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調査票

調査番号 0086

調査名  大田区の工業集積に関する実態調査,1997

Ⅰ 貴社の概要について

問1. 貴社の概要について伺います。それぞれの問いについて該当するものを1つ選び,その番号に○をおつけ下さい。
(1) 業種
 ※売上高の最も多いものを1つお選び下さい。

 1. 鉄鋼・非鉄金属          8.1
 2. 金属製品            28.1
 3. プラスチック製品         7.6
 4. 自動車              2.9
 5. 自動車以外の輸送用機械器具    1.9
 6. 一般機械器具          10.3
 7. 電気・電子機械器具       13.3
 8. 精密機械器具          11.0
 9. 武器               0.1
 10. 文化・生活用品         1.9
 11. ゴム              0.4
 12. 窯業              0.6
 13. その他             11.3
 非有効回答             0.7
 無回答               1.6

(2) 従業者数

 1. 1~3人     34.1
 2. 4~9人     28.0
 3. 10~29人    21.4
 4. 30~99人    11.2
 5. 100~199人    2.7
 6. 200~299人    0.7
 7. 300~999人    1.0
 8. 1,000人以上   0.2
 非有効回答      -
 無回答        0.7
 ※従業者は,常用労働者と事業主の合計であり,臨時日雇い・パート・アルバイトは含みません。

(3) 創業した場所

 1. 大田区           81.5
 2. 品川区,目黒区,川崎市     8.9
 3. それ以外の地域        9.1
 非有効回答            -
 無回答             0.5

(4) 大田区内での操業開始時期
 ※大田区内で創業又は,他地域から大田区へ移転してきた時期を1つ選んで下さい。

 1. 昭和5年以前      1.8
 2. 昭和6年~20年     8.9
 3. 昭和21~40年     45.2
 4. 昭和41~48年     21.0
 5. 昭和49~59年     15.2
 6. 昭和60~平成3年    5.2
 7. 平成4年以降      0.4
 非有効回答        0.1
 無回答          2.2

問2. 貴社の従業者数の変化についてうかがいます。①40年前,②20年前における貴社の従業者数について該当するものをそれぞれ1つ選び,その番号を回答欄に記入して下さい。但し,従業者数は,常用労働者数と事業主の合計であり,臨時日雇い・パート・アルバイトは含みません。

(注) ① 40年前の従業者数 ② 20年前の従業者数  のパーセントを表示
              ①    ②
 1. 創業以前(なし)  22.5    3.1
 2. 1~3人       9.6   22.1
 3. 4~29人      25.1   49.4
 4. 30~99人      5.0   11.0
 5. 100~299人     1.3    3.7
 6. 300~999人     0.4    0.8
 7. 1,000人以上     -    0.2
 非有効回答       0.3    0.4
 無回答         35.6    9.5

問3. 貴社がおこなう工程についてうかがいます。①貴社がおこなう工程すべてと,②そのうち,主たる工程1つを選び,その番号を回答欄に記入して下さい。

① 貴社がおこなう製造工程(すべて)
<製造工程>
 1. 鋳造・成形                11.4
 2. 鍛造・プレス               16.6
 3. 製缶・板金                20.6
 4. 切削・研削・研磨             47.5
 5. 表面処理・熱処理             18.2
 6. 組立・配線                26.4
 7. 金型・治工具               17.8
 8. 製品デザイン・設計            19.8
 9. 研究開発                 18.4
 10. 取引先の試作品製造のサポート       12.9
<その他>
 11. 発注先手配の代理仲立業(ブローキング)  1.6
 12. その他                  10.7
 非有効回答                  0.4
 無回答                    5.4

② 主たる製造工程(1つ)
<製造工程>
 1. 鋳造・成形                 6.7
 2. 鍛造・プレス                6.3
 3. 製缶・板金                10.0
 4. 切削・研削・研磨             27.1
 5. 表面処理・熱処理              5.8
 6. 組立・配線                 9.4
 7. 金型・治工具                3.0
 8. 製品デザイン・設計             1.0
 9. 研究開発                  2.1
 10. 取引先の試作品製造のサポート       1.2
<その他>
 11. 発注先手配の代理仲立業(ブローキング)  0.3
 12 主たる工程を1つ挙げるのは難しい      9.1
 13. その他                  8.8
 非有効回答                  1.2
 無回答                    8.1

問4. 貴社が他社からの注文に対応したり,自社製品を製造したりする際に,他社とどのような関係を持っているかについてうかがいます。
(1) 次の4つの類型のうち,貴社が昨年1年間に従事したことのあるものを示す記号にすべて○をおつけ下さい。
(2) その中で,昨年1年の貴社の売上高の中で最も大きな割合を占めたものを示す記号に,1つだけ○をおつけ下さい。

(注) (1)昨年1年に従事したものすべて (2)売上高に占める比率が最大のものを1つ  のパーセントを表示
                                     (1)   (2)
<類型>注文に対応するために,または自社製品を製造するために……
 ア. 特定のある製造工程を引き受ける                   55.6  33.7
 イ. 複数の工程の一部を自社でおこない,残りの工程を他企業に発注する    46.8  21.0
 ウ. その注文や製品について,自社ですべての製造工程をおこなう       52.2  38.1
 エ. 適切な発注先を探す仲介をおこない,仲介手数料を得る          7.8   1.1
 非有効回答                                0.1   0.7
 無回答                                  4.6   5.4

問5. 貴社では,「最終製品」を製造・販売していますか。該当するものを1つ選び,その番号に○をおつけ下さい。
[最終製品の定義]
◇最終製品とは,自社が少なくともその製品の仕様案を設計し,その製品の製造・販売の最終的な責任を持っているものを指します。
◇他社が,自社の製造物を部品として組み合わせて製品をつくっている場合は,その自社の製造物は最終製品とみなしません。

 1. している    29.2
 2. していない   65.6
 非有効回答     0.1
 無回答       5.0

問6. 現在の貴社の主な技術について該当するものを1つ選び,その番号に○を付けて下さい。

 1. 熟練技術にもとづいた賃加工            48.2
 2. 熟練技術にもとづいた特殊加工・開発対応      15.6
 3. 高度な機械設備を利用した加工・開発対応      12.6
 4. 分工場・海外工場の展開等による量産対応       1.2
 5. エンジニアリング能力による特殊加工・開発支援    1.6
 6. 製品の研究開発機能を保有              7.5
 7. 製造業以外                     1.4
 8. その他(     )                5.2
 非有効回答                      1.3
 無回答                        5.4

Ⅱ 企業間の分業ネットワークについて

問7.
(1) ①貴社が日常的に注文を受けている「受注先」数と,②貴社が日常的に注文を出している「発注先」数について,該当するものをそれぞれ1つずつ選び,その番号を回答欄に記入して下さい。

(注) ①日常的な受注先 ②日常的な発注先  のパーセントを表示
            ①    ②
 1. 0社       0.8    9.8
 2. 1社のみ     6.1    4.8
 3. 2~3社     15.4   16.3
 4. 4~5社     16.5   11.3
 5. 6~9社     14.8   10.8
 6. 10~19社    16.0   15.3
 7. 20~29社    5.9    6.9
 8. 30~49社    7.5    6.6
 9. 50~99社    5.5    4.0
 10. 100社以上   7.5    1.9
 非有効回答     0.3    -
 無回答       3.7   12.3

(2) (1)でお答えになった企業のうち,10年以上前から取引のある企業の占める割合は約何割を占めますか。①受注先と,②発注先のそれぞれについて,該当するものをそれぞれ1つずつ選び,その番号を回答欄に記入して下さい。

(注) ①受注先について ②発注先について  のパーセントを表示
                    ①    ②
 1. 0割               1.2    8.4
 2. 2割未満             5.1   10.3
 3. 2割以上4割未満          7.5    8.4
 4. 4割以上6割未満         14.1   11.2
 5. 6割以上8割未満         20.5   13.3
 6. 8割以上10割未満         28.0   21.2
 7. 10割              16.0    9.7
 8. 10年前はまだ創業していない    0.8    1.0
 非有効回答              -    0.1
 無回答                6.8   16.3

(3) (1)でお答えになった企業以外で,この1年ほどのあいだに単発的・突発的に取引をおこなったことのある企業は,①受注先と,②発注先のそれぞれについて何社ありますか。該当するものをそれぞれ1つずつ選び,その番号を回答欄に記入して下さい。

(注) ①受注先について ②発注先について  のパーセントを表示
           ①    ②
 1. 0社      23.9   31.8
 2. 1社のみ    9.9    8.4
 3. 2~3社    28.3   22.0
 4. 4~5社     9.2    7.4
 5. 6~9社     5.8    5.2
 6. 10~19社    5.1    3.0
 7. 20~29社    3.1    0.7
 8. 30社以上    2.3    0.7
 非有効回答     -    0.1
 無回答      12.4   20.7

問8.
(1) 貴社の取引先のうち,相互に受発注をおこなう(発注することもあれば受注することもある)ことのある取引先は何社ほどありますか。この1年ほどについて該当するものを1つ選び,その番号に○をおつけ下さい。

 1. 0社      32.9
 2. 1社のみ    12.2
 3. 2~3社    30.9
 4. 4~5社     8.7
 5. 6~9社     4.3
 6. 10~19社    2.2
 7. 20~29社    0.8
 8. 30社以上    0.5
 非有効回答     0.1
 無回答       7.5

(2) 相互に受発注することのある企業からの受注額は,貴社のすべての受注先からの受注合計金額の約何割を占めますか。該当するものを1つ選び,その番号に○をおつけ下さい。

 1. 0割         22.1
 2. 2割未満       41.3
 3. 2割以上4割未満    8.0
 4. 4割以上6割未満    2.2
 5. 6割以上8割未満    1.6
 6. 8割以上10割未満    1.7
 7. 10割         1.0
 非有効回答         -
 無回答          22.0

問9. 貴社の取引先の立地状況について伺います。下記の地域に立地する取引先に対する貴社の受発注金額の割合を,①貴社の受注先,②貴社の発注先について,それぞれ合計が10になるように記入して下さい。

(注) Ⅰ大田区内 Ⅱ品川区,目黒区,川崎市 Ⅲその他の都下,神奈川県下 Ⅳその他の関東,甲信越地方 Ⅴその他国内 Ⅵ海外  を表示
               Ⅰ   Ⅱ   Ⅲ   Ⅳ   Ⅴ   Ⅵ
 <記入例>        4 割  3 割  2 割  1 割  0 割  0 割  4+3+2+1+0+0=10
 ①受注先        (  )割 (  )割 (  )割 (  )割 (  )割 (  )割
  (N:1,205)(平均)   3.36  1.47  2.65  1.46  0.98  0.08
        (分散)   11.17  4.48  7.94  4.88  3.85  0.25
 ②発注先        (  )割 (  )割 (  )割 (  )割 (  )割 (  )割
  (N:970) (平均)   5.35  1.30  1.67  0.96  0.67  0.05
        (分散)   12.83  3.36  5.14  3.82  3.35  0.21

Ⅲ 集積地における情報ネットワークについて

問10. 貴社が他社の現場を訪れて,他社の人々と話をしたり,工場内のさまざまなものや作業状況を見たりすることが,日常的にありますか。該当するものを1つ選び,その番号に○をつけて下さい。

 1. ある     61.0
 2. ない     30.9
 非有効回答    6.0
 無回答      2.1

問11. 問10において,「1.ある」とお答えの方にうかがいます。
(1) 貴社が日常的に現場を訪問している他社は,何社ありますか。該当するものを1つ選び,その番号に○をつけて下さい。(N:818)

 1. 1社      7.5
 2. 2~3社    39.2
 3. 4~5社    24.2
 4. 6~9社    11.6
 5. 10~19社    9.5
 6. 20~29社    2.1
 7. 30社以上    4.6
 非有効回答     -
 無回答       1.2

(2) 貴社が日常的に現場を訪問している他社はどのような企業ですか。該当するものをすべて選び,その番号に○をつけてください。(N:818)

 1. 日常的な受注先                   85.9
 2. 日常的な発注先                   50.5
 3. 日常的には取引関係にはないが,信頼関係のある企業   15.6
 4. その他(     )                 1.0
 非有効回答                        -
 無回答                         1.0

(3) 貴社が日常的に現場を訪問している他社のうち,大田区,品川区,目黒区,川崎市に立地している企業は,約何割を占めますか。該当するものを1つ選び,その番号に○をつけて下さい。(N:818)

 1. 0割          7.7
 2. 2割未満       18.1
 3. 2割以上4割未満    14.4
 4. 4割以上6割未満    11.6
 5. 6割以上8割未満    14.3
 6. 8割以上10割未満   12.8
 7. 10割         19.3
 非有効回答        -
 無回答          1.7

(4) 貴社が他社の現場を日常的に訪問し,他社の状況・技術についてよく知っていることは,他社とのあいだで電話やファックスのみで情報の交流がある場合と比べて,貴社にとってどのようなメリットをもたらしますか。該当するものを3つまで選び,その番号に○をつけてください。(N:818)

 1. 他社との技術的修正・提案が起こりやすくなる          42.9
 2. 発注先の技術・能力を的確に判断できる             52.4
 3. 発注先工場の稼動状況を把握できる               34.2
 4. 電話やファックスでは伝えにくい情報のやりとりができる     38.1
   (例:現物の微妙な癖や複雑な箇所,色の風合い,温度など)
 5. 受注先の技術・戦略の情報を豊富に獲得できる          24.2
 6. 他社との信頼関係を形成する                  49.8
 7. メリットはない                         1.5
 8. その他(        )                   1.3
 非有効回答                            3.2
 無回答                              2.1

(5) 貴社と他社が,互いに日常的に現場を訪問しあっている企業は何社ありますか。該当するものを1つ選び,その番号に○をつけてください。(N:818)

 1. 0社      9.9
 2. 1社      9.3
 3. 2~3社    44.1
 4. 4~5社    17.8
 5. 6~9社     8.7
 6. 10~19社    5.9
 7. 20~29社    1.0
 8. 30社以上    1.3
 非有効回答     -
 無回答       2.0

問12. 貴社と「受注先」との取引に関してうかがいます。
(1) 注文を受けた後,「受注先」と製造加工方法の修正・提案や打ち合わせをおこなうために,相手が貴社を何度も訪問したり,逆に貴社が受注先を何度も訪問したりすることがありますか。

 1. 日常的にある         18.8
 2. 状況に応じてときどきある   48.9
 3. ほとんどない         20.4
 4. 全くない            3.6
 非有効回答            3.4
 無回答              4.8

(2) (1)で「1.,2.」とお答えの方にうかがいます。
① 注文を受けた後,受注先とのあいだで頻繁にやりとりすることによって製造可能となるタイプの注文が,昨年1年間で何件あったのか,適切な番号に1つ○をおつけ下さい。(N:908)

 1. 1件       7.9
 2. 2件       9.9
 3. 3~5件     25.7
 4. 6~9件     12.9
 5. 10~29件    18.7
 6. 30~99件    10.1
 7. 100件以上    6.5
 非有効回答      -
 無回答       8.3

② そのような注文の中で,約何割の注文件数が,大田区,品川区,目黒区,川崎市に立地する受注先からのものでしたか。適切な番号に1つ○をおつけ下さい。(N:908)

 1. 0割         20.5
 2. 2割未満       25.3
 3. 2割以上4割未満    11.8
 4. 4割以上6割未満    8.3
 5. 6割以上8割未満    6.6
 6. 8割以上10割未満    7.0
 7. 10割         13.2
 非有効回答         -
 無回答           7.3

問13. 貴社と「発注先」との取引に関してうかがいます。
(1) 注文を出した後,「発注先」とのあいだで製造加工方法の修正・提案や打ち合わせをおこなうために,発注先が貴社を何度も訪問したり,逆に貴社が発注先を何度も訪問したりすることがありますか。

 1. 日常的にある         11.9
 2. 状況に応じてときどきある   40.2
 3. ほとんどない         26.6
 4. 全くない            4.5
 非有効回答            3.3
 無回答              13.5

(2) (1)で「1.,2.」とお答えの方にうかがいます。
① 注文を出した後,発注先とのあいだで頻繁にやりとりすることによって製造可能となるタイプの注文が,昨年1年間で何件あったのか,適切な番号に1つ○をおつけ下さい。(N:698)

 1. 1件       5.2
 2. 2件      12.3
 3. 3~5件     26.1
 4. 6~9件     13.8
 5. 10~29件    20.9
 6. 30~99件    6.4
 7. 100件以上    5.9
 非有効回答      -
 無回答       9.5

② そのような注文の中で,約何割の注文件数が,大田区,品川区,目黒区,川崎市に立地する発注先に対するものでしたか。適切な番号に1つ○をおつけ下さい。(N:698)

 1. 0割         12.9
 2. 2割未満       24.4
 3. 2割以上4割未満    13.8
 4. 4割以上6割未満    10.3
 5. 6割以上8割未満    9.3
 6. 8割以上10割未満    7.9
 7. 10割         13.8
 非有効回答        0.1
 無回答          7.6

問14. 貴社の情報収集手段についてうかがいます。日常的に取引関係のある受注先・発注先との交流以外で,技術・営業・経営等の情報収集に有効な手段・場はどのようなものですか。①「自社の技術向上を導くヒントや助言を得る」,②「新しい受注先を開拓する」,③「新しい適切な発注先を見つける」について該当するものをそれぞれ2つまで選び,その番号を回答欄に記入して下さい。(N:818)

(注) ①技術向上 ②受注先開拓 ③発注先獲得  のパーセントを表示
<選択肢>                      ①   ②   ③
 1. 受注先協力会における他企業との交流       26.9  17.7  10.3
 2. 自発的な異業種交流会               8.9   9.4   6.1
 3. 工業会・商工会等における交流           7.6   8.6   6.8
 4. 大学や公設研究機関との交流            6.8   1.3   0.9
 5. 同業種組合における交流             13.3   7.0   6.5
 6. 異業種組合における交流              3.3   3.5   4.5
 7. 地域の活動(自治会,消防団等)          0.9   2.2   2.3
 8. 私的な友人との交流               16.7  19.7  17.5
 9. 機械メーカーや材料商の営業担当者との交流    24.3  14.7  17.7
 10. 金融機関との交流                0.2   4.5   3.3
 11. 大田区の受発注パーティ             0.2   2.8   2.9
 12. オーネット                   0.1   1.1   1.2
 13. 自社のホームページ(インターネットの利用)   0.1   0.9   0.7
 14. 受発注先との交流以外に,該当するものなし     8.9  12.2  10.5
 15. その他                     6.1   9.4   7.9
 非有効回答                     0.1   0.1   -
 無回答                       23.8  28.0  36.8

Ⅳ 創業について

問15. 貴社の経営者についてうかがいます。現在の貴社の経営者は何代目の方ですか。該当するものを1つ選び,その番号に○を付けて下さい。

 1. 初代(創業者)   47.9
 2. 2代目       37.6
 3. 3代目        7.3
 4. 4代目以降      4.5
 非有効回答        -
 無回答         2.7

問16. 貴社の創業者の経歴についてうかがいます。現在の経営者が初代でない場合も,おおよそで結構ですのでご記入下さい。
(1) 貴社の創業者はどのような職種の方ですか。該当するものを1つ選び,その番号に○を付けて下さい。

 1. 現場技能者      59.9
 2. 研究・工程技術者   12.6
 3. 営業         15.7
 4. その他(   )    9.2
 非有効回答        1.0
 無回答          1.6

(2) 貴社の創業者の創業前の仕事はどのようなものでしたか。該当するものを1つ選び,その番号に○を付けて下さい。

 1. 同業種製造業に勤務    68.6
 2. 異業種製造業に勤務    12.6
 3. 問屋            1.7
 4. ブローカー         0.6
 5. 金融機関          0.1
 6. 勤務先なし         2.4
 7. その他(     )    5.8
 非有効回答          6.8
 無回答            1.3

(3) (2)で「1.~5.」とお答えの方にうかがいます。
① 創業者の方は,貴社の創業以前に何社の企業に勤務,または経営していましたか。該当するものを1つ選び,その番号に○を付けて下さい。(N:1,122)

 1. 1社      41.4
 2. 2社      25.6
 3. 3~4社    22.2
 4. 5~9社     4.7
 5. 10社以上    1.2
 非有効回答     0.1
 無回答       4.7

② 創業者の方が,創業以前に最後に勤務,または経営していた企業の立地場所はどちらですか。該当するものを1つ選び,その番号に○を付けて下さい。(N:1,122)

 1. 大田区           53.7
 2. 品川区・目黒区・川崎市   20.1
 3. その他の地域        22.9
 非有効回答           0.4
 無回答             3.0

③ 貴社が創業するときに,もとの勤務先から何か支援を受けましたか。該当するものをすべて選び,その番号に○を付けて下さい。

 1. 全くつながりはない       58.9
 2. 機械設備の譲渡や購入の支援   10.5
 3. 資金の貸与・保証         4.5
 4. 従業員の紹介・斡旋        3.6
 5. 技術面での指導・協力       9.5
 6. 自社に仕事を発注        19.0
 7. 取引先の紹介・斡旋        8.0
 8. その他(     )       2.5
 非有効回答              -
 無回答               4.8

問17.
(1) 貴社が最初に大田区内で操業を開始した理由はどのようなことですか。該当するものをすべて選び,その番号に○を付けて下さい。

 1. 受注先が豊富である         36.5
 2. 発注先が豊富である         16.9
 3. 元勤め先からの支援を得やすい     7.0
 4. 優秀な従業員を集めやすい       5.3
 5. 自社の技術を高める機会が大きい    6.6
 6. 当初の取引先の要請          6.2
 7. 新規の工場団地への入居        3.6
 8. もともと大田区に住んでいた     48.2
 9. その他(     )        12.7
 非有効回答               9.7
 無回答                 3.9

(2) (1)で「1.~5.」とお答えの方にうかがいます。貴社が大田区内で操業を開始する理由となったメリットは,現在でも変化ありませんか。該当するものを1つ選び,その番号に○を付けて下さい。
(N:538)

 1. 当初のメリットは現在も変わらない          28.3
 2. 薄れたが,現在も当初のメリットが残っている     38.7
 3. 当初と異なるメリットがある             3.3
 4. 当初のメリットに加えて,新たなメリットがある     8.7
 5. 当初はメリットがあったが,現在はメリットはない   14.5
 非有効回答                       3.3
 無回答                         3.2

問18.
(1) 貴社は分工場を持ち,区内の本工場との機能分担を図っていますか。

 1. はい     22.9
 2. いいえ    68.8
 非有効回答    0.3
 無回答      8.0

(2) (1)で「1.はい」とお答えの方にうかがいます。分工場はどこに立地していますか。該当するものに,すべて○をおつけ下さい。(N:307)

 1. 大田区,目黒区,品川区,川崎市        33.2
 2. その他の都内                1.0
 3. 埼玉県,千葉県,川崎市以外の神奈川県    25.7
 4. その他の関東圏              19.5
 5. 甲信越                   7.2
 6. 東北                   16.6
 7. その他(     )           10.4
 非有効回答                   -
 無回答                    3.3

問19. 貴社の従業員による独立・開業についてうかがいます。
(1) 貴社の従業員で,貴社から独立して開業した人は何人ぐらいいますか。該当するものを1つ選び,その番号に○を付けて下さい。

 1. なし     50.3
 2. 1~3人    32.3
 3. 4~9人     9.5
 4. 10~49人    2.4
 5. 50人以上    -
 非有効回答     0.7
 無回答       4.8

(2) (1)で「2~4」とお答えの方にうかがいます。貴社からの従業員の独立開業があった,もしくは多かった時期はいつ頃ですか。該当するものを1つ選び,その番号に○を付けて下さい。(N:592)

 1. 昭和5年以前      0.3
 2. 昭和6年~20年     1.9
 3. 昭和21~40年     21.1
 4. 昭和41~48年     29.2
 5. 昭和49~59年     26.2
 6. 昭和60~平成3年    13.3
 7. 平成4年以降      3.9
 非有効回答        0.2
 無回答          3.9

Ⅴ 時代の変化に対する対応能力について

問20. 貴社の技術変化についておうかがいします。
(1) ここ30年ほどの間に,貴社の主たる取り扱い製品が変化したことがありますか。

 1. ある     55.0
 2. ない     39.4
 非有効回答    2.2
 無回答      3.4

(2) (1)において「1.ある」とお答えの方にうかがいます。
① 主たる取り扱い製品の変更があった時期はいつですか。該当するものをすべて選び,その番号に○を付けて下さい。(N:738)

 1. 昭和47年以前      13.6
 2. 昭和48~59年      38.1
 3. 昭和60年~平成3年   49.7
 4. 平成4年以降      22.6
 非有効回答         0.1
 無回答           1.6

② その取り扱い製品の変更は,どのような経緯で行われましたか。該当するものをすべて選び,その番号に○を付けて下さい。(N:738)

 1. 既存の受注・販売先の要請     39.3
 2. 新規の受注・販売先の要請     48.1
 3. 新技術の導入           35.5
 4. 自社製品の開発          22.2
 5. 他企業との共同製品開発       6.6
 6. 新工法を積極的に取引先に提案   13.6
 非有効回答               -
 無回答                4.2

③ 取り扱い製品を変更するにあたって,大田区に立地していることのメリットは何でしたか。該当するものをすべて選び,その番号に○をつけて下さい。(N:738)

 1. 需要情報が豊富である               25.9
 2. 付加価値の高い受注先が存在する          21.3
 3. 新規取引を仲介する企業・人がいる         14.1
 4. 技術情報を入手しやすい              21.1
 5. 技術系の学校・大学,研究所等と交流ができる     2.0
 6. 関連工程企業からの技術的修正・提案を得られる   16.7
 7. 必要な関連工程企業を見つけやすい         35.2
 8. 大消費市場へ近い                  6.0
 9. その他(        )            10.7
 非有効回答                       -
 無回答                        16.7

(3) 貴社はこれまで自社製品の開発に成功したことがありますか。

 1. ある     28.3
 2. ない     59.7
 非有効回答    0.1
 無回答      11.9

(4) (3)において「1.ある」とお答えの方にうかがいます。自社製品の取引先の開拓がどのようになったのかについて,これまで貴社が経験されたことのあるものにすべて○をおつけ下さい。(N:380)

 1. 直販で新しい取引先拡大に成功した       45.3
 2. 代理店を通して新しい取引先拡大に成功した   30.8
 3. 共同開発した取引先に販売した         18.9
 4. 従来からの取引先に販売した          52.6
 5. 適切な販路開拓がうまくいかなかった       7.6
 6. その他(        )           3.2
 非有効回答                     -
 無回答                      2.6

問21. 将来に向けた,貴社の技術的展開についておうかがいします。
(1) 貴社の基本的な方針について該当するものを1つ選び,その番号に○を付けて下さい。

 1. 量産技術の追求       8.4
 2. 高付加価値化の追求    47.9
 3. これまでと変わらない   31.8
 4. その他(     )    1.6
 非有効回答          1.6
 無回答            8.7

(2) (1)で「1.量産技術の追求」とお答えになった方にうかがいます。そのような方向性をとるのは,なぜですか。該当するものをすべて選び,その番号に○を付けて下さい。(N:112)

 1. コスト競争力の優位を高めて勝負する              77.7
 2. 熟練型技術に依存することに限界がある             29.5
 3. 大田区周辺の加工業者の減少に対応して,自社生産を拡大した    8.0
 4. その他(          )                 1.8
 非有効回答                             -
 無回答                              3.6

(3) (1)で「2.高付加価値化の追求」とお答えになった方にうかがいます。そのような方向性をとるのは,なぜですか。該当するものをすべて選び,その番号に○を付けて下さい。(N:643)

 1. 周辺企業との住みわけをおこない,コスト競争を避ける    31.1
 2. 売上より利益を重視したい                54.3
 3. 自社の技術向上に積極的に挑戦したい           66.6
 4. 量産対応では採算がとれない               31.6
 5. その他(          )              1.6
 非有効回答                          -
 無回答                           1.6

問22. 貴社の他社との関わりが時代の変化とともに,どのように変わってきたのかについてうかがいます。次の4つの類型のうち,①10年前,②創業時のそれぞれについて,貴社の売上高に占める割合が最も大きな活動を示すのはどれですか。該当するものについて,それぞれ1つ選びその番号に○をおつけ下さい。

                                   ①10年前 ②創業時
<類型>注文に対応するために,または自社製品を製造するために……
 ア. 特定のある製造工程を引き受ける                  24.9   35.3
 イ. 複数の工程の一部を自社でおこない,残りの工程を他企業に発注する  25.8   17.1
 ウ. その注文や製品について,自社ですべての製造工程をおこなう     30.2   28.8
 エ. 適切な発注先を探す仲介をおこない,仲介手数料を得る         1.1    1.2
 オ. (①について)創業以前                      0.4    /
 非有効回答                              4.3    3.1
 無回答                                13.2   14.5

問23.
(1)① 創業してから現在までの間に,貴社がそれまで他企業に発注していた製造工程を,自社で常時,行うようになったことはありますか。該当するものを1つ選び,○をつけて下さい。

 1. あった    35.1
 2. なかった   56.5
 非有効回答    0.4
 無回答      8.0

② ①において「1.あった」とお答えの方にうかがいます。自社でおこなうようになったのはなぜですか。該当するものすべての番号に○をつけて下さい。(N:471)

 1. 製造情報が漏れるのを防止するため                 7.6
 2. 自社の製造物が変化し,新たな加工方法・技術が必要になったため   31.2
 3. 適当な技術を有する企業がいなくなったため             15.9
 4. 他社に頼むよりも自社で作った方がコストが低いため         68.8
 5. その他(          )                  7.0
 非有効回答                              -
 無回答                                0.8

(2)① 創業してから現在までの間に,貴社がそれまで自社で行っていた製造工程を,他社に常時,発注するようになったことはありますか。該当するものを1つ選び,○をつけて下さい。

 1. あった    39.5
 2. なかった   46.8
 非有効回答    0.2
 無回答      13.5

② ①において「1.あった」とお答えの方に伺います。他社に発注するようになったのはなぜですか。該当するものすべての番号に○をつけて下さい。(N:530)

 1. 製造情報の漏洩を阻止する必要がなくなったため           3.6
 2. 自社の製造物が変化し,新たな加工方法・技術が必要となったため   20.6
 3. 適当な技術を有する自社内の技能者・技術者がいなくなったため    14.9
 4. 他社に頼んだ方がコストが低いため                 63.4
 5. 生産量を拡大したため                       45.5
 6. その他(          )                  4.3
 非有効回答                              -
 無回答                                0.9

問24. 貴社のおかれた立地環境について該当するものをすべて選び,その番号に○をつけて下さい。

 1. 住工混在地域のため,防音,防振対策等,公害防止に配慮している      57.1
 2. マンションや建て売り住宅が進出し,新住民から工場の操業への
   理解を得るのに苦労している                      8.8
 3. 都市計画法上の用途地域が工業系地域から住居系地域に変更され,
   用途不適格となっている                        5.1
 4. 作業場が法定耐用年数を超える等,老朽化が激しい            16.8
 5. 新事業への対応,人材確保,周辺環境との調和等の観点から,工場
   の改築を進めたい                          13.1
 6. 建築基準法,工場立地法,工場等制限法との規則が制約となって,
   工場の建て替えができない                       9.8
 非有効回答                               0.1
 無回答                                 26.5

問25. 工場の改築を進める際に支障となっている規制をすべて選び,その番号に○をつけて下さい。

 1. 工場立地法……建築面積3,000㎡以上の工場について,敷地面積の
   20%を緑地とする                          4.3
 2. 工業等制限法……500㎡以上の作業場の新増設について許可が必要     8.0
 3. 建築基準法……住居系地域での行場建築規制,建ぺい率60%以下,
   容積率200~400%以下                        22.7
 4. 東京都特別工業地区建築条例……第2種特別工業地域内では,300㎡
   以上の作業場の新増設を禁止                     7.8
 5. その他(          )                   7.7
 非有効回答                               -
 無回答                                62.3

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