東京大学

概要
調査番号 1481
調査名 第62期弁護士キャリアパス第2回郵送調査, 2014
寄託者 第62期弁護士キャリアパス研究会
利用申込先・承認手続き 利用方法の詳細はこちら

SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる
教育目的(授業など)の利用 教育(授業・卒論等)も可

利用期限

一年間
データ提供方法 ダウンロード
オンライン集計システムSSJDA Data Analysis 利用不可
調査の概要  本調査は,日本学術振興会科学研究費補助金(科研費)の交付を受けて,宮澤節生を研究代表者とする第62期弁護士キャリアパス研究会が2014年1月6日から3月31日にかけて実施した,第62期弁護士のキャリアパスに関する第2回郵送調査である。
 現在,若手弁護士の急速な増大に関して,多様な実務分野や業務環境への若手弁護士の進出状況が報じられる一方で,法曹資格取得の前段階や,修習後の就職先確保や実務に就いた直後の段階について,若手弁護士が直面する困難や課題もしきりに議論されている。本調査は,研究計画を立てた時点では実務経験を有する最も新しいグループであった第62期の弁護士全員を対象として,その実情を把握することを目的としたものである。最終的には,若手弁護士が直面する問題・課題に対策を講じて,その意欲が十分に発揮できる環境を整備するための,基礎的データを獲得することに貢献したいと考えている。
 第2回調査となる今回は,第1回調査後3年間の変化の有無と,変化があった場合の態様を把握することにより,新人弁護士のキャリア形成のあり方とその差異に作用する要因を解明することを目的とした。
 なお,第1回郵送調査は1480を参照のこと。
データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計) 量的調査
量的調査: ミクロデータ
調査対象 旧司法試験に合格した現62期弁護士および新司法試験に合格した新62期弁護士
調査対象の単位 個人
サンプルサイズ 406名(回収率19.5%)
調査時点 2014年1月6日~2014年3月31日
対象時期
調査地域 日本
標本抽出 母集団/ 全数調査
日本弁護士連合会の所有する第62期弁護士全員の名簿(2013年12月時点)を用いた全数調査
調査方法 自記式調査票
自記式,郵送調査
調査実施者 第62期弁護士キャリアパス研究会,実査は(一社)中央調査社
DOI
委託者(経費) 日本学術振興会科学研究費補助金「基盤研究B」(2010~2014年度,研究課題番号:22330038),公益財団法人日弁連法務研究財団
寄託時の関連報告書・関連論文 宮澤節生・石田京子・藤本亮・武士俣敦・上石圭一,2014,「第62期弁護士第2回郵送調査第1報――調査の概要と記述統計」『青山法務研究論集』(9),2014年
SSJDAデータ貸出による二次成果物 二次成果物一覧はこちら
調査票・コードブック・集計表など 調査票 】 【 集計表
主要調査事項 (1)合格した司法試験
合格した司法試験の種類,合格した司法試験の選択科目,合格年,合格するまでの受験回数

(2)法科大学院
修了した法科大学院,修了年月,修了したコース・課程,学部で取得した学位,法科大学院で履修した科目,法科大学院は有益だったか

(3)司法修習
配属裁判所,司法修習は有益だったか

(4)職場(事務所)
登録時期,登録弁護士会,職場の所在地,所在地の市区町村内の弁護士数,職場の弁護士数,職場の種類,職場での地位,同一事務所内での地位の異動,現在の職場を選択した理由

(5)労働時間
週当たりの平均総労働時間,3年前の労働時間との比較,労働時間の業務活動への配分,民事分野業務における時間配分,業務分野別の労働時間配分,依頼者・所属組織の種類と労働時間配分

(6)弁護士をしている理由
弁護士をしている理由

(7)所得・満足度
2013年の年収,3年前の年収との比較,弁護士としての職業生活全体の満足度,職業生活の各項目の満足度(仕事の責任,給与,労働時間管理,など)

(8)キャリアを積む上での負担
キャリアを積む上で負担になっていること,自身・配偶者の出産・育児の経験,出産・育児による業務への影響,出産・育児にともなう産休・育児休暇の取得

(9)ワーク・ライフ・バランス
自身の考えるワーク・ライフ・バランスについての考え,現実の仕事と個人・家庭生活のバランス,仕事,個人・家庭生活,休養の時間は取れているか

(10)将来への不安
将来への不安,3年前の将来への不安との比較,不安を感じる要因,不安の要因として最も大きいもの

(11)各業務分野の評価
知的・技能的難易度が高いと思う分野,社会的に意義が大きいと思う分野,収益性が高いと思う分野

(12)フェース項目
性別,生年,配偶者の有無,配偶者の職業,配偶者の年収,家族構成,学歴(在籍経験のある大学・大学院),海外での学位取得の有無,弁護士登録以前の職歴

※法科大学院名,配属裁判所名は非公開
公開年月日 2023/09/20
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SSJDAオリジナルトピック 法律
雇用・労働
バージョン 1 : 2023-09-20
特記事項