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個人調査票

調査番号 0067

調査名  大都市圏通勤者の通勤事情調査〔個人調査票〕,1994

F1 性別

1. 男性   84.4
2. 女性   15.4
NA      0.2

F2 年齢

(  )歳 平均37.5歳

F3 家族形態

1. 未婚・単身                12.3
2. 未婚・家族と同居             16.1
3. 既婚・夫婦のみあるいは夫婦と子供のみ   58.6
4. 既婚・親と同居,その他           12.7
NA                      0.2

F4 配偶者の職業(前問で3,4と回答した既婚の方に)

1. 正社員          30.4
2. パートなどの非正社員   20.5
3. 専業主婦         44.6
4. その他           4.0
NA              0.5

F5 住居形態

1. 社宅・寮・官舎   17.7
2. アパート・借家   21.0
3. 持家・集合住宅   15.2
4. 持家・一戸建て   45.6
NA           0.5

F6 勤務先企業の総従業員数(あなたの勤務している会社全体の正社員は何人ですか)

1. 299人以下     
2. 300~999人     
3. 1,000~4,999人   
4. 5,000~9,999人   
5. 10,000人以上    
       平均30,290人(中央値5,190人)

F7 勤務先業種

1. 農林水産業        -
2. 鉱業           0.1
3. 製造業         35.5
4. 建設業          6.2
5. 電気・ガス・水道業   10.0
6. 卸売・小売業      12.7
7. 金融・保険業       0.5
8. 不動産業         0.7
9. 運輸・通信業      12.4
10.サービス業       12.3
11.公務           8.8
NA             0.8

F8 勤務先企業での部門

1. 事務(人事・総務,経理など)部門   33.2
2. 企画,宣伝,調査部門          4.8
3. 営業,販売,サービス部門       22.5
4. 技術,研究開発部門          20.2
5. その他               18.9
NA                   0.3

F9 現在の役職

1. 一般       65.5
2. 係長相当     24.2
3. 課長相当      8.5
4. 部長相当以上    1.5
NA          0.4

F10 残業手当の支払い

1. 残業時間が計上され,手当が支払われている     71.9
2. 残業時間はみなしとして手当が支払われている   12.0
3. 残業手当はない                 15.5
NA                         0.6

F11 学歴

1. 中卒             3.5
2. 高卒            45.0
3. 専門学校・短大・高専卒   10.5
4. 大学・大学院卒       40.7
NA               0.2

F12 居住地

(東京調査計N:659)
1. 東京23区      31.3
2. 東京23区以外    8.0
3. 神奈川県      18.4
4. 千葉県       14.6
5. 埼玉県       22.3
6. 茨城県       3.3
7. 栃木県       0.9
8. 山梨県       0.2
9. その他       0.8
NA           0.3

(大阪調査計N:318)
大阪市        16.4
左記以外の大阪府   45.6
兵庫県        19.5
京都府         4.4
奈良県         8.5
和歌山県        1.6
滋賀県         1.9
三重県         2.2
NA           -

(名古屋調査計N:240)
名古屋市       31.3
左記以外の愛知県   47.1
岐阜県        15.0
三重県         6.7
NA           -

F13 勤務先の区

(東京調査計N:659)
1. 千代田区   19.1
2. 港区     12.0
3. 中央区    13.7
4. 新宿区     5.6
5. 文京区     2.1
6. 渋谷区    13.2
7. その他    33.7
NA        0.6

(大阪調査計N:318)
北区       22.6
福島区      2.8
西区       12.9
浪速区      4.1
中央区      19.8
阿倍野区     1.9
天王寺区     1.6
その他      34.0
NA        0.3

(名古屋調査計N:240)
中区       27.5
中村区      9.6
熱田区      7.5
その他      54.6
NA        0.8


Q1 お住いを出られる時刻はだいたい決まっていますか。

1. 毎日だいたい決まっている   95.7
2. きまっていない         4.1
NA                0.2

Q2 (前問で1と回答した方に)その時刻は何時頃ですか。

(  )時(  )分 (24時間表示で)  平均7:23

Q3 バス,列車,電車,地下鉄など家を出てから会社に着くまでに何回乗り換えますか。

(  )回 平均1.5回

Q4 家から会社までの朝の出勤の間に最も長く続けて乗る通勤手段についてうかがいます。

A 最も長く続けて乗る交通手段は何ですか。
1. JR    36.1
2. 私鉄    40.4
3. 地下鉄   15.9
4. バス     5.8
5. その他    1.2
NA       0.7

B 最も長く続けて乗る交通手段にはだいたい何時から何時まで乗っていますか。
(  )時(  )分から(  )時(  )分 (24時間表示で)
  平均7:41~8:18

C 最も長く続けて乗る交通手段の混み方はどの程度ですか。
1. 座席につくか,つり革につかまるか,ドア付近の柱につかまることができる 24.5
2. 肩がふれあう程度で,新聞が読める                   12.2
3. 体がふれあい相当圧迫感があるが,週刊誌程度なら何とか読める      29.6
4. 乗物がゆれるたびに体が斜めになって身動きができず,手も動かせない   32.0
NA                                   1.7

D 最も長く続けて乗る交通手段で,あなた自身は座れますか。
1. いつも座っていける    17.4
2. だいたい座れる      12.2
3. ときどき座れる      16.7
4. まず座れることはない   52.6
NA              1.2

Q5 朝の通勤による疲労度はどの程度ですか。

1. ほとんど疲れを感じない        28.3
2. 少し疲れるが,仕事には影響しない   61.7
3. 仕事に影響するほど疲れる       9.2
NA                    0.7

Q6 会社の始業時間を別にして,あなたは朝,家を出る時間を早めたり遅くしたりすることで,混雑など通勤の負担を軽減できるとお考えですか。

1. 軽減できないと思う   26.3
2. 軽減できると思う    73.1
NA             0.6

Q7 (前問で2と回答した方に)通勤の負担を緩和するためには,家を出る時間を少なくともどの程度変える必要がありますか。現在,家を出ている時間を基準に,早く出勤する場合と遅く出勤する場合に分けてご記入下さい。

A 早く出勤する場合 (   )分早く出る 平均42分
B 遅く出勤する場合 (   )分遅く出る 平均62分

Q8 朝の通勤時間帯を変更すると,あなた自身や家族の生活で困ることがありますか。A~Dそれぞれについて選んで下さい。

(注) Ⅰそう思う Ⅱそう思わない Ⅲどちらともいえない  のパーセントを表示
                       Ⅰ  Ⅱ  Ⅲ  NA
A 生活パターンを変えたくないので,今の
 出勤時間がよい               42.0 37.1 19.7  1.2
B 出勤時間を変えたいが,家族の生活パターン
 と合わなくなる               18.2 62.7 16.8  2.3
C 朝の通勤時間帯を変えても混雑の時間帯
 が広いので通勤の負担緩和にならない     37.3 41.8 18.6  2.3
D 朝の通勤時間帯を変えると,通勤に都合の
 よい電車・列車・地下鉄・バスがなくなり,
 不便になる                 22.4 63.3 11.8  2.5

Q9 あなたの決められた始業時間はどのようになっていますか。

1. 毎日決められた同じ時刻が始業時間である             75.3
2. 日,週,月などによって異なるが,決められた時刻が始業時間である   5.7
3. フレックス・タイムなど自分で始業時間を決めることができる    18.6
NA                                 0.4

Q10 (前問で1,2と回答した方に)あなたの決められている始業時間は何時ですか。(N:986)

(  )時(  )分 (24時間表示で) 平均8:51

Q11 あなたの出社時刻は,通常,何時頃ですか。日によって異なる場合は,最も多い時刻を記入して下さい。

(  )時(  )分 (24時間表示で) 平均8:35

Q12 あなたは時差出勤の対象になっていますか。

1. なっていない(Q14に進んで下さい)   88.7
2. なっている               10.7
NA                     0.7

Q13 (前問で2と回答した方に)時差出勤によって,時差出勤でない場合と比べあなたの通勤の負担はどの程度改善されましたか。(N:130)

1. 大幅に改善されている     21.5
2. ある程度は改善されている   42.3
3. あまり改善されていない    17.7
4. 全く改善されていない     10.0
NA                8.5

Q14 あなたの職場は,フレックス・タイムが適用されていますか。

1. 適用されていない(Q19に進んで下さい)    75.5
2. 適用されている                23.3
NA                        1.2

Q15 (前問で2と回答した方に)そのフレックス・タイムには,コア・タイムがありますか。(N:284)

1. コア・タイムがない(Q17に進んで下さい)   20.4
2. コア・タイムがある              76.8
NA                        2.8

Q16 (前問で2と回答した方に)そのコア・タイムは何時から何時までですか。(N:213)

(  )時(  )分から(  )時(  )分 (24時間表示で)
  平均10:29~15:07

Q17 (Q14で2.フレックス・タイムを適用されていると回答した方に)従来通りの始業時間より30分以上遅く,あるいは30分以上早く出社することは,通常1ヵ月間にどのくらいありますか。(N:284)

1. 0回      28.2
2. 1~2回    23.9
3. 3~4回    12.0
4. 5~6回    11.3
5. 7~8回     3.9
6. 9~12回    4.2
7. 13回以上   12.3
NA         4.2
      平均4.1回(中央値2.1回)

Q18 フレックスタイム制度の対象になっているにもかかわらず,従来通りの始業時間で出勤することが多いのはどのような理由からですか。その理由として当てはまるものを全て選んで下さい。(N:284)

1. 自分はフレックスタイムを十分活用している    22.9
2. 顧客との対応のため               18.3
3. 社内の他の部門との連絡・調整や準備のため    47.2
4. 職場内の連絡・調整や準備のため         44.0
5. FAXや伝言などをみる必要があるため       3.5
6. 上司の指示が入るため              11.3
7. フレックスタイムの趣旨が徹底していないため   10.9
8. 職場の上司や同僚が出勤しているから       23.6
9. 個人的な理由から                19.0
10.その他(具体的に        )        7.7
NA                         6.0

Q19 (Q14で1.フレックス・タイムが適用されていないと回答した方に)あなたの職場には,フレックス・タイムが導入できるとお考えですか。(N:919)

1. 今のままで導入できる      16.0
2. 多少工夫をすれば導入できる   46.2
3. 導入は難しい          32.8
NA                 5.0

Q20 時差通勤制度,フレックスタイム制,みなし労働時間制のいずれかが適用されている方にうかがいます(いずれの制度も該当しない方は,Q21に進んで下さい)。それらの制度の実施にあたって会社や管理職は次のようなことを行いましたか。行われたもの全てを選んで下さい。(N:377)

1. 従業員に制度の積極的活用を呼びかけた         43.5
2. 従業員の家族に対して制度についての広報を行った    3.4
3. 従業員の時間管理意識の高揚をはかった         47.2
4. 計画的に業務を遂行できるように改善した        24.1
5. 職務の見直しや職務分担の見直しを行った        11.1
6. 打ち合わせなどの時間帯を配慮した           26.5
7. 各人の責任を明確にし,権限をできる限り委譲した    11.7
8. 従業員の働きぶりの評価に際して職務遂行の結果や
 業績を重視するようにした               12.7
9. 従業員が制度を積極的に活用できるように,管理者
 に制度の趣旨を周知した                32.4
10.管理者の負担が大きくならないように,時間管理を
 改善するなど対策を講じた                8.0
11.制度が活用されても業務に支障が生じないよう,管理者
 に注意を促した                    28.1
12.顧客に対して,制度の実施についての理解を求めた     9.3
13.制度が適用されない社内部門に対して,制度の実施
 についての広報を行った                16.7
14.その他(具体的に:        )         1.3
15.以上のいずれも実施されていない            11.1
NA                           13.8

Q21 (全ての方にうかがいます)あなたの仕事や職場の性格・雰囲気についてうかがいます。①~⑫の事柄はどの程度あてはまりますか。

(注)Ⅰかなり当てはまる Ⅱやや当てはまる Ⅲあまり当てはまらない Ⅳ全く当てはまらない  のパーセントを表示
                         Ⅰ  Ⅱ  Ⅲ  Ⅳ  NA
①人手に比べ仕事量が多くて忙しい        26.0 44.3 25.8  3.1  0.7
②自分の仕事が終わったら,すぐ帰ることができる  40.1 30.3 20.5  8.5  0.7
③仕事を効率的に処理しようとする人が多い    21.7 43.4 31.4  2.7  0.8
④自分の仕事は他の人には代替・分担できない   20.0 30.2 36.8 12.2  0.8
⑤自分の仕事は他の人の仕事の進捗に影響を与える
 ことが多い                  22.1 36.6 31.7  8.8  0.8
⑥他の人の仕事の進捗によって自分の仕事が左右
 されることが多い               18.4 37.5 35.3  8.0  0.9
⑦仕事や責任は個人ではなく職場全体で分かちあう
 ようになっている               16.9 34.3 37.1 10.8  0.8
⑧上司の仕事の配分や指示,進捗管理が適切でない
 ことが多い                  10.2 33.2 45.2 10.4  1.0
⑨時間管理が厳しい                9.8 21.4 51.9 15.9  0.9
⑩就業時間以外の場でも仕事上大切なことが決まる
 ことが少なくない               13.2 31.4 39.4 15.1  0.9
⑪特に仕事がなくても上司や同僚が残っていると
 帰りにくい雰囲気がある             6.1 23.9 39.7 29.5  0.8
⑫仕事の成果・結果より働いた長さや仕事の過程が
 重視される                   3.7 17.8 50.0 27.3  1.2

Q22 あなたは,職住接近で通勤時間が非常に短くなったとしたら,その時間を何に使いたいと思いますか。当てはまるもの全てを選んでください。

1. 睡眠  もっと遅く起床する                   71.1
2. 食事  ゆっくりと朝食をとる                  46.8
3. 仕事  余裕をもって仕事をしたり,関連の本や雑誌を読む      34.2
4. 休息  休息のための時間にあてる                50.4
5. 家族  家族との団らんを充実させる               56.3
6. 趣味  自分の趣味や勉強,スポーツなどを楽しむ          74.4
7. 社会参加  ボランティア,自治会など職場以外の場所で活動する   20.9
8. その他(                      )      1.8
NA                                 0.7

Q23 日照時間を有効に利用するために,夏季期間のみ,1時間だけ全国的に時計の針を進める制度をサマータイム制と呼び,欧米では現在この制度を採用しています。このサマータイム制を日本も採用することについてどのようにお考えですか。あなたのご意見にもっとも近いものを1つだけ選んで下さい。

1. 会社終業後もまだ日が高いので,平日でも夕方の時間帯を有効に
 利用できると思う                       26.0
2. 明るいうちは帰宅する気がしないので,結局は帰宅時刻が
 遅くなって疲れると思う                    12.1
3. 1時間程度ならば,自分の生活にそれほど大きな影響はないと思う 22.6
4. 実施してみなければ何ともいえない               32.9
5. その他(          )                5.3
NA                                1.0

Q24 あなたは,住まいを選ぶにあたっては,何を重視したいと考えていますか。重視したいと考える項目を3つまで選んで下さい。

1. 自分の通勤の便                     61.3
2. 配偶者の通勤の便                     6.5
3. 土地・家賃の価格                    51.8
4. 自然環境や文化的環境                  42.8
5. 家の住み心地や家の広さなど家屋自体の魅力        39.8
6. 子供の教育(保育園・学校の場所,通学時間など)      21.4
7. 親の住いとの距離                     8.8
8. 生活上の利便性(買い物の場所,病院への近さ,など)    58.0
NA                             0.8

Q25 通勤混雑など大都市での住みにくさを避けるために,思いきって同じ会社の大都市圏以外に立地する事務所,事業所に勤務することを希望しますか。

1. 該当する勤務場所がない   21.9
2. 希望する          24.5
3. 希望しない         45.5
4. その他            7.1
NA               0.9

Q26 (前問で3「希望しない」と答えた方にうかがいます)その最大の理由は何ですか。最も近いと思われる理由を1つだけ選んで下さい。(N:554)

1. 現在の仕事に魅力があるから   24.0
2. 現在の居住地は便利だから    42.6
3. 家族の都合があるから      13.0
4. 持家だから           13.0
5. その他(      )      6.3
NA                 1.1

Q27 通勤時間の短縮化と混雑緩和を図るためには,行政や企業はどのような対策をとる必要があると思いますか。必要と思う対策を全て選んで下さい。

1. フレックスタイム制や時差出勤の導入などで勤務時間の柔軟化を促進する 69.0
2. 事業所の地方分散化を進める                     39.7
3. サテライトオフィスを導入する                    16.4
4. 在宅勤務制を導入する                        32.2
5. 休日の増加・分散化を進める                     54.9
6. 職場に近い場所に社宅を設置・増加する                33.7
7. 持家対策を強化・充実する                      29.7
8. 通勤時間帯前後の列車を増発して,通勤時間帯の拡大を図る        48.6
9. 学校の始業時刻の変更を図る                     23.7
10.保育所の保育時間の延長・弾力化を図る                17.6
11.就業機会の地方分散を図り,Uターンの援助をする            40.4
12.その他(          )                    3.3
13.特に必要と思う対策はない                       1.6
NA                                   1.1

ご協力ありがとうございました。

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