東京大学

概要
調査番号 1552
調査名 被災者健康調査(第15期),2019.5-10
寄託者 辻󠄀 一郎
利用申込先・承認手続き 利用方法の詳細はこちら

SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる
教育目的(授業など)の利用 教育(授業・卒論等)も可

利用期限

一年間
データ提供方法 ダウンロード
オンライン集計システムSSJDA Data Analysis 利用不可
調査の概要 本調査は,地域保健支援センター(東北大学大学院医学系研究科が東日本大震災を機に設置)の活動の一つであり,東日本大震災の沿岸被災地域を対象に,被災者の健康管理のために必要な対応を図ること,また,長期にわたり被災者の健康状態や生活環境の状況を把握していくことを目的として実施された。また,本調査は被災者の健康状態等について自治体が迅速に把握できる情報基盤の構築を図るものであり,高齢者を対象とした追加調査も行われている。今回公開されるのはその第15期目のデータである。
データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計) 量的調査: ミクロデータ
調査対象 宮城県石巻市(雄勝・牡鹿・網地島地区)の被災者健康調査の過去回答者で,その後の異動先住所が分かる者
宮城県仙台市(若林区)のプレハブ仮設に在住していた(震災直後の2011年時点)住民のうち,被災者健康調査の過去回答者でその後の異動先住所が分かる者
※ただし公開データに含まれるのは石巻市のみ
調査対象の単位 個人
サンプルサイズ 【公開データ】
2,389(石巻市)
【第15期調査全体】
回答者数:2,900(石巻市2,389名,仙台市511名)
対象者数:約5,203(石巻市約4,201名,仙台市1,002名)
調査時点 2019年5月~7月(石巻市)
2019年10月(仙台市)
対象時期
調査地域 宮城県
標本抽出
調査方法 自記式調査票:紙
質問紙調査(郵送調査,網地島地区のみ訪問面接法)
調査実施者 辻󠄀 一郎
DOI
委託者(経費) 厚生労働行政推進調査事業費補助金
寄託時の関連報告書・関連論文 辻󠄀一郎,2020,『宮城県における東日本大震災被災者の健康状態等に関する調査:令和元年度総括・分担研究報告書』2020年3月
SSJDAデータ貸出による二次成果物 二次成果物一覧はこちら
調査票・コードブック・集計表など 調査票
主要調査事項 (1)フェイス項目
・性別,生年月日,現在の経済的な暮らしの状況
・現在の居住形態,住居の変更回数,同居者数

(2)震災前後の医療・習慣・仕事
・現在の身長・体重
・タバコを吸う本数,喫煙本数の震災前からの変化,飲酒習慣,1週間の飲酒回数と1日の飲酒量(各種),飲酒量の震災前からの変化
・現在の就業状況,職業,震災による仕事・稼ぎの変化

(3)現在の生活
・1日の食事回数,1日当たり各食品を食べた回数(ごはん・パン・麺,肉,魚,卵,豆製品,野菜,くだもの,乳製品)
・平均的な睡眠時間,昼寝の時間,睡眠薬などの服用,不眠尺度(寝つき,睡眠途中に目が覚めた経験,起床予定時刻より早く目覚め眠れなかった経験,睡眠の過不足,睡眠の質,日中の気分,日中の活動,日中の眠気)
・ソーシャルネットワーク(月に1回以上会ったり連絡を取り合う親戚・兄弟・友人数,個人的なことでも気兼ねなく話せる親戚・兄弟・友人数,助けを頼める親戚・兄弟・友人数)
・周囲への信頼感(お互いに助け合っている,信頼できる,挨拶をしている,力を合わせて問題を解決しようとする)
・活動状況(体を使うような仕事をする頻度,外出頻度,歩く時間,座ったり寝転んだりして過ごす時間)

(4)心身の健康状態
・健康状態,現在治療を受けている疾病
・ここ数日で体の具合が悪いところとその症状
・メンタルヘルス(神経過敏,絶望,そわそわ落ち着かない,気が晴れない,何をするのも骨折り,自分は価値のない人間だと感じる)

(5)震災の記憶
・思い出したくないのに思い出すか,思い出すと気持ちが動揺するか,思い出すと体の反応が起きるか

【高齢者追加調査】
・日常生活について(外出,買い物,預貯金,家族や友人,体力,健康状態,もの忘れ,心の状態,など)
・現在の活動状況(屋外・自宅内を歩くこと,身の回りの行為,車いすの使用,日中に体を動かす程度)
公開年月日 2024/03/01
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SSJDAオリジナルトピック 保健・医療
安全・犯罪・災害
バージョン 1 : 2024-03-01
特記事項