[概要][企業人調査票][一般市民調査票][Abstract][検索]

企業人調査票

調査番号 0034

調査名  「女性の変化調査」女性の生活の現在と将来〔企業人アンケート調査〕,1980

働く女性に関するアンケート,1980年7~8月(総数:581人)



Q1 あなたの所属する部は,合計何人の正社員(男女共)から構成されていますか。(SA)(N:462)

1. 10人以下    14.3
2. 11~20人    24.1
3. 21~30人    15.2
4. 31~40人     7.8
5. 41~50人     8.4
6. 51人以上    27.3

Q2 あなたの部の正社員のうち,女性は何割ぐらいを占めていますか。(SA)(N:462)

1. いない      3.9
2. 2割未満    44.8
3. 2~4割未満  34.4
4. 4~8割未満  11.7
5. 8割以上     1.9
→2~5に○印をつけた方は次のSQ1へ,1の方はQ11へお進み下さい。

SQ1 では,最近8年間で女性の占める比率は上昇しましたか。(SA)(N:429)

1.上昇した       20.0
2.低下した        7.9
3.あまり変化がない   71.3

SQ2 ところで,あなたの部の女性正社員のうち結婚している人はどれ位を占めていますか。(N:429)

1. いない     49.4
2. 2割未満    23.0
3. 2~4割未満   7.5
4. 4~6割未満   6.5
5. 6割以上     6.1

Q3 あなたの部の女性正社員は主としてどのような職種に従事していますか。(SA)(N:429)

1.事務          84.8
2.販売           0.7
3.技能工,生産工程作業   5.6
4.サービス         1.9
5.その他          6.5

<人事担当部長の方はこの質問からお答え下さい。>
Q4 この質問だけパートタイマーについて伺います。あなたの部の(人事担当部長の方は会社)では男女の全従業員(正社員,パート,アルバイト)のうち,主婦のパートは何割ぐらいいますか。過去1年間で一番多い時でお答え下さい。(SA)(N:429)

1. いない     65.3
2. 2割未満    22.4
3. 2~4割未満   1.4
4. 4~8割未満   1.4
5. 8割以上     0.7

Q5 あなたの所属する部(人事担当部長の方は会社)で,次のような学歴をもつ女性正社員はいますか。(MA)(N:429)

1.中卒          11.2
2.高卒          86.2
3.短大・高専卒      56.2
4.4年制大卒・大学院卒  26.6

SQ1 では,そのうち1番人数の多いのはどれですか。(SA)(N:429)

1.中卒           1.4
2.高卒          69.2
3.短大・高専卒      21.0
4.4年制大卒・大学院卒   4.0

SQ2 過去3年間でどの学歴を持つ人の比率が一番高くなりましたか。(SA)(N:429)

1.中卒           0.2
2.高卒          26.1
3.短大・高専卒      29.1
4.4年制大卒・大学院卒   6.1
5.あまり変化がない    34.0

Q6 ① 最近3年間をふりかえってみた時,あなたの部(人事担当部長の方は会社)の女性正社員について    何か変化が認められますか。右のA~Wのそれぞれについてお答え下さい。(SA)(N:429)
注)たとえばGで,もともと残業がないという場合がありえます。このように質問自体があてはまらない時   は4に○印をつけて下さい。
   ② また,それぞれの変化は,特定の年齢層に特に見られるのですか。A~Tのそれぞれについてあて    はまるものに○印をつけて下さい。(各MA)(N:429)

① (注) Ⅰそのような変化があった Ⅱそのような変化はなかった Ⅲわからない Ⅳ質問にあてはまらない  のパーセントを表示
                                 Ⅰ  Ⅱ  Ⅲ  Ⅳ
(例)結婚退職制度に反対する女性が増えた             ①  2  3  4
A 勤続年数が長くなった                     47.6 38.9  6.5  2.6
B 結婚に際してやめない女性が増えた               35.9 42.0  2.8 14.2
C 出産に際してやめない女性が増えた               13.8 40.6  6.3 32.6
D 中途採用(結婚等により退職した人の復職も含む)で入社する
  既婚女性が増えた                        9.1 48.0  1.9 35.2
E 勤労意欲が高くなった                     22.8 63.9  6.8  0.9
F 受けもった仕事の目的や意義について関心をもつ女性が増えた   35.0 55.9  4.7  0.7
G 仕事が忙しい時に快く残業するなど協力的な女性が増えた     32.6 54.8  3.7  4.0
H 仕事が忙しい時でも残業を断ったり休暇をとる女性が増えた     8.9 74.6  4.4  6.8
I 専門,経験を生かした仕事をさせて欲しいという女性が増えた    17.5 64.1  7.0  6.1
J 仕事の上で男性を頼らない女性が増えた             15.6 71.1  5.1  3.0
K 責任の重い仕事につくことを望む女性が増加した          9.8 74.1  7.7  3.5
L 仕事を生きがいとする女性が増加した               6.1 75.3 11.7  1.6
M 男性の部下のいる管理職(主任クラス以上)につく女性が増えた   4.2 67.1  0.7 22.4
N 入社前に習得した技術・資格(例えばタイプ,プログラミング
  など)を生かした仕事に従事する女性が増えた          14.9 62.2  4.0 13.5
O 女性に関する問題の他にも積極的に労働組合の活動に参加する
  女性が増えた                          7.7 73.2  5.4  7.2
P 仕事の忙しさなどを考慮しないで生理休暇をとる女性が増えた    9.1 76.7  5.6  3.5
Q 生理休暇をとらない女性が増えた                17.2 60.8 12.4  4.4
R 賃金,昇進などの男女差についての不満がめだつようになった    9.6 76.7  7.0  2.1
S 仕事内容の男女の差についての不満がめだつようになった      5.8 83.2  4.7  1.4
T 女性が出産後も働くことができるための施設・制度(例えば
  保育所など)の要求がめだつようになった             1.9 68.5  4.9 19.3
U 部の仕事全体の中で女性が行う仕事の重要度が高くなった     41.0 52.0  1.4  0.7
V 女性に残業をさせる機会が多くなった              24.9 67.1  0.2  2.1
W 女性差別にならないよう会話に気をつける雰囲気が強まった    11.4 77.6  2.8  2.8

② (①で1に○印の方)
(注) Ⅰ 25歳未満の未婚女性 Ⅱ 25歳以上の未婚女性 Ⅲ 40歳未満の既婚女性 Ⅳ 40歳以上の既婚女性 Ⅴ その他  のパーセントを表示
                                 Ⅰ  Ⅱ  Ⅲ  Ⅳ  Ⅴ
(例)結婚退職制度に反対する女性が増えた             1  ②  3  ④  5
A 勤続年数が長くなった                     30.9 57.4 18.6  7.4  2.0
B 結婚に際してやめない女性が増えた               39.6 27.9 29.2  1.9  1.9
C 出産に際してやめない女性が増えた                0.0  0.0 52.5  0.0  1.7
D 中途採用(結婚等により退職した人の復職も含む)で入社する
  既婚女性が増えた                       23.1 23.1 51.3 15.4  0.0
E 勤労意欲が高くなった                     66.3 21.4 12.2  8.2  3.1
F 受けもった仕事の目的や意義について関心をもつ女性が増えた   64.7 29.3  8.7  4.7  1.3
G 仕事が忙しい時に快く残業するなど協力的な女性が増えた     65.0 27.9 10.7  2.1  0.7
H 仕事が忙しい時でも残業を断ったり休暇をとる女性が増えた    76.3 18.4 13.2  2.6  0.0
I 専門,経験を生かした仕事をさせて欲しいという女性が増えた    58.7 41.3  8.0  2.7  1.3
J 仕事の上で男性を頼らない女性が増えた             59.7 35.8  7.5  4.5  1.5
K 責任の重い仕事につくことを望む女性が増加した         54.8 35.7 11.9  0.0  2.4
L 仕事を生きがいとする女性が増加した              30.8 50.0 11.5  3.8  3.8
M 男性の部下のいる管理職(主任クラス以上)につく女性が増えた  16.7 55.6 11.1 16.7 11.1
N 入社前に習得した技術・資格(例えばタイプ,プログラミング
  など)を生かした仕事に従事する女性が増えた          76.6 17.2  9.4  1.6 0.0
O 女性に関する問題の他にも積極的に労働組合の活動に参加する
  女性が増えた                         66.7 24.2  6.1  0.0  0.0
P 仕事の忙しさなどを考慮しないで生理休暇をとる女性が増えた   27.4 17.9  5.1  0.0  0.0
Q 生理休暇をとらない女性が増えた                67.6 32.4 13.5  6.8  2.7
R 賃金,昇進などの男女差についての不満がめだつようになった    39.0 53.7  9.8  4.9  2.4
S 仕事内容の男女の差についての不満がめだつようになった     48.0 48.0 12.0  8.0  4.0
T 女性が出産後も働くことができるための施設・制度(例えば
  保育所など)の要求がめだつようになった            12.5 37.5 50.0 12.5  0.0

Q7 あなたの部(人事部長の方は会社)の女性正社員が行っている仕事を次のA・B型に分けて考えた時,B型にあたる人はどれくらいいますか。(SA)(N:429)
 A型:いわれた通りにやればよい比較的単純な仕事
 B型:自分の判断を要する比較的複雑な仕事

1. B型の人はいない     32.2
2. 2割未満         35.0
3. 2~4割未満       16.3
4. 4~6割未満        6.1
5. 6割以上          6.5

SQ ではそのような女性(B型)は最近3年間で増えましたか,減りましたか。(N:429)

1.増えた           21.9
2.減った           1.9
3.変わらない         53.8

Q8 ところで,あなたの部(人事担当部長の方は会社)の女性正社員は結婚に際して退職しますか。
(SA)(N:429)

1.結婚に際して退職しなければならない制度・慣行があり,
 たいてい退職する →(Q9へとんで下さい)                  4.9
2.そのような制度・慣行はないが,たいてい退職する →(Q9へとんで下さい)   40.6
3.結婚に際しても退職しない人が多い →(次のSQへ進んで下さい)       12.8
4.結婚に際して退職しない人も退職する人もいる →(次のSQへ進んで下さい)  33.1
5.結婚した人がいない →(Q9へとんで下さい)                 5.6

SQ では,出産に際してはどうでしょうか。(SA)(N:197)

1.出産に際して退職しなければならない制度・慣行があり,たいてい退職する     0.5
2.そのような制度・慣行はないが,たいてい退職する               39.1
3.出産に際しても退職しない人が多い                      10.7
4.出産に際して,退職する人も退職しない人もいる                35.5
5.出産した人がいない                             11.7

Q9 あなたは,女性が結婚に際して退職することについて,どのようにお考えでしょうか。あなたの部(人事担当部長の方は会社)の女性を念頭において,あなたのお考えに一番近いものを1つお選び下さい。
(SA)

(注) Ⅰ一般(N:429) Ⅱ人事(N:112) のパーセントを表示
                                     Ⅰ  Ⅱ
1.結婚する時は,できるだけやめてほしい →(次のSQに進んで下さい)   38.2 37.5
2.結婚してもできるだけ勤めを続けてほしい →(Q10にとんで下さい)    15.2 12.5
3.どちらでもよい →(Q10にとんで下さい)                41.7 48.2

SQ では,その理由は何でしょうか。(MA)

(注) Ⅰ一般(N:164) Ⅱ人事(N:42) のパーセントを表示
                                        Ⅰ  Ⅱ
1.結婚すると,就業意欲がおちるから                      51.2 59.5
2.結婚すると,家庭を優先しがちだから                     70.7 78.6
3.結婚した女性が退職することを前提とした人事計画をたてているから       12.2 14.3
4.結婚した女性が多くなると,賃金などのコストが割高になるから         13.4 14.3
5.結婚した女性と,独身の女性がいると人事管理上の問題が生じるおそれがあるから 15.2 16.7

Q10 ① 次の条件のうち,あなたの部(人事担当部長の方は会社)女性正社員に一般的にそなわっているも    のはどれでしょうか。次の1~17の番号のうち,あてはまるものはすべてに○印をおつけ下さい。     (M.A.)
   ② また,あなたの部(人事担当部長の方は会社)の女性正社員に是非ともなくてはならない条件はど    れでしょうか。次の あ~ち のうちあてはまるものすべてに○印をおつけ下さい。(M.A.)

(注) Ⅰ一般(N:429)①/② Ⅱ人事(N:112)①/② のパーセントを表示
                     Ⅰ ① / ②   Ⅱ ① / ②
あ. 仕事の処理能力が高い          48.5 / 67.6   44.6 / 68.8
い. 専門知識・技能をもっている       16.8 / 21.9   10.7 / 17.9
う. 創造力・企画力・分析力がある      1.9 / 9.8    0.9 / 7.1
え. 仕事にとりくむ意欲が高い        37.1 / 60.4   46.4 / 68.8
お. リーダーシップがある          0.9 / 2.6    1.8 / 4.5
か. 会社への忠誠心が高い          16.1 / 22.8   17.0 / 12.5
き. 仕事の責任感が強い           56.2 / 78.3   59.8 / 77.7
く. 細心で気働きがある           32.4 / 41.0   39.3 / 48.2
け. 社交性がある              11.2 / 11.2   17.9 / 8.9
こ. 協調性がある              60.1 / 69.9   64.3 / 76.8
さ. 明るく素直である            73.4 / 67.6   71.4 / 75.0
し. 持続力・忍耐力がある          29.8 / 41.0   27.7 / 28.6
す. 常識・教養があり,マナーがよい     28.2 / 54.1   24.1 / 66.1
せ. 態度がテキパキしている         32.2 / 45.0   29.5 / 56.3
そ. 容姿端麗である             8.6 / 9.3    5.4 / 8.0
た. 体力・行動力がある           10.3 / 19.3    9.8 / 19.6
ち. その他(     )          0.7 / 0.2    0.0 / 1.8

Q11 さて,今後3年間を見通していただくとすると,あなたの会社では,女性(正社員,パート含む)の占める比率が上昇するとお考えですか。(SA)

(注) Ⅰ一般(N:462) Ⅱ人事(N:112) のパーセントを表示
                           Ⅰ   Ⅱ
1.上昇するだろう →(次のSQへ進んで下さい)    33.3  32.1
2.あまり変わらないだろう →(Q12にとんで下さい)  60.0  62.5
3.低下するだろう →(Q12にとんで下さい)       4.1   4.5

SQ なぜ女性の占める比率が上昇するとお考えですか。(MA)

(注) Ⅰ一般(N:154) Ⅱ人事(N:36) のパーセントを表示
                                   Ⅰ   Ⅱ
1.女性の方が賃金が安いから                     40.9  44.4
2.女性の方が雇用量の調整が容易だから                41.6  38.9
3.簡単な仕事が増えるから                      30.5  19.4
4.男性の労働者が不足するから                    20.8  25.0
5.結婚(または出産)してもやめない女性が増えるから         13.0   2.8
6.勤続年数が伸びるから                       11.0  13.9
7.女性労働者の質が向上するから                   32.5  33.3
8.家庭の問題(家事等)が仕事の障害にあまりならなくなるから      6.5   5.6
9.女性特有の能力を活用することが着目されるようになるから      50.6  52.8
10.目的の有無や内容は別として,家庭の外に出たがる女性が増えるから   10.4   2.8
11.家計における収入不足を補なおうとする女性が増えるから       19.5  13.9
12.経済的により豊かな生活を求める女性が増えるから          26.6  16.7
13.自分の個性や力を発揮したいと思う女性が増えるから         36.4  36.1
14.行政指導等によって女性の雇用を増加させる圧力が強まるから      0.6   2.8
15.女性運動等によって女性の雇用を増加させる圧力が強まるから      0.6   2.8
16.その他                               4.5   0.0

All Rights Reserved, Copyright (c)2002 Center for Social Research and Data Archives, Institute of Social Science, The University of Tokyo