調査番号 0655
調査名 食育に関する意識調査，2009
（注）・数字は特に表示のない限り％を示す。NAは無回答。Nは総数。特に数字を表示していない場合はN＝1,862である。
（資料1を提示して、調査対象者によく読んでもらってから、以下の質問を行う。）
〔資料1〕 「食育」は、心身の健康の増進と豊かな人間形成のために、食に関する知識や食を選択する力を身につけ、健全な食生活を実践することができる人間を育てることです。その中には、規則正しい食生活や栄養バランスのとれた食事などを実践したり、食を通じたコミュニケーションやマナー、あいさつなどの食に関する基礎を身につけたり、自然の恵みへの感謝や伝統的な食文化などへの理解を深めたりすることが含まれます。 |
Q1 〔回答票1〕あなたは、「食育」という言葉やその意味を知っていましたか。この中から1つだけお答えください。
（ア）言葉も意味も知っていた 41.0
（イ）言葉は知っていたが、意味は知らなかった 33.6
（ウ）言葉も意味も知らなかった 25.5
Q2 〔回答票2〕あなたは「食育」に関心がありますか、それとも関心がありませんか。この中から1つだけお答えください。
（ア）関心がある 36.9
（イ）どちらかといえば関心がある 35.2
（ウ）どちらかといえば関心がない 15.6
（エ）関心がない 10.8
わからない 1.5
（資料2を提示して、調査対象者によく読んでもらってから、以下の質問を行う。）
〔資料2〕 健全な食生活を実践するためには、国民一人一人が自分にとって必要な食事の量を把握し、その人に適した食事をとることが必要であり、これにあたっては、 「食事バランスガイド」：「何を」「どれだけ」食べたらよいかを分かりやすくコマで示したもの 「食生活指針」：望ましい食生活を実践するための指針 「日本人の食事摂取基準」：1日に必要なエネルギーや栄養素の摂取量の目安を示したもの 「六つの基礎食品」：栄養成分の類似している食品を六群に分類したもの 「3色分類」：食品の体内での主な働きを3つに分けて、主な食品を分類したもの 等の食生活上の指針等を参考にすることが有効です。 |
Q3 〔回答票3〕あなたは、日頃の健全な食生活を実践するため、どのような指針等を参考にしていますか。この中から3つまであげてください。（3M.A.）
（ア）「食事バランスガイド」 36.9
（イ）「食生活指針」 11.9
（ウ）「日本人の食事摂取基準」 15.7
（エ）「六つの基礎食品」 26.2
（オ）「3色分類」 32.5
（カ）その他の指針 4.2
（キ）特に参考にしていない 40.4
わからない 1.9
（資料3を提示して、調査対象者によく読んでもらってから、以下の質問を行う。）
〔資料3〕 内臓脂肪症候群（メタボリックシンドローム）とは、「内臓脂肪が蓄積することによって、血圧、血糖が高くなったり、血中の脂質異常をおこしたりして、食事や運動などの生活習慣を改善しなければ、心筋梗塞や脳卒中などが起こりやすくなる状態」のことです。 |
Q4 〔回答票4〕あなたは、メタボリックシンドローム（内臓脂肪症候群）という言葉やその意味を知っていましたか。この中から1つだけお答えください。
（ア）言葉も意味も良く知っていた 58.3
（イ）言葉も知っていたし、意味も大体知っていた 31.0
（ウ）言葉は知っていたが、意味はあまり知らなかった 5.9
（エ）言葉は知っていたが、意味は知らなかった 2.0
（オ）言葉も意味も知らなかった 2.8
Q5 〔回答票5〕あなたは、メタボリックシンドローム（内臓脂肪症候群）の予防や改善のために、適切な食事または定期的な運動を継続的に実践していますか。この中から1つだけお答えください。
（ア）実践して、半年以上継続している 29.4
（イ）実践しているが、半年未満である 5.3
（ウ）時々気をつけているが、継続的ではない 33.1
（エ）現在はしていないが、近いうちにしようと思っている 11.8
（オ）現在していないし、しようとも思わない 20.4
Q6 〔回答票6〕あなたは、日頃の食生活で、悩みや不安がありますか。それとも悩みや不安を感じていませんか。この中から1つだけお答えください。
┌（ア）悩みや不安を感じている 33.5
│（イ）悩みや不安を感じていない 66.4 ┐
│ わからない 0.1 ┴→（Q7へ）
↓
SQ 〔回答票7〕悩みや不安を感じているのはどのようなことについてですか。この中からいくつでもあげてください。（M.A.）（N=623）
（ア）自分の健康について 62.3
（イ）家族の健康について 57.0
（ウ）家計や食費について 26.3
（エ）食品の安全性について 69.8
（オ）将来の食料供給について 27.9
（カ）食文化の継承について 12.5
（キ）食べ残しや廃棄など環境への影響について 33.5
その他（ ） 3.0
わからない ─
（全員に）
Q7 〔回答票8〕あなたご自身の現在の食生活をどのように思いますか。この中から1つだけお答えください。
（ア）大変良い 10.8
（イ）良い 50.8
（ウ）少し問題がある 31.7
（エ）問題が多い 5.8
わからない 0.9
Q8 〔回答票9〕あなたは、ご自身の現在の食生活を今後どのようにしたいと思いますか。この中から1つだけお答えください。
（ア）今よりよくしたい 45.5
（イ）今のままでよい 44.3
（ウ）特に考えていない 10.2
Q9 〔回答票10〕あなたは、下記の1)～5)のことについてどの程度知っていますか。まず、「地域の産物、旬の食材」についてはどうでしょうか。（以下、2)～5)まで同様に質問する）
（注：（ア）十分に知っている （イ）ある程度知っている （ウ）あまり知らない （エ）ほとんど知らない の％を表示）
（ア）（イ）（ウ）（エ）
1) 地域の産物、旬の食材 19.7 59.2 18.5 2.6
2) 食品の表示の見方 20.1 53.9 20.1 6.0
3) 食品の保存の仕方 18.0 60.2 18.1 3.8
4) 調理の仕方（ごはん、みそ汁、肉・魚・卵・大豆製品の
いずれかを使った料理、野菜料理がそろう食事のつくり方） 29.5 45.4 17.3 7.7
5) なにをどれだけ食べたらよいか 12.5 49.2 30.5 7.7
Q10 〔回答票11〕あなたは、下記のことについてどの程度気をつけていますか。まず「食事に関するマナーや作法」についてはどうでしょうか。（回答後）続いて「食べ残しやごみを減らす工夫」についてはどうでしょうか。
（注：（ア）十分に気をつけている （イ）ある程度気をつけている （ウ）あまり気をつけていない （エ）ほとんど気をつけていない の％を表示）
（ア）（イ）（ウ）（エ）
1 食事に関するマナーや作法 20.3 61.1 15.9 2.7
2 食べ残しやごみを減らす工夫 38.8 49.7 10.0 1.5
Q11 〔回答票12〕あなたは、ふだん、下記のことをする機会が、どれくらいありますか。まず「家族や友人と楽しく食卓を囲むこと」についてはどうでしょうか。（以下、2)～4)まで同様に質問する）
（注：（ア）毎日 （イ）週に5、6日 （ウ）週に3、4日 （エ）週に1、2日 （オ）ほとんどない の％を表示）
（ア）（イ）（ウ）（エ）（オ）
1) 家族や友人と楽しく食卓を囲むこと 60.4 9.5 10.7 11.8 7.6
2) 自ら調理し食事をつくること 45.9 5.6 7.1 11.9 29.5
3) 冷凍食品やインスタント食品を使うこと 2.7 3.7 13.5 36.8 43.2
4) 外食をすること 1.2 2.0 4.7 36.6 55.5
Q12 〔回答票13〕あなたは、食事の際に「いただきます」「ごちそうさま」のあいさつをしていますか。この中から1つだけお答えください。
（ア）必ずしている 55.2
（イ）しばしばしている 12.5
（ウ）時々している 13.3
（エ）あまりしていない 11.9
（オ）まったくしていない 7.3
Q13 〔回答票14〕食品産業や家庭において食べ残しや食品の廃棄が発生していることに関して、日頃から「もったいない」を感じることがありますか。この中から1つだけお答えください。
（ア）いつも感じている 60.3
（イ）しばしば感じている 23.3
（ウ）時々感じている 12.4
（エ）あまり感じていない 3.5
（オ）まったく感じていない 0.5
Q14 〔回答票15〕あなたは、機会があれば、食育の推進にかかわるボランティア活動に参加してみたいとお考えですか。この中から1つだけお答えください。
┌（ア）参加してみたい 24.3
│（イ）参加してみたいとは思わない 73.7 ┐
│（ウ）すでに参加している 2.0 ┴→（Q15へ）
↓
SQ 〔回答票16〕どのような食育に関するボランティア活動に参加してみたいと思いますか。この中から3つまであげてください。（3M.A.）（N=453）
（ア）子どもに対する食育活動 45.5
（イ）生活習慣病の予防など健康づくりのための活動 60.5
（ウ）郷土料理、伝統料理などの食文化継承活動 37.3
（エ）食品の安全性など適切な食品選択のための活動 46.1
（オ）食品廃棄や食品リサイクルに関する活動 35.5
（カ）農林漁業などに関する体験活動 18.5
（キ）食育に関する国際交流活動 8.2
その他（ ） 0.4
特にない 0.9
わからない 0.4
（全員に）
Q15 〔回答票17〕あなたは、スーパーマーケット・食料品店や飲食店等での取組や情報で、利用しているものがありますか。この中からいくつでもあげてください。（M.A.）
（ア）栄養バランスのとれた食品・料理の提供 15.7
（イ）食に関する情報の店内掲示・レシピ等の配布 33.1
（ウ）店舗内催事場での食生活改善相談・指導 3.0
（エ）地域の産物・旬の食材を利用した食品・料理の提供 22.5
（オ）地場産物コーナーや産地・生産者に関する情報提供 21.6
（カ）工場見学や産地での農業・収穫体験イベントへの参加 3.8
（キ）小分け、ばら売りなど量を選択できる販売方法 24.4
その他（ ） 0.8
特にない 36.6
わからない 1.3
Q16 〔回答票18〕あなたは、テレビや新聞、雑誌などマスメディアでの情報や番組で、普段の食生活に役立てたり、参考にしているものがありますか。この中からいくつでもあげてください。（M.A.）
（ア）食の安全性や健康被害などの食に関する事件の情報 46.6
（イ）健康づくりや食生活改善に役立つ情報 40.9
（ウ）地域の産物や旬の食材に関する情報 26.5
（エ）献立・料理・レシピなど調理に関する情報 49.6
（オ）人気料理店などグルメ情報 29.2
（カ）大食い、早食いなど娯楽情報 4.2
その他（ ） 0.2
特にない 16.2
わからない 0.6
Q17 〔回答票19〕あなたは、今後の食生活で、特にどのような面に力を入れたいと思いますか。この中からいくつでもあげてください。（M.A.）
（ア）家族や友人と食卓を囲む機会の増加 30.8
（イ）食事の正しいマナーや作法の習得 20.8
（ウ）地域性や季節感のある食事の実践 30.1
（エ）地場産物の購入 32.4
（オ）食べ残しや食品の廃棄の削減 45.5
（カ）生産から消費までのプロセスの理解 9.9
（キ）食品の安全性への理解 51.0
（ク）栄養バランスのとれた食事の実践 61.1
（ケ）規則正しい食生活リズムの実践 42.1
特にない 5.3
わからない 0.8
最後に、ご回答を統計的に分析するために、あなたご自身のことについて伺います。
F1 〔性〕
男性 44.3
女性 55.7
F2 〔年齢〕あなたのお年は満でおいくつですか。
20～24歳 3.9
25～29歳 4.0
30～34歳 6.4
35～39歳 8.4
40～44歳 8.4
45～49歳 8.0
50～54歳 8.1
55～59歳 9.9
60～64歳 11.2
65～69歳 13.2
70歳以上 18.4
F3 〔本人職業〕あなたのご職業は何ですか。
職業の内容を具体的に記入してから、下の該当する項目に○をつける。
〔 〕
自営業主 12.4
農林漁業 2.1
商工サービス業 8.8
自由業 1.5
家族従業者 4.0
農林漁業 0.4
商工サービス 3.3
自由業 0.3
雇用者 42.1
管理職 1.5
専門技術職 1.7
事務職 16.4
労務職 22.5
無職 41.5
主婦 23.4
学生 1.3
その他の無職 16.8
F4 〔未・既婚〕〔回答票20〕失礼ですが、あなたは結婚していらっしゃいますか。この中から1つだけお答えください。
（ア）既婚（有配偶） 73.6
（イ）既婚（離・死別） 12.5
（ウ）未婚 13.6
NA 0.3