概要 |
調査番号
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0999
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調査名
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変動期における投票行動の全国的・時系列的調査研究(JESⅣ SSJDA版),2007-2011
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寄託者
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JESⅣ研究会(平野浩・小林良彰・池田謙一・山田真裕)
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利用申込先・承認手続き
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利用方法の詳細はこちら
SSJDAが利用申請を承認したときに利用できる |
教育目的(授業など)の利用
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教育(授業・卒論等)も可 |
利用期限
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研究はなし教育は一年 |
データ提供方法
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ダウンロード |
オンライン集計システムSSJDA Data Analysis
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利用不可 |
調査の概要
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本調査は,選挙における投票行動の実態を明らかにし,選挙制度の改変による変動,国際的・国内的な社会構造の変動,インターネット等新たなメディアの発展等による選挙のあり方自体の変化といった今日的要請に応えることを基本目的として実施された全国時系列調査である。また本調査は,本研究メンバーの池田・小林の参加したJESⅡプロジェクト(Japanese Election Study Ⅱ)による1993-96年の7回にわたる全国パネル調査,平野・池田・小林の参加したJESⅢプロジェクト(Japanese Election Study Ⅲ)による2001-05年の9回にわたる全国パネル調査の研究蓄積を継承するものである。
なお,第4波は継続対象者に関しては1年弱の間に3回の調査への協力を依頼することになるため,回答への負担を考慮して質問は必要最小限のものに留め,それ以外の広範な質問は新規対象者に対してのみ行っている。
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データタイプ(量的調査/質的調査/官庁統計)
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量的調査: ミクロデータ
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調査対象
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全国の満20歳以上の男女
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調査対象の単位
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個人
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サンプルサイズ
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【第1波】(2007年参議院選挙後調査) サンプル数 3,000人,回収数 1,673人,回収率 55.8%
【第2波】(2009年衆議院選挙前調査) サンプル数 3,330人,回収数 1,858人,回収率 55.8%
【第3波】(2009年衆議院選挙後調査) サンプル数 2,206人,回収数 1,684人,回収率 76.3%
【第4波】(2010年政治意識調査) サンプル数 3,000人,回収数 1,840人,回収率 61.3%
【第5波】(2010年参議院選挙前調査) サンプル数 3,184人,回収数 1,767人,回収率 55.5%
【第6波】(2010年参議院選挙後調査) サンプル数 2,076人,回収数 1,707人,回収率 82.2%
【第7波】(2011年政治意識調査) サンプル数 3,000人,回収数 1,658人,回収率 55.3%
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調査時点
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2007-09-15 ~ 2007-10-01
【第1波】(2007年参議院選挙後調査) 2007年9月15日(土)~10月1日(月)
【第2波】(2009年衆議院選挙前調査) 2009年8月19日(水)~8月29日(土)
【第3波】(2009年衆議院選挙後調査) 2009年9月1日(火)~9月23日(水)
【第4波】(2010年政治意識調査) 2010年1月20日(水)~2月17日(水)
【第5波】(2010年参議院選挙前調査) 2010年6月30日(水)~7月10日(土)
【第6波】(2010年参議院選挙後調査) 2010年7月12日(月)~8月4日(水)
【第7波】(2011年政治意識調査) 2011年11月16日(水)~12月9日(金)
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対象時期
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2005 ~ 2007
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調査地域
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全国
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標本抽出
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確率: 多段抽出
【第1波】(2007年参議院選挙後調査)
標本数:3,000人
地点数: 193市区 194地点
24町村 24地点
計217市区町村 218地点
抽出方法:層化2段無作為抽出法
【第2波】(2009年衆議院選挙前調査)
上記,第1波調査の完了者1673人から以後の調査に対する協力拒否のあった24人を除いた1,649人に,新規補充サンプル1,351人を加えた3,000人を正規サンプルとした。正規サンプルが転居,住所不明,調査期間中不在の場合に予備サンプルを使用したが,使用された予備サンプルの総数は330人であった。
【第3波】(2009年衆議院選挙後調査)
上記,第2波調査の完了者1,858人(正規サンプル1,714人,予備サンプル144人)から以後の調査への協力拒否のあった92人(正規サンプル82人,予備サンプル10人)を除いた1,766人(正規サンプル1,632人,予備サンプル134人)に,第2波調査で不能であった者434人(正規サンプル377人,使用対象となった予備サンプル57人)を加えた2,200人(正規サンプル2,009人,予備サンプル191人)を対象者とした。ただしこれらの対象者が転居,住所不明,調査期間中不在の場合には新たな予備サンプルを使用し,これが6人(すべて正規サンプルに代わるもの)であったため,第3波調査でのアタック対象となったサンプルは合計2,206人(正規サンプル2,009人,予備サンプル197人)となった。
【第4波】(2010年政治意識調査)
上記,第2波および第3波調査の少なくとも一方の完了者1,962人から以後の調査に対する協力拒否のあった者を除いた1,782人のパネルサンプルに,新規補充サンプルとして全国市町村の住民基本台帳もしくは選挙人名簿から抽出した1,218人を合わせた,全国の満20歳以上の男女3,000人を対象者とした。新規補充サンプルの抽出に当たっては,継続サンプルにおける年齢層の偏りを補正するため,JESⅢ第4波調査(2004年参院選調査)におけるサンプル補充の例に倣い,調査対象者を20~39歳,40歳~59歳,60歳以上の3つの層に分け,それぞれの層のサンプル数が母集団比率に出来るだけ近くなるようにサンプル抽出を行った。その結果,3つの年齢層の補充サンプル数は20~39歳:680,40~59歳:371,60歳以上:167(継続サンプルは20~39歳:293,40~59歳:610,60歳以上:879)となった。
【第5波】(2010年参議院選挙前調査)
第4波調査(2010年政治意識調査)の対象者3,000人のうち,以後の調査に対する協力拒否のあった89人に関して新たに補充を行った,計3,000人を正規サンプルとした。正規サンプルが転居,住所不明,調査期間中不在の場合に予備サンプルを使用したが,使用された予備サンプルの総数は184人であった。
【第6波】(2010年参議院選挙後調査)
上記,第5波調査の完了者1,767人(正規サンプル1,728人,予備サンプル39人)から以後の調査への協力拒否のあった43人(正規サンプル42人,予備サンプル1人)を除いた1,724人(正規サンプル1,686人,予備サンプル38人)に,第5波調査で不能であった者352人(正規サンプル352人,予備サンプル0人)を加えた2076人(正規サンプル2,038人,予備サンプル38人)を対象者とした。
【第7波】(2011年政治意識調査)
上記,第5波および第6波の少なくとも一方の完了者1,856人から以後の調査に対する協力拒否のあった53人を除いた継続サンプル1,803人に,新規補充サンプルとして全国市町村の住民基本台帳もしくは選挙人名簿から抽出した1,197人を合わせた,全国の満20歳以上の男女3,000人を対象者とした。新規補充サンプルの抽出に当たっては,継続サンプルにおける年齢層の偏りを補正するため,上記第4波調査におけるサンプル補充と同様に,調査対象者を20~39歳,40歳~59歳,60歳以上の3つの層に分け,それぞれの層のサンプル数が母集団比率に出来るだけ近くなるようにサンプル抽出を行った。その結果,3つの年齢層の補充サンプル数は20~39歳:585,40~59歳:332,60歳以上:280(継続サンプルは20~39歳:351,40~59歳:620,60歳以上:832)となった。
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調査方法
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【第1波】(2007年参議院選挙後調査) 面接調査
【第2波】(2009年衆議院選挙前調査) 面接調査
【第3波】(2009年衆議院選挙後調査) 面接調査
【第4波】(2010年政治意識調査) 自記式の郵送調査法
【第5波】(2010年参議院選挙前調査) 面接調査
【第6波】(2010年参議院選挙後調査) 面接調査
【第7波】(2011年政治意識調査) 自記式の郵送調査法
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調査実施者
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JESⅣ研究会(平野浩・小林良彰・池田謙一・山田真裕),実査は社団法人 中央調査社
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DOI
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10.34500/SSJDA.0999
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委託者(経費)
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寄託時の関連報告書・関連論文
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平野浩・小林良彰・池田謙一・山田真裕,2008,
『特別推進研究 変動期における投票行動の全国的・時系列的調査研究《課題番号19001001》―2007年参議院選挙後調査コードブック―』2008年3月
平野浩・小林良彰・池田謙一・山田真裕,2009,『特別推進研究 変動期における投票行動の全国的・時系列的調査研究《課題番号19001001》―2009年衆議院選挙前後調査コードブック―』2009年12月
平野浩・小林良彰・池田謙一・山田真裕,2010,『特別推進研究 変動期における投票行動の全国的・時系列的調査研究《課題番号19001001》―2010年政治意識調査コードブック―』2010年3月
平野浩・小林良彰・池田謙一・山田真裕,2011,『特別推進研究 変動期における投票行動の全国的・時系列的調査研究《課題番号19001001》―2010年参議院選挙前後調査コードブック―』2011年3月
平野浩・小林良彰・池田謙一・山田真裕,2012,『特別推進研究 変動期における投票行動の全国的・時系列的調査研究《課題番号19001001》―2011年政治意識調査コードブック―』2012年3月
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SSJDAデータ貸出による二次成果物
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二次成果物一覧はこちら
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調査票・コードブック・集計表など
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【第1波】(2007年参議院選挙後調査) 調査票 集計表
【第2波】(2009年衆議院選挙前調査) 調査票 集計表
【第3波】(2009年衆議院選挙後調査) 調査票 集計表
【第4波】(2010年政治意識調査) 調査票(新規サンプル) 集計表(新規サンプル) ,
調査票(継続サンプル) 集計表(継続サンプル)
【第5波】(2010年参議院選挙前調査) 調査票 集計表
【第6波】(2010年参議院選挙後調査) 調査票 集計表
【第7波】(2011年政治意識調査) 調査票 集計表
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主要調査事項
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【第1波】(2007年参議院選挙後調査)
(1) 選挙区および比例区における投票候補者・投票政党
(2) 投票候補者・投票政党の決定に関して考慮した事項
(3) 選挙結果に対する態度・評価
(4) 選挙運動への接触と参加
(5) 重要な政策争点に対する態度および各政党の立場の認知
(6) 政党支持,内閣支持,主要政党・政治家に対する感情温度,政党評価
(7) 内閣に対する業績評価および期待
(8) 政治に対する関心,満足度,信頼感
(9) 基本的社会意識,価値観,階層意識,経済状況認知
(10) 情報環境,情報接触,情報行動
(11) 回答者の基本的属性
【第2波】(2009年衆議院選挙前調査)
(1) 小選挙区候補者に関する認知および評価
(2) 投票への参加意識,選挙区情勢認知
(3) 各政党および政党リーダーに対する感情温度
(4) 内閣に対する支持,業績評価,期待,政府の自由回答
(5) 支持政党,拒否政党,政党スキーマ
(6) 今回の選挙における投票予定候補者・投票予定政党,過去の選挙における投票政党
(7) 政策争点態度,各政党の立場認知,経済状況認知
(8) 保革イデオロギー,政治満足度,価値観
(9) 政治的知識,メディア接触
(10) 対人環境
(11) 回答者の基本的属性
【第3波】(2009年衆議院選挙後調査)
(1) 今回の選挙における投票候補者・投票政党
(2) 投票の意思決定に際して考慮した事項
(3) 選挙結果に対する態度・評価
(4) 選挙運動への関心,接触,参加
(5) 各政党のマニフェストの評価,選挙戦で重要だった政策争点に関する態度
(6) 政治,選挙,民主主義,各種アクターに対する態度・価値観・信頼感
(7) 様々な政策的意見
(8) 選挙期間中のメディア接触,政治的知識
(9) 政治への参加経験,団体加入,社会的ネットワーク
(10) 階層帰属意識
【第4波】(2010年政治意識調査)
[全調査対象者]
(1) 2009年衆院選投票政党,2010年参院選投票予定政党,同選挙結果予測
(2) 支持政党
(3) 各政党および政党リーダーに対する感情温度
(4) 内閣支持,内閣のパフォーマンス評価
(5) 自民党のパフォーマンス評価
(6) 回答者の基本的属性
[新規対象者のみ]
(1) 政治的記憶
(2) 選挙制度に関する認知・評価
(3) 現政権および前政権に関する業績評価,閣僚評価
(4) 地方政治・地方行政に関する認知・評価
(5) 政治的有効感,信頼感
(6) 政治参加,団体参加
(7) 社会的価値観,社会意識,階層帰属意識,保革自己イメージ
(8) 社会的ネットワーク
(9) 政治・社会の現状に関する認知・意見・感情
【第5波】(2010年参議院選挙前調査)
(1) 選挙区候補者に関する認知および評価
(2) 投票への参加意識,選挙区情勢認知
(3) 各政党および政党リーダーに対する感情温度
(4) 内閣に対する支持,業績評価,期待,好悪(自由回答)
(5) 支持政党,拒否政党,政党スキーマ,2大政党の各々に対する評価
(6) 今回の選挙における投票予定候補者・投票予定政党,過去の選挙における投票政党
(7) 政策争点態度,各政党の立場認知,経済状況認知
(8) 保革イデオロギー,政治満足度,価値観
(9) 政治的知識,メディア接触
(10) 対人環境
(11) 回答者の基本的属性
【第6波】(2010年参議院選挙後調査)
(1) 今回の選挙における投票候補者・投票政党
(2) 投票の意思決定に際して考慮した事項
(3) 選挙結果に対する態度・評価
(4) 選挙運動への関心,接触,参加
(5) 各政党のマニフェストの評価,選挙戦で重要だった政策争点に関する態度
(6) 政治,選挙,民主主義,各種アクターに対する態度・価値観・信頼感
(7) 様々な政策的意見
(8) 選挙期間中のメディア接触,政治的知識
(9) 政治への参加経験,団体加入,社会的ネットワーク
(10) 日本の状況に対する感情
(11) 階層帰属意識
【第7波】(2011年政治意識調査)
(1) 前回衆院選および参院選における投票政党
(2) 次回衆院選および参院選における投票予定政党
(3) 支持政党,政党評価
(4) 各政党および政党リーダーに対する感情温度
(5) 内閣に対する支持,業績評価,期待
(6) 政治関心,情報接触
(7) 政策争点態度,各政党の立場認知,政策的意見,経済状況認知
(8) 政権交代,「ねじれ国会」,各種アクターに対する認知・態度・評価
(9) 選挙制度に関する認知・評価
(10) 震災・原発事故に関連した認知・態度
(11) 保革イデオロギー,政治満足度,価値観
(12) 日本の状況に対する感情
(13) 階層帰属意識
(14) 回答者の基本的属性
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公開年月日
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2016/03/29
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CESSDAトピック
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詳細はこちら
選挙
政治行動と政治的態度
社会行動と社会的態度
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SSJDAオリジナルトピック
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政治・行政・選挙
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バージョン
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1 : 2016-03-29
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特記事項
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2021年10月18日~英語版データ提供開始
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