概要 |
調査番号
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0970
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調査名
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第2回 子ども生活実態基本調査,2009
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寄託者
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ベネッセ教育総合研究所
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利用申込先・承認手続き
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利用方法の詳細はこちら
SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる |
教育目的(授業など)の利用
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教育(授業・卒論等)も可 |
利用期限
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一年間 |
データ提供方法
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ダウンロード |
オンライン集計システムSSJDA Data Analysis
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利用不可 |
調査の概要
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本調査は,子どもたちを取り巻く社会状況や教育環境が変化するなかで,子どもたちの生活全般にわたる意識や実態をとらえることを目的に実施された。小学4年生から高校2年生まで,ほぼ同一の項目で調査を実施しており,2004年に第1回調査(0707)を実施している。発達段階による違いを比較できるよう,経年での比較ができるように配慮した調査設計がなされている。
本調査の特徴は以下のとおり。
1.子どもたちの生活全般にわたる意識や実態を幅広くとらえることができる
ふだんの生活の様子に親や友だちなどのまわりの人々との関係,学習に対する取り組みや動機,携帯電話やゲーム機といった急速に普及するメディアとの接触状況など,ベーシックな内容を幅広く質問しており,子どもたちの日々の生活の様子を浮かび上がらせることができる。
2.子どもの基本属性別の行動や意識の違いがわかる
本調査では,子どもの学年や性別,居住地域などの基本属性のほか,保護者の属性もたずねている。したがって,さまざまな基本属性別にみたときの,それぞれの子どもの特徴を抽出することができる。
3.発達段階による違いをとらえることができる
小学4年生から高校2年生まで,ほぼ同一の内容で調査を実施しており,生活スタイルや周囲の人々の関係,学習行動などが,発達段階によってどのように違っているのかを正確に比較することができる。
4.経年比較が可能である
調査設計にあたっては,経年比較ができるよう,調査項目は第1回調査とほぼ同一の項目を第2回調査でも継続して採用し,調査票を構成している。
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データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計)
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量的調査: ミクロデータ
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調査対象
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小学4年生~高校2年生
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調査対象の単位
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個人
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サンプルサイズ
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有効回収数: 13,797人(小学生3,561人,中学生3,917人,高校生6,319人)
※なお,報告書中の「小学生」は小4生~小6生,「中学生」は中1生~中3生,「高校生」は高1生~高2生を指している。
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調査時点
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2009-08 ~ 2009-10
2009年8~10月
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対象時期
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2009 ~ 2009
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調査地域
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日本
全国
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標本抽出
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非確率: 有意抽出
市区町村の人口密度および人口規模を考慮した有意抽出法
※前回の2004年調査では,調査対象者が生活する都市の規模によって回答に偏りが生じないようにするため,あらかじめ市区町村の人口密度と人口規模を考慮した3つの地域区分を設定し,調査地域が全国に散らばるようにサンプリングを行っている。
具体的には以下のような方法を採用している。
・市区町村の人口密度と人口規模を考慮して,以下の3つの地域区分を設定。
「大都市」(東京都内),「中都市」(中規模都市:人口密度が中/人口規模が20~30万人程度),「郡部」(町村部:人口密度が低/人口規模が1~2万人程度)
・各地域区分に該当する市区町村のなかから,ランダムに複数を抽出。
・抽出した市区町村から,さらにランダムに学校を抽出し,調査を実施。
※今回の2009年調査では経年での比較や地域による違いをみるため,2004年調査と同一の学校に調査を依頼した。一部,調査対象校に入れ替わりがあるが,追加校については市区町村の人口密度や人口規模,高校については学校の入学難易度を考慮したうえで有意に抽出した。
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調査方法
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自記式調査票:紙
学校通しの質問紙による自記式調査
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調査実施者
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ベネッセコーポレーション
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DOI
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10.34500/SSJDA.0970
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委託者(経費)
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寄託時の関連報告書・関連論文
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「第2回 子ども生活実態基本調査報告書 小4生~高2生を対象に」,『研究所報』VOL.59,2010年5月,Benesse教育研究開発センター,(株)ベネッセコーポレーション
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SSJDAデータ貸出による二次成果物
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二次成果物一覧はこちら
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調査票・コードブック・集計表など
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[調査票]
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主要調査事項
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(1)ふだんの生活
起床・就寝時刻/食事のとり方/放課後の遊び場/テレビ・ビデオ(DVD)の視聴時間/テレビゲームの使用時間/ふだんすること/ 小さいころから今までの体験/部活動(参加状況・週の活動日数・1回の活動時間)(中・高生のみ)/アルバイト経験・月あたり日数(高校生のみ)
(2)勉強
家での学習時間(平日・休日)/学校外学習/学習塾(予備校)への週あたり通塾日数・1回の学習時間・進学塾か補習塾か/学習の取り組み方/得意なこと・苦手なこと/勉強する理由/成績の自己評価(教科別)
(3)親や友だちとの関係
親との会話(内容別頻度)/親との関係/友だちのタイプと数/友だちとのかかわり方/つきあっている異性の有無(中・高生のみ)
(4)パソコンや携帯電話
パソコン利用(1週間の利用頻度,利用内容,パソコンの使い方・マナーなど)/携帯電話の利用(保有状況,使用頻度,携帯電話の使い方など)
(5)自分自身について
自分自身であてはまること/満足度(成績・性格・家族・友だち・先生・学校・地域・社会)
(6)将来のこと
中学受験希望(小学生のみ)/進学希望/40歳時の予想状況/結婚後の家事・育児分担/なりたい職業の有無/職業選びで大切なこと(中・高生のみ)
(7)家庭の状況・属性
母親の就労状況/家庭環境/学年/性別
※調査項目の詳細については,調査票を参照。
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公開年月日
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2015/06/11
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CESSDAトピック
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詳細はこちら
義務教育と就学前教育
高等教育
社会状況と社会指標
子ども
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SSJDAオリジナルトピック
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教育・学習
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バージョン
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1 : 2015-06-11
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特記事項
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※学校名は非公開となっています
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