東京大学

概要
調査番号 1539
調査名 被災者健康調査(第2期),2011.10-2012.2
寄託者 辻󠄀 一郎
利用申込先・承認手続き 利用方法の詳細はこちら

SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる
教育目的(授業など)の利用 教育(授業・卒論等)も可

利用期限

一年間
データ提供方法 ダウンロード
オンライン集計システムSSJDA Data Analysis 利用不可
調査の概要 本調査は,地域保健支援センター(東北大学大学院医学系研究科が東日本大震災を機に設置)の活動の一つであり,東日本大震災の沿岸被災地域を対象に,被災者の健康管理のために必要な対応を図ること,また,長期にわたり被災者の健康状態や生活環境の状況を把握していくことを目的として実施された。また,本調査は被災者の健康状態等について自治体が迅速に把握できる情報基盤の構築を図るものであり,高齢者を対象とした追加調査も行われている。今回公開されるのはその第2期目のデータである。
データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計) 量的調査: ミクロデータ
調査対象 宮城県石巻市(雄勝・牡鹿地区),仙台市(若林区)在住の18歳以上の者
※ただし公開データに含まれるのは石巻市のみ
調査対象の単位 個人
サンプルサイズ 【公開データ】
1,129 (石巻市)
【第2期調査全体】
回答者数:1,491 (石巻市1,216名,仙台市275名)
対象者数:7,748 (石巻市6,534名,仙台市1,214名)
調査時点 2011年10月~2012年2月
対象時期
調査地域 宮城県
標本抽出
調査方法 自記式調査票:紙
質問紙調査
調査実施者 辻󠄀 一郎
DOI
委託者(経費) 厚生労働科学研究費補助金
寄託時の関連報告書・関連論文 辻󠄀一郎,2012,「宮城県調査」『東日本大震災被災者の健康状態等に関する調査:平成23年度総括・分担研究報告書:厚生労働科学研究費補助金厚生労働科学特別研究事業』林謙治,2012年3月
SSJDAデータ貸出による二次成果物 二次成果物一覧はこちら
調査票・コードブック・集計表など 調査票(雄勝地区) 】【 調査票(牡鹿地区)
主要調査事項 (1)フェイス項目
・性別,生年月日,現在の経済的な暮らしの状況
・震災時の自宅の被害状況・現在の居住形態(牡鹿地区のみ)

(2)震災前後の医療・習慣・仕事
・健康状態,震災前に治療を受けていた病気,震災後に治療を中断した病気,震災後新たにかかった病気やけが
・タバコを吸う本数(震災前,現在),1週間の飲酒回数と1回の飲酒量(震災前,現在)
・震災前の就業状況,職業,震災による仕事の状況の変化

(3)現在の生活
・1日の食事回数,1日当たり各食品を食べた回数(ごはん・パン・麺,肉,魚,卵,豆製品,野菜,くだもの,乳製品)
・平均的な睡眠時間,昼寝の時間,不眠尺度(寝つき,睡眠途中に目が覚めた経験,起床予定時刻より早く目覚め眠れなかった経験,睡眠の過不足,睡眠の質,日中の気分,日中の活動,日中の眠気)
・ソーシャルネットワーク(月に1回以上会ったり連絡を取り合う親戚・兄弟・友人数,個人的なことでも気兼ねなく話せる親戚・兄弟・友人数,助けを頼める親戚・兄弟・友人数)
・周囲への信頼感(お互いに助け合っている,信頼できる,挨拶をしている,力を合わせて問題を解決しようとする)
・活動状況(体を使うような仕事をする頻度,外出頻度,歩く時間,座ったり寝転んだりして過ごす時間)

(4)心身の健康状態
・ここ数日で体の具合が悪いところとその症状
・メンタルヘルス(神経過敏,絶望,そわそわ落ち着かない,気が晴れない,何をするのも骨折り,自分は価値のない人間だと感じる)

(5)震災の記憶
・思い出したくないのに思い出すか,思い出すと気持ちが動揺するか,思い出すと体の反応が起きるか

【高齢者追加調査】
・介護保険の認定について
・日常生活について(外出,買い物,預貯金,家族や友人,体力,健康状態,もの忘れ,など)
・地震前と現在の状態(屋外・自宅内を歩くこと,身の回りの行為,車いすの使用,外出の回数,日中に体を動かす程度)
公開年月日 2024/03/01
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SSJDAオリジナルトピック 保健・医療
安全・犯罪・災害
バージョン 1 : 2024-03-01
特記事項