要介護者の有無,親との同居・近居状況,勤務先の業種,職種,勤務先の従業員規模,労働組合有無,労働組合加入状況,現在の勤め先での勤続年数,週あたり実労働時間,勤務形態,賃金年収,世帯年収

・職場がある事業所の形態,職場の従業員数,職場での正社員割合,業務量に比べた要員,成果主義人事制度の導入有無,職位,転職経験有無・回数,最初の転職時期

・生活していく上での関心事,家庭生活の満足度,職場外学習への考え,優秀な部下・能力の劣る部下の申し出(休業制度や短時間勤務制度など)への受け止め方

・仕事と生活の調和が図れずに困難を感じた経験,困難を感じた場面・最も感じた場面,困難の解決方法,困難の解消有無

・通常の1日の時間配分(勤務のある日・ない日別),日常の時間(仕事/自己啓発/社会貢献活動/趣味・休息/家族との時間)の増減希望,所定外労働の理由,仕事にかける時間と成果,管理制度による仕事と生活のバランスの取りやすさ,休業・休暇取得の支障,時間がきたら帰る働き方か,定時退社実現の条件

・過去1年間の仕事関連自己啓発の有無・内容・方法・役立ち度,自己啓発の問題点,今後の自己啓発意向

・仕事や職場でのストレス程度,1年前と比べたストレス程度,1週間のうち疲れや悩みが翌日まで持ち越された日数,生活と仕事のバランス(時間配分)への満足度

・昇進や昇格のスピード,現在の会社での昇進希望,従事してきた仕事の内容,ジェネラリストかスペシャリストか,勤め先の人事異動有無,目指すキャリアを築く上での人事異動の意義,これまでの職業キャリアの中で他人に負けない得意なものの有無・身につけた時期,身につけた職務能力の他社での通用程度,他社でも通用する職務能力を身につけた時期

・将来希望するキャリア構築,職業人生の過ごし方の希望,仕事で頑張ることから仕事以外の生活を充実させる年齢,収入を伴う仕事の希望年齢,職業生涯における長期的な目標,長期的な目標達成に向けた計画,担当職務の長期的目標達成上の意義

・仕事や会社に対して感じていること,自身のキャリアパスは会社まかせか,職場外での仕事関係ネットワーク,仕事や職場の状況(24項目),上司や部下との関わりの状況(12項目),企業による仕事と生活の調和施策への考え。


・その他,性別,年齢について,モニター登録情報を用いている。
公開年月日 2010/04/08
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バージョン 1 : 2010-04-08
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