東京大学

概要
調査番号 0894
調査名 大学教育についての職業人調査,2009
寄託者 東京大学 大学経営・政策研究センター
利用申込先・承認手続き 利用方法の詳細はこちら

SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる
教育目的(授業など)の利用 教育(授業・卒論等)も可

利用期限

一年間
データ提供方法 ダウンロード
オンライン集計システムSSJDA Data Analysis 利用不可
調査の概要  本調査は,全国の大学卒業者のうち,とくに職業人の方々から,大学教育への評価,自分の各種の知識能力に関する自己評価,職業上の知識技能の要求,そしてこれからの学習要求などに対する意見を聞き,大学教育の改善に寄与することを目的とするものである。

 また,東京大学大学経営・政策研究センターがこれまでに実施した「高校卒業生追跡調査0892」,「全国大学生調査0893」による大学の入口時点,大学教育のプロセスについての大規模調査に続く3つ目の大規模調査として,卒業後に焦点を当てている。

 なお,本調査の実施にあたっては,平成17-21年度科学研究費補助金(学術創成研究費)「高等教育グランドデザイン策定のための基礎的調査分析」(研究代表者 金子元久)を受けている。
データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計) 量的調査: ミクロデータ
調査対象 全国の30人以上1,000人以下の民営事業所を対象(公的機関は除く)
母集団:約572万事業所
(a)人事担当責任者
(b)個別社員(大学卒業者・大学院修了者)
大学卒業者(企業に在籍者で,20歳~59歳の男女)
調査対象の単位 個人
サンプルサイズ 事業所数:50,000事業所
【人事担当者】
有効回収数:8,777票(回収率17.6%)
【大卒社員】
有効回収数:25,203票(回収率10.1%)
調査時点 2009-07 ~ 2009-08
2009年7月~8月
対象時期 2009 ~ 2009
調査地域 日本
全国
標本抽出 確率: 集落抽出: 単純無作為
「平成18年事業所・企業統計調査リスト」から全国の事業所をランダムに50,000件抽出し,調査票を送付。1事業所につき「人事担当責任者1名」50,000件(50,000社×1名)が「5名の大学卒業者250,000件(50,000社×5名)」に人事担当者からランダムに配布。
調査方法 自記式調査票:紙
日経リサーチが対象企業に調査票を郵送,回収
調査実施者 東京大学 大学経営・政策研究センター,実査は日経リサーチ(株)
DOI 10.34500/SSJDA.0894
委託者(経費)  
寄託時の関連報告書・関連論文 「大学教育に関する職業人調査 第1次報告書」,2010年2月,東京大学 大学院教育学研究科 大学経営・政策研究センター
SSJDAデータ貸出による二次成果物 二次成果物一覧はこちら
調査票・コードブック・集計表など [調査票]
主要調査事項 【人事担当者調査票】
(1)回答事業所の属性
本所・支所の別,常用雇用者員数,主な業種,総従業員数,所在地

(2)大卒者の割合
全従業員に対する割合
20歳台の中での大卒者の割合
20歳台の中での修士終了の割合

(3)大学学部卒及び大学院卒の割合の変化
ここ3年間の変化
長期的な人事政策に対する考え

(4)大卒採用に際しての重視点
学部・大学院卒業時の専門分野
大学での成績,卒業した大学
サークルなどでの実績
成長の可能性

(5)大卒採用者に対する評価
対人関係能力
読み書き能力
外国語の能力
論理性
人格的な成熟度

(6)新規大卒での退職者の割合

(7)大学院修了者に対する配慮
修士課程修了者
博士課程修了者

(8)現在の大学教育に対する評価と将来のあり方について
専門分野の理論を深く教育する
職業にすぐに役立つ教育をおこなう
専門の基礎となる基本的知識や考え方を確実に身につけさせる
専門にこだわらない,幅広い教育を行う

(9)大学院への修学についての方針

【大卒社員調査票】
(1)現在の仕事について
現勤務先への就職の経緯
現勤務先の属性(業種・総従業員数・所在地)
卒業した高校の所在地
現勤務先での仕事
仕事内容でウエイトを占めていること
仕事上での英語の使用状況
職務経験に対する考え
現在の仕事に対する満足度

(2)回答者自身について
回答者のプロフィール,就業時間と通勤時間,出身大学・学部,昨年の年収,現在の職場に採用された際の評価点,現在の仕事を選んだ理由,これまでの勤務経験,留学経験

(3)仕事に必要な知識・技能
仕事をする上で必要な能力
仕事関連の学習状況
社会人大学院に対する考え
大学院入学の目的
大学院入学への阻害要因
在職のまま大学院で勉強するための条件

(4)大学時代について
意味があったと思う授業
出身大学の教育体制に対する評価
大学時代の将来展望
大学時代の勉強・生活の重要度
経験した大学教育と将来のあり方

(5)現在の大学教育について
同じ職場の若い世代の能力

(6)理系学部卒業者について
仕事をする上で不可欠な知識
同じ職場の若い世代の学力に対する評価
学部教育に対する考え

(7)大学院進学者について
大学院での学習の効果
大学院卒の職場での評価
大学院のあり方に対する考え


※調査項目の詳細については,調査票を参照。
公開年月日 2015/08/11
CESSDAトピック 詳細はこちら

教育
高等教育
職業教育と職業訓練
雇用
SSJDAオリジナルトピック 教育・学習
雇用・労働
バージョン 1 : 2015-08-11
特記事項 【大卒社員調査】問12 大学名,学部・研究科名 は,非公開となっています。