概要 |
調査番号
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c056
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調査名
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モノグラフ高校生 高校生の他者感覚-ゆるやかな人間関係の持ち方-,1998
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寄託者
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ベネッセ教育総合研究所
(寄託時:ベネッセコーポレーション)
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利用申込先・承認手続き
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利用方法の詳細はこちら
SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる |
教育目的(授業など)の利用
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教育(授業・卒論等)も可 |
利用期限
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一年間 |
データ提供方法
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ダウンロード |
オンライン集計システムSSJDA Data Analysis
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オンライン集計システム「SSJDA Data Analysis」を用いた分析が可能。
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調査の概要
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身勝手で,集団での行動が苦手な子どもが増加している。それぞれの子が自分のことしか考えられず,相手の身になれない。互いに身勝手なそうした関係が,キレる子を生み,いじめや不登校を増加させているのであろう。それだけに,子どもたちを密接な人間関係のネットワークの中で育てることが大事になる。ところが,昔の子どもは様々な人間関係に取り巻かれもまれて育っていたが,現代の子どもたちは人間関係の希薄な中で成長している。
そこで,複雑で多様化する社会の中で今の高校生は他者とどのような関係を結んでいるのだろうか。また,関係を結ぶ中でどのような意識をもっているのだろうか。さめた高校生とか表面的なつきあいしか望まないといわれる中で,高校生はどんな自己像をよりどころとして他者との差異や同一化を求めているのだろうか。
本調査は上のような問題意識に立って友人とのつきあい,親しさの度合い,距離のとり方,理解度・許容度,そして自分らしさ,親友の質およびその判断枠などをたずねている。さらに,高校生の「世間」範囲(恥意識や他者の視線の意識)などもたずね,アイデンティティのあり方についても聞いている。
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データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計)
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量的調査: ミクロデータ
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調査対象
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北海道・埼玉・福岡の公立・私立高校6校の1~3年生
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調査対象の単位
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個人
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サンプルサイズ
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サンプル数 1,512人(男子721人・女子791人,1年生732人・2年生490人・3年生290人)
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調査時点
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1998年10月下旬~12月上旬
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対象時期
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調査地域
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北海道・埼玉・福岡
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標本抽出
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調査方法
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学校通しによる質問紙調査
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調査実施者
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ベネッセコーポレーション
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DOI
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委託者(経費)
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寄託時の関連報告書・関連論文
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「モノグラフ・高校生'99 vol.56 高校生の他者感覚―ゆるやかな人間関係の持ち方―」,ベネッセ教育研究所編,1999年6月,(株)ベネッセコーポレーション
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SSJDAデータ貸出による二次成果物
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二次成果物一覧はこちら
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調査票・コードブック・集計表など
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[調査票]
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主要調査事項
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〔属性〕
学年,性別,部活動の参加状況・回数,きょうだい関係,アルバイト経験,卒業後の進路希望。
〔人間関係〕
友人の数,友人とのつきあい方,仲のよい友人グループ(有無・数・属性・構成人数),話題,つきあいの中味,親しみを感じる相手・今後の関係,理解されている相手,親友の数,どんなことができれば「親友」か,周りの人との関係の持ち方,自己に対する意識,不安や悩み,さまざまなことがらについて誰と話をしたいか,さまざまなことがらについて誰を頼りにしたいか,成績や進路について干渉されたらどう感じるか,顔つきや体つきについて干渉されたらどう感じるか,お金で困っている人にどう干渉するか,どれくらい恥ずかしいか,他者の行為への許容・不許容,コミュニケーションツール(携帯電話・PHS・ポケベル)の保有・使われ方,一番落ち着くところ。
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公開年月日
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2006/03/11
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CESSDAトピック
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詳細はこちら
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SSJDAオリジナルトピック
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教育・学習
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バージョン
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登録:2006年3月11日 :
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特記事項
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