東京大学

概要
調査番号 0892
調査名 高校生の進路についての追跡調査(第1回~第6回),2005-2011
寄託者 東京大学 大学経営・政策研究センター
利用申込先・承認手続き 利用方法の詳細はこちら

SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる
教育目的(授業など)の利用 教育(授業・卒論等)も可

利用期限

一年間
データ提供方法 ダウンロード
メタデータ閲覧・オンライン分析システムNesstar メタデータ閲覧・オンライン分析システム「Nesstar 」を用いた分析が可能。
調査の概要  「大学全入時代」が言われる今日,高校生の進学機会問題はその政策的重要性を失いつつあるかに見えます。しかし一方で,高校生の進路選択がその家計と密接に関連していることは無視することのできない現実です。
 このような状況の中,教育政策の取り組むべき課題を明らかにするには,高校生の進路希望や進学意識,家計,地域,高校生活といったさまざまな変数の関連性を多面的に読み解く作業が必要です。
 高騰する教育費はどのように大学への進学を制約しているのか。そして奨学金などの公共政策には何が可能で,何が求められるのか。
 本調査は,こうした議論を体系的に行うための基礎的なデータを得ることを目的として,次の3点を柱に企画されました。

・エリアサンプリングによって全国からまんべんなく高校生を抽出し,全国の動向分析と地域ごとの分析を同時に可能にする
・保護者の方にもご協力いただくことにより,保護者の意識・家計状況と高校生本人の意識・進路選択との関連を明らかにする
・追跡調査を行うことによって,高校3年時の進路選択がその後の人生にどのように影響しているのかを把握する

 第1回目の調査は,2005年11月に,全国4,000人の高校3年生とその保護者の方を対象に実施されました。その後,高校生本人に,2006年3月,11月,2008年1月,2009年12月,2011年2月と継続してその後の状況をお聞きしています。

 本調査は日本学術振興会科学研究費補助金(学術創成研究費)の交付を受けて行われました。
 実際の調査は第1回~第3回を三井情報開発株式会社総合研究所(当時)に,第4~6回調査を株式会社サーベイリサーチセンターに委託しました。
調査対象 高校3年生とその親(または保護者)
・「高校」には,定時制や高等専門学校を含まない
・親または保護者と同居している生徒に限る(下宿,寮,寄宿は除く)
・2006年3月初旬頃の追跡調査と,1年後(2006年11月頃)の追跡調査に再度協力が得られる生徒・保護者に限る
・「高校3年生」と「その親(保護者)」の両方とも調査に回答できる生徒・保護者に限る
調査対象の単位 個人
サンプルサイズ 第1回:高校生4,000人(男子2,000人,女子2,000人),保護者4,000人
第2回:3,493人(回収率 87.3%) 男子1,729人(回収率 86.5%),女子1,764人(回収率 88.2%)
第2回補充調査:277人(回収率 71.8%)
第3回:2,906人(回収率 83.2%)
第4回:1,991人(回収率 82.1%)
第5回:1,535人(回収率 82.3%)
第6回:1,657人(回収率 75.8%)
調査時点 第1回:2005年11月,第2回:2006年3月,第2回補充・第3回:2006年11月,第4回:2008年1月,第5回:2009年12月,第6回:2011年2月
調査地域 全国
標本抽出 層化二段無作為抽出法によるエリアクォータサンプリング
全国400地点から,1地点につき高校生を10人(男子5人,女子5人),合計で4,000人を抽出し,その保護者4,000人にも調査。
調査方法 第1回:訪問留置・訪問回収法
第2回:郵送法
第2回補充調査:電話法
第3回:郵送法
第4回:郵送法
第5回:郵送法
第6回:郵送法
調査実施者 東京大学 大学経営・政策研究センター
調査実施は,第1~3回は三井情報開発(株)(当時の社名),第4~6回調査は株式会社サーベイリサーチセンター
委託者(経費)  
寄託時の関連報告書・関連論文 「高校生の進路追跡調査―第1次報告書」,2007年9月1日,東京大学 大学院教育学研究科 大学経営・政策研究センター
SSJDAデータ貸出による二次成果物 二次成果物一覧はこちら
調査票・コードブック・集計表など [調査票]
主要調査事項 [第1回調査]
(1)高校生
(a)基本項目
・性別,学校,学科,課程,コース,希望学科かどうか,得意科目,進学者割合,成績,勉強時間,欠席日数,アルバイト状況,友人数,得意・苦手なもの,同居状況,保護者との関係

(b)高校卒業後の進路
・進路希望(1~2年,現在),卒業後の進路(進学,就職),進路選択の理由(進学,就職),進路選択上考慮した項目,進学する場合の経済的負担について,30代で希望する職業,希望する進学先(1~2年,受験予定,第一志望),進学希望校の所在地,進学先の専攻分野,第一志望の選択理由,第一志望に進学する際の経済的負担

(c)将来・社会について
・将来についての意見,結婚希望年齢,家族のあり方や将来の生活について,将来の職業や収入について,社会について,奨学金に関する意見

(2)保護者
(a)基本項目
・続柄,同居形態,保護者の年齢・職業・最終学歴・年収,通塾・習い事の有無(中3,高校),通塾・習い事の費用(中3,高校)

(b)子どもの進路について
・卒業後の進路と将来についての保護者の意見,保護者が進路決定で重視した事柄,子供に進んで欲しい進路,子供に重視して欲しい事柄,保護者が最も希望する進学先

(c)費用負担
・進学した場合の学費・生活費負担の可否,経済的ゆとりがあれば何をさせてあげたいか,希望を可能にするのに必要なお金,日本学生支援機構奨学金の貸与奨学金について,希望する進学先に進んだ際の負担について(学費,生活費),希望する進学先の費用を負担できない場合の補填方法

(d)親子関係
・子供の特徴,子供の将来を話し合う頻度

(e)社会・政策について
・教育費の負担について,奨学金制度について,国の大学教育政策について,地位達成に重要なこと,社会について

[第2回調査]
(1)共通項目
・4月からの進路,進路の選択理由,進路満足度,住所変更の有無

(2)就職予定者の進路と意識
・勤務地,業種,職種,応募方法,将来の希望(長く働きたい,学校に通いたい),進学を希望する学校

(3)進学予定者の進路と意識
・進学先,設置者,進学先の所在地,専門分野,通学経路,選抜方法,センター試験について(受験の有無,受験科目,結果),進学後について

[第3回調査]
(1)共通項目
・現在の居住形態,高校のときを振り返って,居住都道府県,今後の調査協力意向

(2)社会人
・就業形態,現在の仕事について,仕事に必要な能力について,将来の職業生活について,将来の進学希望

(3)学生
・通学している学校,出席状況,通学時間,先学期成績,学校についての意見,1週間の過ごし方,1ヶ月の平均収入(仕送り,アルバイト,奨学金),学校生活について

(4)予備校,アルバイト,その他
・現在していること,平日の時間の使い方,来年4月の予想,現在や将来についての意向,アルバイトの有無・種類・勤務時間・収入

[第4回調査]
(1)共通項目
・居住都道府県,今後の調査協力意向

(2)大学生
・通っている大学,入学年,出席状況,通学時間,先学期成績,1週間の過ごし方,1ヶ月の平均収入,入学後の経験,卒業後の進路(入学時,現在),今の学校への入学プロセス,

(3)短大・専門学校生
・通っている学校,修業年限,入学年,出席状況,卒業の予定,学校について,今の学校への入学プロセス,卒業後の進路,就職活動の有無,内定先の業種・職種,応募方法,内定先について感じること

(4)社会人
・就業形態,就業開始年,労働時間(1日平均),1ヶ月の休日数,月収,現在の仕事について,将来の職業生活について

(5)アルバイト,その他
・アルバイトの有無・勤務時間・経験数・収入,高卒後経験したこと,仕事をやめた理由,学校をやめた理由,現在や将来についての意向

[第5回調査]
(1)共通項目
・現在の居住形態,居住都道府県,今後の調査協力意向

(2)学生
・通っている学校,入学年,現在の学年,出席状況,入学後成績,1週間の過ごし方,入学後の経験,卒業の予定,卒業後の進路(可能性のあるもの,最も希望するもの,決まっている場合),学校生活で得たもの,就職活動の有無・内定有無・就職試験数,就職活動について,内定先の業種・職種・従業員数・勤務予定地,応募方法,内定先について感じること

(3)社会人
・就業形態,就業開始年,労働時間(1日平均),1ヶ月の休日数,月収,業種・職種,事業所の規模,現在の仕事について,将来の職業生活について

(4)アルバイト,その他
・アルバイトの有無・種類・勤務時間・経験数・収入,現在や将来についての意向

[第6回調査]
(1)共通項目
・現在の居住形態,居住都道府県,今後の調査協力意向

(2)学生
・通っている学校,入学年,現在の学年,卒業の予定,卒業後の進路,就職活動の有無・内定有無・就活開始時期,就職試験数,内定先の業種・職種・従業員数,希望していた就職先か,採用時の評価,大学院の専門分野,進路に対する考え方(入学時,現在),大学院教育のあり方について

(3)社会人
・就業形態,就業開始年,労働時間(1日平均),1ヶ月の休日数,月収,業種・職種,事業所の規模,転職の経験・理由,現在の職業生活について,現在の職場について,採用時の評価,現在の仕事を選んだ理由

(4)アルバイトなど
・就職の有無,仕事をやめた理由,現在の生活について,多く時間を使っている活動,アルバイトの勤務時間・収入,高校から現在までを振り返って,高校教育のあり方について

※調査項目の詳細については,調査票を参照。
公開年月日 2014/07/29
トピック 教育・学習
雇用・労働
バージョン 登録:2014年7月29日
特記事項 以下の設問は非公開となっています。
【第1回】問21(高校名)
【保護者】問31
【第2回】問4(住所),問5(勤務地),問12b(学校所在地),問12f(学校名)