東京大学

概要
調査番号 1600
調査名 新しいライフスタイル、新しい働き方を踏まえた男女共同参画推進に関する調査,2022
寄託者 内閣府男女共同参画局
利用申込先・承認手続き 利用方法の詳細はこちら

SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる
教育目的(授業など)の利用 教育(授業・卒論等)も可

利用期限

一年間
データ提供方法 ダウンロード
オンライン集計システムSSJDA Data Analysis 利用不可
調査の概要  これまで女性に対する施策は多数行われているが,更なる女性活躍を目指すためには,男性の変革が必要である。例えば,女性が様々なライフステージで仕事を継続できる環境は整ってきたが,男性の長時間労働の慣行は十分に改善されておらず,このことが,男性の家事参画が進まない要因,女性に家事負担が集中する要因となっている。家族の姿が変化し,共働き世帯が増加している中,従来通りの家事・育児に加え,仕事での活躍も求められ,女性の負担は増加している。このことは,コロナ下で改めて顕在化した。
 一方,コロナ下での生活も3年となり,働き方,ライフスタイルが変わってきている。特に若い世代と中高年との間では,両者に対する考え方も大きく異なっている可能性があり,今後の男女共同参画を推進する上では,確認しておく必要がある。
 さらに,コロナ下では,中高年男性の孤独・孤立が注目されることになったが,これは,現役時代に仕事以外の繋がりを持てなかったこと,性別役割分業の副産物であることが指摘されている。
 本調査は,前述の問題意識を念頭に,コロナを経験した上でのライフスタイルにおける意識の変化,ライフスタイル,働き方に対する理想と実態について,今後の男女共同参画推進に向けた材料とすることを目的としている。
データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計) 量的調査: ミクロデータ
調査対象 日本国内在住の20歳以上70歳未満のインターネットモニター
調査対象の単位 個人
サンプルサイズ 回収数:20,000人
調査時点 2022年12月23日~2023年1月6日
対象時期
調査地域 日本
日本全国
標本抽出 非確率: クオータ抽出
令和2年国勢調査における「配偶者の有無(未婚・有配偶・離死別)×男女年代(20代・30代・40代・50代・60代)」とエリア(東日本・西日本)に基づき,回収サンプルを割付。
調査方法 自記式調査票
自記式調査票:Webベース(CAWI)
インターネット・モニターに対するアンケート調査
(株式会社マーケティング・アプリケーションズの登録モニターが対象)
調査実施者 内閣府男女共同参画局
DOI
委託者(経費)
寄託時の関連報告書・関連論文 株式会社マーケティング・コミュニケーションズ,2023,『令和4年度 新しいライフスタイル,新しい働き方を踏まえた男女共同参画推進に関する調査報告書』,2023年3月
SSJDAデータ貸出による二次成果物 二次成果物一覧はこちら
調査票・コードブック・集計表など 調査票(スクリーニング調査) 】 【 調査票(本調査)
主要調査事項 (1)フェース項目
・年齢,居住地域,性別,最終学歴
・配偶状況,離婚・死別経験,同居している人と人数,子供の有無・同居している子供の年齢
・自身の職業・雇用形態,勤務形態,職種,勤務先の業種,勤務先の従業員数,最終学歴後,初めて仕事に就いた時期,初めて就いた仕事の職業・雇用形態,個人年収,世帯年収
・配偶者・恋人の職業・雇用形態,配偶者・恋人の勤務形態,配偶者・恋人の個人年収

(2)仕事・働き方について
・現在の職業・雇用形態で働いている理由,どのような条件があれば「正規の会社員」として働きたいと思うか,自身の仕事とプライベート・家庭生活のバランスに対する理想と現実,配偶者・恋人の仕事とプライベート・家庭生活のバランスに対する理想と現実,働くことに対する考え方
・仕事において必要と考えるもの,仕事での昇進について20代時点での考え方,昇進することへのイメージ,今後,子供を持ちたいと思うか

(3)育休について
・育児休業取得経験(自分・配偶者),育児休業取得(子供が0~3歳の頃)の希望,男性の育児休業取得率が女性に比べて低い理由,育児休業取得への考え方

(4)テレワークについて
・自身のテレワーク実施頻度(最も多かった時期・この3カ月の間),配偶者・恋人のテレワーク実施頻度(最も多かった時期・この3カ月の間)
・仕事がある1日の時間配分(仕事の時間,通勤・通学時間,家事・育児時間,介護時間,睡眠時間,食事・身の回りの用事の時間,自分のことに使う時間,家族と遊んだり,くつろいだりする時間,友人等と遊んだり,くつろいだりする時間),テレワークの仕事がある1日の時間配分,仕事がない1日の時間配分,普段の1日の時間配分
・生活の中の時間の増減希望(本人,配偶者・恋人),勤務時間を減らしにくい理由,仕事がある日の帰宅時間,配偶者・恋人の仕事がある日の帰宅時間,現在の勤務時間による影響(やりたい仕事,昇進や昇給,周りへの負担,職場での人間関係,趣味等の時間,家事や育児等の時間,家族とのコミュニケーションの時間,知人などとの繋がり,ワークライフバランス)

(5)ライフスタイル全般について
・家事・育児等への考え方,家事・育児等に関する外部サービスの利用経験・意向,自身の家事のスキルについての評価,配偶者・恋人の実施する家事への満足度,配偶者・恋人の実施する家事についてどう感じるか
・自身の育児のスキルについての評価,配偶者・恋人実施する育児への満足度,配偶者・恋人の実施する育児についてどう感じるか
・ストレスや責任などについての考え方,自身の父親・母親等との関係について,休みの日に過ごすことが多い人
公開年月日 2024/06/11
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バージョン 1 : 2024-06-11
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